キッチンハイターの正しい使い方をおさらい。花王が教えるつけおき術
リンクをコピーしました
「塩ビ管水鉄砲」とは、塩ビ管(塩化ビニル樹脂のパイプ)で作る水鉄砲です。配管などによく使われている塩ビ管は、カッターやノコギリがあればカットできて加工しやすいので、家庭でも簡単に水鉄砲を作ることができます。
※塩ビ管には用途などによっていくつか種類がありますが、今回はその中でも、給水管などに使われる「VP管」を使用します。
※キャップやエルボ、ソケットなどは配管に使われる部品です。管と管を接続したり延長したりする際に使用されます。
※「TSキャップ」は「VPキャップ」という名称で流通している場合もあります。
まずは塩ビ管を必要な大きさにカットし、TSキャップに穴を開けておくなど、水鉄砲を組み立てる前の準備をします。
塩ビ管は、太さの違うものを2種類用意します。今回は、13×0.5mの管と25×0.5mの管を使用します。
まず13×0.5mの塩ビ管をカットし、35cmの管と15cmの管を1本ずつ切り出します。
次に、25×0.5mの塩ビ管を30cmにカットします。
カットした断面は、紙やすりをかけて滑らかにします。
TSキャップも塩ビ管に合わせて、13と25の2つのサイズを使用します。
TSキャップ25のほうは、真ん中あたりにキリを使って穴を開けておきます。この穴が、水が出る発射口になります。
カットした塩ビ管やTSキャップなどを組み合わせて、水鉄砲を作っていきます。
先ほど穴を開けたTSキャップ25の内側と、塩ビ管25の先端に塩ビ管接着剤を塗ります。塩ビ管の種類によって専用の接着剤があるので、VP管用の接着剤を選びましょう。
TSキャップ25に塩ビ管25をはめ込み接着します。この時、しっかりつくように、そのまま手で30秒以上押さえておきます。
15cmと35cmに切り分けた塩ビ管13を用意し、下の画像のように、2つの管の間にTS45度エルボを置きます。
TS45度エルボの両端に、塩ビ管をそれぞれ差し込み、接着剤を塗ってくっつけます。この時も、管とエルボを30秒以上しっかりと押さえましょう。
塩ビ管13の短いほう(15cm)に、スポンジカバーを差し込みます。
これが水鉄砲の持ち手部分になります。
スポンジカバーをつけていない塩ビ管13の長いほう(35cm)に、TS異径ソケットを通します。
TSキャップ13の内側に接着剤を塗ります。
そこに、塩ビ管13の長いほう(35cm)を差し込み、接着します。
この時も30秒以上、しっかりと押さえてから手を離しましょう。
塩ビ管25(発射口側)に、塩ビ管13(持ち手側)を差し込むと……
塩ビ管水鉄砲の完成です。
Q. 塩ビ管水鉄砲の材料は、どんなところで買えますか?
A. 塩ビ管やキャップなどの材料はホームセンターで買うことができます。様々な規格のものが販売されているので、種類やサイズを確かめてから買うようにしましょう。
Q. 塩ビ管水鉄砲の遊び方は?
A. バケツなどに水を入れておき、水鉄砲を水の先につけます。そのまま持ち手を後ろに引っ張ると、水鉄砲の中に水が入ります。水がたっぷり入ったら、勢いよく押し出して、水を発射させてみましょう。
塩ビ管水鉄砲は、ホームセンターで手に入る材料だけで簡単に作ることができます。アウトドアでの使用や、夏休みの自由工作などにもおすすめです。ぜひ、お子さんと一緒に作って遊んでみてください。