埼玉県平野部なぜ暑い? 熊谷地方気象台と熊谷市長に聞いてみた
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コロナ禍で外食を自粛している反動のせいか、自宅で作る土鍋ご飯への憧れが止まらなくなってきたこの頃。
鍋料理もアルミ鍋を使うより、本格的な土鍋の方がテンションあがるし、一度恋焦がれたら止まりません。(ちなみに実生活における恋愛も暴走型でした)
自宅で使う土鍋って、手入れや保管方法が面倒なイメージがして今まで手を出していませんでした。だけど、やっぱりツヤッツヤのほかほか白米が食べたい。
毎日食べるものなんだから、多少手間がかかっても良いじゃないか! と改心。コスパの良い土鍋をゲットするべく、お決まりのカインズ調達へ向かいます。
まずは、土鍋のメリットを確認していきます。
なんといっても、鍋料理がとても美味しそうに見えますよね。(笑)
料理の美味しさは見た目も重要なポイント、土鍋があるだけで“それっぽさ”がでます。
土鍋は陶器ですので、金属鍋と違って熱伝導率がとても低いです。
要するに熱が逃げにくいということなので、一度中身の具材が熱を帯びれば、そう簡単には冷めないので、余熱だけで素材に熱を通すことも可能。
具材が煮崩れしにくいのも、土鍋のメリットのひとつ。例えばおでんに欠かせない「大根」なんかも、煮込みすぎると見る影もなく煮崩れを起こします。
なぜ土鍋だと野菜が煮崩れしにくいかというと、低温のまま具材を煮込むことが出来るから。野菜を煮崩れさせないで味を染み込ませるには、低温(60〜65℃程度)で長時間じっくりコトコト煮込む必要があります。
低い熱伝導率のおかげで、火にかけても温度が徐々にしか上がらない土鍋は、煮込みにもってこいなんですね。ほっくりと食材の旨味を引き出してくれます。
反対に、土鍋にはデメリットもあります。
陶器でできた土鍋は、落とせば即割れるかヒビが入ります。陶器の宿命ですが、取扱はより慎重にせねばなりません。そして厚みのある焼き物なので、重いです。
後ほど詳しく解説しますが、土鍋の使い初めには目止めがマスト。ズボラさんにはこの目止めがちょっと面倒くさいかも...。
急冷・急熱はNG
ステンレスの鍋と違って呼吸する素材である土でできています。日々の利用の中で、熱す・冷やすのタイミングで土鍋は膨張と収縮を繰り返します。その為、急に熱したり冷したりすると、急激な温度変化でヒビ割れや破損がおきてしまいます。(熱したガラスを急に冷やしても、割れてしまいますよね。)
土鍋の底が濡れていないか(湿っていないか)確認し、しっかり土鍋が乾いた状態でまずは弱火からウォームアップするように少しずつ温めるのが正しい方法。
使用後の洗い方にも注意が必要です。急冷もダメージを与えてしまいかねないので、土鍋全体が冷えてから水で洗いましょう。
表面を傷付ける研磨剤成分はNG
クレンザーのような研磨剤は、土鍋表面を削ってしまうことになるので、長期的には水が染み込む原因を作ってしまうことに。スチールたわしなども同様です。
柔らかいスポンジで水洗いがベストです。また、洗剤液を漬け込むと染み込みやニオイ移りの原因に。どうしても使う場合は、少量かつ短時間でササッとやりましょう。
完全に乾いてから格納をしなければいけない
「よく乾かす」ことが不可欠。乾燥が不十分なまましまうと、土鍋が水を吸ったまま長時間ジメジメとした状態で放置することとなり、カビやニオイ移りの原因に。
ガス火にもIHにも使える土鍋で、サイズ展開としては6号、8号、10号の3サイズ。大きさの目安として、6号は1~2名、8号は3~4名、10号は5~6名程度が1つの目安です。
デザインもシンプルで白米映えすること間違いなし。お値段もお買い得なので、土鍋デビューにぴったりの一品です。
【店舗限定・2021秋冬】れんげ受けセット 白 L
箸先が浮くデザインで、テーブルの上が汚れずに箸が転がりにくい「箸先がつかない菜箸」。
こちらの商品は「iFデザインアワード2020」「レッド・ドット・デザイン」を受賞。菜箸・取り分け用箸の置き場所に困っていた方、必見です。
箸先がつかない菜箸 33cm
まずは商品を開封して中身を確認していきます。
箱の中には、土鍋、ふた、IH用の金属板が入っていました。
IH調理器具を使用する際には、この金属板を鍋底に設置することで熱を帯びるとのこと。
新品の土鍋を使う際には、「目止め」が必須です。
土鍋の底部分は釉薬(ゆうやく)のかかっていない素焼き素材なので、新品の土鍋の底は無数の細かな穴が空いており、耐水性が弱い状態。
いきなり使用すると水が強く染み出してしまい、ヒビ割れの原因になるとのこと。そこで、でんぷん質で穴を防ぐことが必要とされており、この作業のことを「目止め」と呼びます。
今回は、米の研ぎ汁に片栗粉を加えてやってみました。
定期的に目止めを行うと、土鍋を強く保つことができるとのこと。焼き物の種類にもよりますが、思い出したら定期的に目止めを行うようにしましょう。
使っていくうちに、土鍋の土部分と釉薬の収縮率の違いから、貫入(かんにゅう)と呼ばれる蜘蛛の巣状の小さなヒビのようなものが発生しますが、定期的な目止めで貫入の隙間を埋め、染み込みを最小限に抑えることができます。
旬の牡蠣を鍋にしたり…
牡蠣鍋の余った出汁で雑炊を作ってみたり…
豚バラと白菜のミルフィーユ鍋を作ってみたり。
外は寒いしコロナもあるけど、土鍋のおかげで家飲みが捗ります。
(土鍋の蓋はしっかり重いので、白菜の水分だけで無水調理もできました)
すっかり土鍋にハマって、普段の炊飯からちょっとした煮物、全て土鍋をフル活用してます。弱火でコトコト煮た、お雑煮のお汁も最高だったなぁ〜。
土鍋のメリット・デメリットをしっかり理解した上で、正しい取り扱い方法を実践しながら土鍋生活を始めてみませんか?