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自分で好きな植物を育てて楽しみたいと考えている人も多いでしょう。この記事では、多肉植物に興味をもっている人に向けて、多肉植物の概要やどのように育てればよいかについて解説します。多肉植物の種類や増やし方、植え替え方法、おすすめの多肉植物について紹介するため、ぜひ参考にしてください。
多肉植物は、見た目がぷにぷにしている植物です。世界中にさまざまな多肉植物が存在しており、サボテンやエアプランツも多肉植物の一種です。インテリアプランツとしても高い人気があります。
多肉植物のくわしい特徴については以下で解説するため、あわせて参考にしてください。
多肉植物は種類が豊富でそれぞれ生息地が異なります。生息地によって成長速度もさまざまです。見た目がぷにぷにしているのは、葉や根に水分をためられる仕組みになっているからです。そのため、塩分が多い場所や乾燥した場所でも育ちます。
多肉植物は1万5,000種類があるといわれています。おおまかに季節の種類型がわけられており、春秋型、夏型種、冬型種があります。育てるときは季節の種類型の特徴にあわせて管理しましょう。
ここでは、多肉植物を育てるために行うべき準備について解説します。ただし、鉢に植えて整えられている多肉植物を購入する場合、以下の準備は不要です。
多肉植物を育てるときは水はけのいい土を選びましょう。多肉植物用に配合されている市販の土がおすすめです。また、鉢は、育てる多肉植物の大きさに適したものを選んでください。多肉植物の大きさに対して鉢が小さいと、根腐れを引き起こす可能性があるため要注意です。素焼きの鉢は通気性が高く、多肉植物の状態を適切に保てます。鉢のサイズにあう鉢底ネットや鉢底石も必要です。
多肉植物を植え替える際は土や鉢を用意する必要があります。植え替え時には、はさみ、スコップ、ピンセット、割りばしまたは木製のマドラーもあると便利です。
多肉植物の種類は自分が好きなものを選びましょう。ただし、状態のいい苗を選んだほうが元気に育てやすいです。具体的な苗の選び方については以下で解説します。
状態のいい苗は葉がしっかり生えており、はっきりとした緑色をしています。表面に毛や粉がついているタイプは、なるべくたくさんついているものがいいです。種類によって成長する時期が異なるため、成長する時期が近いものを選んだほうが育てやすくなります。
多肉植物は育つ季節の種類型によって管理方法が異なります。以下では、具体的な管理方法を解説します。
春秋型種は日の当たる場所に置いて育てます。春と秋には鉢底からあふれるまでしっかり水を与えましょう。一方、夏や冬はほとんど水を与えません。
夏に水を与えたい場合は、霧吹きで葉に吹きかける程度で十分です。高温多湿の状態が続くと根腐れにつながるため注意してください。冬に水を与えないのは耐寒性を高めるためです。
多肉植物の春秋型種としては、主に以下のものがあります。
春秋型種と同じく、日当たりのいい場所に置いて育てます。春や秋の水やり方法も同様で、たっぷりと水を与えます。夏は暑さが和らぐ夕方以降に水やりをしてください。
冬にも水を与えますが、月に1~2回程度でも構いません。冬もきちんと日が当たるようにしておき、なるべく暖かい日の日中に水を与えましょう。
多肉植物の夏型種の主な種類は、以下のとおりです。
冬型種の多肉植物の育て方は、種類によって異なります。種類に適した方法を確認し、きちんと管理しましょう。
冬型種の多肉植物としては、主に以下の種類があげられます。
ここからは、多肉植物の植え替え方法について解説します。準備の方法については、「多肉植物を育てるときに必要な準備」を参考にしてください。
簡易ポットに入っている苗は植え替えが必要です。鉢に入った状態の多肉植物も、成長の具合に応じて植え替えましょう。成長すると根や株が伸び、鉢の大きさがあわなくなるからです。また、土が劣化すると水はけが悪くなり、根腐れや根詰まりが起きます。植え替えの際に根の状態を確認して整えてください。
植え替えに適したタイミングは成長期の直前です。成長期は種類によって違い、春秋型と夏型は4~5月頃、冬型は9~11月頃となっています。植え替えの頻度は1~2年に1回が目安です。ただし、梅雨、真夏、冬を避け、土が乾いているときに植え替えましょう。
多肉植物の植え替えの手順は以下のとおりです。
植え替えは土も株も乾燥した状態で行いましょう。植え替え後は3~4日程度あけ、土に根がある程度馴染んでから水やりをします。
多肉植物は増やして楽しめます。ここでは、多肉植物を増やすための3つの方法を解説します。
葉を切り取り、日陰で根を生やす方法です。葉が出てきたら根に土を被せて成長させます。比較的葉が薄い多肉植物であれば、簡単に増やせるためおすすめできます。
ただし、切り取った部分に雑菌が繁殖しないよう、夏場は避けたほうが無難です。
剪定し、葉を取り除いた茎を使用する方法です。根が出てきたら、根を土に挿して育てていきます。直射日光が当たらず、風通しのいい場所に置きましょう。剪定により取り除いた部分を再利用できるため、無駄なく多肉植物の魅力を楽しめます。
植え替え時に株をわける方法です。子株ができていれば、簡単に多肉植物を増やせます。多肉植物のタイプによっても株分けの方法は異なりますが、新しい鉢を用意して株を別々に植え替えます。
多肉植物を育てるときは、気をつけるべき点がいくつかあります。注意点やポイントを具体的に解説します。
害虫は、新芽や花芽などやわらかい部分につきやすいです。たとえば、ハダニ、アカダニ、アブラムシ、コナカイガラムシ、カイガラムシ、ワタムシ、ナメクジ、ネジラミなどの害虫があげられます。害虫がつくと多肉植物が弱り、枯れや成長不良につながります。もともと弱っている場合も害虫がつきやすいため、注意しましょう。
害虫がつきやすいのは暗い場所や狭い場所です。乾燥や風通しの悪さも害虫発生の原因になります。ほかの植物にうつる可能性もあるため、みつけたら取り除いてください。
病気としては、細菌により引き起こされる軟腐病や、カビが原因のうどん粉病などがあります。根腐れにも注意しましょう。
剪定に適しているのは気温が10~30度の時期です。この気温になると光合成が盛んになります。光が足りていない多肉植物は見た目が弱々しく、葉緑素も少なくなっています。まずは少しずつ日の光に当て、光合成を促しましょう。ある程度光合成が行われたら、状態をチェックして剪定すべきか判断してください。
多肉植物を元気に育てるためには、日当たりや通気性に気をつける必要があります。単に日当たりがいい場所に置くだけでなく、高温多湿を避けましょう。日の光に当てて光合成を促す必要がありますが、葉やけに注意が必要です。冬にもしっかり光が届くようにし、成長に影響が出ないようにしてください。また、水やりは土が乾いてから行うのが基本です。
多肉植物にはたくさんの種類があり、大きめの寄せ植えはもちろん、小さな鉢植えにも魅力があります。複数の株を一緒に植えるなら、育つ環境が似ている種類を選ぶと育てやすいです。大きめの鉢にさまざまな多肉植物を集めたり、ガラスのビンや流木などを組みあわせてアレンジしたりしても素敵です。多肉植物の特徴を考慮しながら楽しみましょう。
ここからは、おすすめの多肉植物について、具体的な品種名や特徴を紹介します。
ハオルチア属は比較的弱い光で成長できるため、室内でも育てやすい春秋型の多肉植物です。軟葉系と硬葉系に大別されます。軟葉系は葉が柔らかく透明であるのに対し、硬葉系は葉が固くてとがっています。
一般的によく知られており、薬の代わりに育てている家庭もあります。直射日光や寒さにも強く、冬に雪が積もらない地域では外で育てられます。
ガステリア属の臥牛は、厚みのある大きな葉が特徴的な多肉植物です。牛が寝ているようなフォルムから名前がつけられています。ガステリア属は全般的に極端な気温には弱いため、明るめの日陰で育てる必要があります。
日本にも自生しており、多肉植物のなかでも身近な存在です。暑さや寒さに加えて乾燥にも強いため、日が当たる屋外に置いておけばしっかり育ちます。地植えも可能であり、さまざまな楽しみ方ができます。
葉がロゼット型に伸び、まるでバラの花びらのような見た目です。セダム属と同様、適度に日が当たる環境で育てるのがおすすめです。春秋型種であり、サイズは小さいものから大きなものまであります。葉の形もそれぞれ異なります。
サボテン科は針のようにチクチクしているのが特徴的です。うまく育てられた場合、春から夏にかけて花を咲かせます。
キク科のグリーンネックレスとよばれる春夏型種の多肉植物は、下に垂れて伸びます。セネキオという種類であり、粒のように丸い葉をつけます。高さのある鉢やハンギングタイプの鉢で育てると素敵です。
クラッスラ属にはたくさんの種類があり、さまざまな多肉植物があります。そのなかでも代表的なのはカネノナルキです。樹木のようにみえますが、縁起がいいといわれている多肉植物のひとつです。
アエオニウム属は、ロゼット型のかわいらしい葉をつけます。特に、エケベリアやカシミアバイオレットなどが人気です。葉の色は緑だけでなく、黄や紫などさまざまなものがあります。適度に日に当たる屋外で育てられます。
春秋型の多肉植物であり、耐性のある品種です。センペルビウムとはラテン語で「常に生きている」という意味で、植物としての強い性質を表しています。
かわいらしい見た目が魅力的な多肉植物には、さまざまな種類があります。季節の種類型の特徴を考慮して育てれば、元気に成長していく姿を楽しめます。好きな多肉植物を選び、適切な方法で世話をしましょう。
株式会社カインズでは、たくさんの多肉植物を取り扱っています。ネットショップも充実しており、オンラインで注文した商品を店舗で取り置きする方法もあります。多肉植物の苗や、育てるために必要なものをそろえるためにぜひ活用してください。
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