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真っ白な姿が特徴的なエーデルワイス。アルプス山脈などの高い場所に咲く希少な花です。花言葉もすてきで、ヨーロッパでは男性が女性にプロポーズに贈る花としても知られています。
ここではそんなエーデルワイスの花言葉を紹介します。由来となった言い伝えや日本にある品種にも触れていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
エーデルワイスの代表的な花言葉は「大切な思い出」です。他にも、「高貴」「勇気」「忍耐」などの花言葉があります。西洋での花言葉は、「Daring(大胆不敵)」「Noble courage(高潔な勇気)」です。
ヨーロッパでは、エーデルワイスはプロポーズに贈る花ということもあり、すてきな花言葉が多いですね。日本でもよく婚約指輪のモチーフに使われています。大切な人に告白するときに、花言葉と一緒に贈りたい花といえるでしょう。
エーデルワイスの花言葉に怖い意味はありません。ですので、プレゼントをしても相手に失礼にはなりません。また、花言葉を書いたメッセージカードを添えて渡せば、誤解される心配もありません。
エーデルワイスの花言葉は、スイスの言い伝えが由来になったとされています。
昔、ひとりの天使が天界での暮らしに飽きてしまいました。そして地上の生活を体験したいと思い、人間に姿を変えて山の上に降りて暮らし始めます。
そしてある日、天使は山を登ってきた登山家と出会います。登山家は美しい天使に恋をして、何度も天使のもとへ足を運ぶようになりました。けれど天使は登山家をよく思わず、冷たい態度をとってしまいます。
登山家は叶わぬ恋に苦しみ、「美しい天使を見ているだけで苦しい、どうかこの苦しみから救ってください」と神に祈りました。その祈りは聞き届けられ、天使はひとつの花を残して天へと帰っていきました。この残された花が、エーデルワイスだとされています。
この言い伝えから、エーデルワイスの花言葉は「大切な思い出」になりました。天使と登山家の恋の思い出が、エーデルワイスの中に眠っているのです。
あるイタリアの逸話が、エーデルワイスの花言葉の由来になった説もあります。
ひとりの男が山で遭難してしまいます。いつまでたっても返ってこない夫を心配した妻が探しに出ると、男はすでにクレバスの中で息絶えていました。妻は深く悲しみ、「ずっと夫のそばにいたい」と神に祈ります。
泣き崩れる妻をあわれに思った山の神は、彼女の願いを聞き届けました。妻はエーデルワイスに姿を変え、夫の傍らでずっと咲き続けたといいます。この逸話が由来となり、エーデルワイスに「大切な思い出」という花言葉がつけられました。
エーデルワイスは高所に咲いているため、そう簡単には摘み取れません。手に入れるのに危険を伴うことから「勇気」や「忍耐」「大胆不敵」などという花言葉がついたとされています。
さらに、エーデルワイスはドイツ語の「edel(高貴な)」と「weiß(白)」を組み合わせた名前です。合わせて「高貴な白」という意味になり、ここから「高貴」という花言葉がつきました。
エーデルワイスはキク科ウスユキソウ属に分類される多年草です。原産地はヨーロッパのアルプス山脈などの高い山。気温が低く乾燥した環境を好むため、高温多湿の日本ではうまく育ちません。
エーデルワイスは白く星のような形をしています。さらに羊毛のような綿毛が生えていて、まるで雪をかぶっているように見えます。花びらのように見える白い部分は、実は苞葉と呼ばれる葉で、花は苞葉の中心にある黄色い部分です。開花時期は5〜6月頃です。
エーデルワイスはスイスの国花として知られています。さらに鎮痛や鎮静作用があるとされ、ヨーロッパでは古くから自然療法に用いられてきました。近年は美容効果でも注目され、スキンケア用品にも使われています。
野性のエーデルワイスは年々数を減らしており、今では法律で保護されるほど貴重なものになりました。そのため、品種改良はあまり進んでいません。
日本では、ウスユキソウ属の植物をエーデルワイスと呼びます。このウスユキソウ属をいくつか紹介します。
エーデルワイスの日本での栽培は難しく、切り花はほとんど流通していません。エーデルワイスの花を贈りたいときは、ドライフラワーを選びましょう。花束やブーケはもちろん、他の花と一緒にカゴに入れても、リースにしてもおしゃれです。
ヨーロッパではプロポーズの花として知られていますので、大切な人に向けたプレゼントにぴったりです。また、エーデルワイスは2月13日、2月19日、5月1日、5月3日、5月8日、6月19日、8月18日の誕生花です。この日に生まれた人に、バースデープレゼントとして贈っても喜ばれるでしょう。
花言葉といっしょに、エーデルワイスをモチーフにしたアイテムを贈るのもいいアイディアです。ネックレスやブローチなど、さまざまなアクセサリーが販売されていますよ。また、「大切な思い出」という花言葉と純白の花が咲くことから、エーデルワイスは婚約指輪のモチーフにも使われています。
高い山で純白の花を咲かせるエーデルワイス。花言葉は「大切な思い出」「高貴」「勇気」「忍耐」です。せつない言い伝えが由来となっていますが、全体的にいい意味ばかりで怖い意味はありません。贈り物にも好まれる花です。
大切な人へのプロポーズに、親友や家族の誕生日プレゼントに、エーデルワイスを贈ってみてはいかがでしょうか。