【乙女心に刺さる花言葉】ロマンチック花束選手権
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梅雨の時期を華やかに彩る紫陽花の楽しみ方は1つではありません。紫陽花はドライフラワーにしても楽しめる花です。
紫陽花のドライフラワーは、自宅でも簡単に作れます。この記事では、ドライフラワーに向いている紫陽花の品種や、ドライフラワーの作成方法やポイントなどについて詳しく紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
紫陽花のドライフラワーは、花屋などで売っている切り花や自宅で育てている紫陽花で作れます。
紫陽花は花が大きく華やかなので、ドライフラワーにしても見栄えがいいです。綺麗な茶色になるため、シックな雰囲気にもなります。
紫陽花にはさまざまな種類があります。ここでは、ドライフラワーに向いている紫陽花の種類について解説します。
秋色紫陽花とは、アンティークカラーに変化した紫陽花のことです。通常の開花時期に咲いた紫陽花は時間をかけて色あせていき、まるでアンティークのような色合いになります。
花が咲き終わっても剪定せずに、ゆっくりと退色させることがポイントです。また、綺麗に退色するように品種改良された紫陽花も存在します。
アナベルは北アメリカ原産です。手まりのようなかわいらしい見た目が特徴で、水分の含有量が少なくドライフラワー向きの紫陽花です。
アナベルの咲きはじめは薄緑ですが、徐々に白色に変化し、初夏には純白の美しい花が楽しめます。そこから数か月程度かけて退色していき、秋ごろには落ち着いた秋色のペールグリーンに変化します。
ミナヅキは日本原産の紫陽花です。6月ごろに開花することから、水無月とつけられたともいわれています。別名ピラミッド紫陽花とも呼ばれており、ピラミッドのようなフォルムが特徴です。
ミナヅキの咲きはじめは薄緑ですが、徐々に白色に変化していきます。数か月程度かけて退色していき、秋ごろには秋色ピンクや赤に変化します。
カシワバアジサイは北アメリカ東部原産です。ミナヅキ同様にピラミッドのような円錐型のフォルムですが、葉が5~7つに深く裂けており柏の葉のような形なので、カシワバアジサイという名前がつけられました。
初夏ごろは白色の花を咲かせ、徐々にライムグリーンに変化します。数か月程度かけて退色し、秋ごろには秋色ピンクになります。
西安は西洋紫陽花の1種で、北アメリカ原産です。西安の魅力はそのボリューム感です。ドライフラワーにしても存在感があり、豪華な見た目になります。
色の移り変わりも美しく、咲きはじめは薄緑→紫→ピンク→青みがかった薄紫、とさまざまなカラーへの変化するのも特徴です。
数か月かけて退色し、秋ごろにはスモーキーなグリーンになります。
ドライフラワーを作る際には、傷んだ花は取り除いておきます。茶色くなって傷んでいるものは取り除き、葉も取っておくことがポイントです。
葉を残しても構いませんが、取り除いた方がドライフラワーにした際に手入れも簡単ですし、美しくみえます。葉もつけてドライフラワーにしたい場合は、傷んだ葉だけ取り除いておきましょう。
紫陽花をドライフラワーにする方法は3つあります。以下では、それぞれの方法とポイントについて解説します。
ハンギング法はドライフラワーの作り方でもっともオーソドックスな方法で、花を下に向けてつるし乾燥させます。ハンギング法の手順は以下のとおりです。
手軽に作れるため、ドライフラワー初心者にもおすすめです。また、乾燥途中もインテリアとして使えます。
購入したばかりの紫陽花をすぐにドライフラワーにするのではなく、まずはしっかりと吸水させましょう。
花に水分を吸収させてから乾燥させることで、シワがよりにくくなり美しいドライフラワーになります。吸水させたらすぐに乾燥させましょう。
乾燥途中で抜けないように紐はきつく巻いておきます。また、束にすると花が潰れる可能性があるため、一房ずつ乾燥させましょう。
乾燥に時間がかかると色が悪くなるケースもあるため、できるだけ早めに乾燥させることもポイントです。
紫陽花を少量の水にいけて、徐々に水分を抜いていく作り方です。花を下に向けずに乾燥させられるため、ふんわりとしたフォルムを保ちやすく、紫陽花に向いています。
作成手順は以下のとおりです。
花瓶に入れる水が多いと蒸発しにくくなるため、少なめにします。また、水の入れ替えも必要ありません。
ハンギング法同様に完全に乾燥するまでに時間がかかってしまうため、色が悪くなる可能性もあります。
乾燥剤を用いて紫陽花を乾燥させる方法で、鮮やかな色合いを残せます。
花を一輪ずつ分けた方がよいため、アクセサリーなどに向いています。
シリカゲルはドライフラワー用を使いましょう。花びらの間にも入り込みやすい粉末状になっており、花の形を保ちやすいです。
また、ガラス瓶などの保存容器でドライフラワーを作れば、そのままインテリアとして飾れます。
紫陽花のドライフラワー作りに適した季節は、高温が続くような真夏、もしくは秋のはじめごろです。この時期の紫陽花は花や茎の水分が少なくなっているため、乾燥にかかる時間が短くなります。
対して、梅雨時期などの雨が続くような季節は湿気が多く、綺麗に乾燥させることが難しいです。梅雨に限らず、雨が続く時期は避けましょう。
紫陽花のドライフラワーはそのまま飾るのではなく、アレンジにも適しています。以下では、3つのアレンジ方法を紹介します。
紫陽花のドライフラワーはアンティークな雰囲気が魅力です。そのため、かごやガラス、ブリキといった容器に入れるだけで、シックでおしゃれな雰囲気になります。
紫陽花のドライフラワー単品で飾るのではなく、他のドライフラワーと一緒に飾るのもおすすめです。ドライ・イン・ウォーター法で作った場合は、花瓶のまま飾っても構いません。
リースやスワッグは定番のアレンジですが、紫陽花の大きさや色合いによって異なる印象を与えられます。
他のドライフラワーとあわせて楽しむこともできるため、飾る場所に応じてアレンジするとよいでしょう。
ドライフラワーはアクセサリーにアレンジすることも可能です。紫陽花のドライフラワーをレジンでコーティング、硬化させれば、ピアスやネックレス、髪飾りなどに使えます。
手間はかかりますが、世界に1つだけのオリジナルアクセサリーができあがります。
紫陽花と相性のよい草花としては、以下が挙げられます。
これらは、ドライフラワーにしやすく紫陽花との相性もよいです。
紫陽花はドライフラワーにしても楽しめる花です。庭で育てている紫陽花でも購入した紫陽花でも作れるため、紫陽花を長く楽しみたいのならチャレンジしてみるとよいでしょう。
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