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ネジバナの育て方|手入れの方法や植え替えの季節などを解説します

クリエイター

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監修者:岩瀬勲

監修者:岩瀬勲

珍奇植物専門店びざーるBotanicalすとあーShield 代表。前職はペット関連に携わっていたが、特にウラボシ科の植物に興味を示し、自己研究で胞子の培養を研究。植物全般に範囲を広げ店舗を開業するに至った。希少種のウラボシ科の培養研究を現在も続けている。

らせん階段のような不思議な姿のピンク色の花を咲かせる「ネジバナ」。山野草として位置づけされている植物で、公園などでも見かける雑草の一種ですが、盆栽として人気の植物です。

鉢植えでも育てられるネジバナは、可愛らしいピンク色の花を楽しんだ後、自家受粉によってたくさんの種を収穫できます。一見簡単そうに思える植物ですが、意外と育てるにはコツが必要です。今回は、ネジバナの育て方について詳しくご紹介します。

ネジバナはどんな植物?

ネジバナはラン科ネジバナ属の小型の多年草です。湿った日当たりのいい場所に生育し、花茎にくるくると沿ってらせん階段のようにピンク色の花をつけます。右巻きと左巻き両方が存在し、割合は1対1で同じくらいです。中には途中でねじれの方向が変わるものもあります。

花の高さは15~40センチ程度で、開花時期は4~9月。多年草なので花を咲かせた後は種を散らし、休眠状態になります。春になるとまた新芽をつけ、花を咲かせます。

ネジバナの栽培のはじめ方

ネジバナ

苗から育てるのがおすすめ

ネジバナは「苗」からでも、「種」からでも育てることができます。しかし、ネジバナの種は特殊で新品の土に撒いても発芽せず、栄養をくれる菌根菌がいないと発芽しないため、基本的には鉢植えの苗を購入して育てるのがおすすめです。

花が終わり種を収穫したら、すぐに親株の周辺に撒きましょう。菌根菌の力を借りることで、種からスムーズに育てることができます。

ネジバナは「地植え」「鉢植え」どちらでも育てられる

ネジバナは、地植えと鉢植えのどちらでも育てられます。なお、冬に霜柱が発生する地域では、越冬のために鉢植えがおすすめです。

地面に自生しているネジバナを鉢に移す際は、周囲の土ごと掘り起こして鉢に植え付けることが大切です。菌根菌も一緒に移すことで、ネジバナの成長がスムーズになります。

ネジバナを育てる環境

ネジバナを育てる環境

ネジバナが好む日当たり・温度

ネジバナは一年を通して日当たりのいい場所を好みます。日当たりの悪い場所で育てると、ひょろひょろと間延びした茎になってしまいます。

ただ、夏の日差しの強い日は、葉焼けを起こす可能性があるので、適度に遮光してあげましょう。

ネジバナは寒さにも耐性がありますが、霜が降り霜柱が発生すると根が凍ってしまい枯れてしまいます。寒い地域で育てる場合は、鉢植えにして室内に入れてあげたほうがよいでしょう。

ネジバナの水やり

地植えの場合は、雨が降っている日以外は1日1回水をあげましょう。冬場は2~3日で土の表面が乾燥してきたら水をあげます。

冬場は水やりを控えめにする植物が多いですが、ネジバナは比較的水を必要とするため、水を控える植物と同じ頻度で水やりをしているとネジバナは枯れてしまいます。冬場の乾燥に気をつけましょう。

鉢植えの場合は特に乾燥に気をつけましょう。1日1回水をあげても乾いてしまうような場合は、乾燥を防ぐためもう2回りほど大きいサイズの鉢で覆う「二重鉢」にしたり、素焼き鉢ではない鉢に植え替えたり、1日2回水やったりをするなど、とにかく乾燥させないように注意しましょう。

ネジバナの土と肥料

ネジバナの土と肥料

ネジバナを育てる土

ネジバナは乾燥に弱いため、水持ちのいい土で育てましょう。市販の草花用や山野草用の培養土は水持ちがよくおすすめです。水苔でも栽培することができます。

自分で配合する場合は赤玉土や鹿沼土を使用し、保水力を高めた配合にします。その場合は、土の乾燥を防止するため、土の温度や湿気の変化が穏やかになる「二重鉢」にすることをおすすめします。

ネジバナに与える肥料

ネジバナは肥料の量が多いと大きく育ちすぎてバランスが悪くなるので、生育に問題がない場合、肥料は必要ありません。

もし、ネジバナの生育が遅いようであれば、開花前の4~5月頃と10月頃に緩効性肥料を少量与えると良いでしょう。

ネジバナは「種まき」か「株分け」で増やせる

ネジバナの増やし方には、「種まき」と「株分け」があります。

種まき

ネジバナは、7~8月頃に花が終わると、花の付け根が黄色く変色し膨らんだ部分がはじけて種が飛び出てきます。

花が咲いてから種がはじけるスピードが早いので、確実に種を採取したい場合ははじける前に花茎ごと採取して紙袋などに入れておきましょう。時間が経つとはじけて袋の中に種が出てきます。

珍奇植物専門店びざーるBotanicalすとあーShieldさんプロフィール画像

岩瀬さん

出てきた種は、寝かすことなく早めに親株の周辺に撒きましょう。ネジバナは菌根菌がないと発芽しませんが、親株の周りだと確実に菌根菌がいるので発芽しやすくなります。

株分け

ネジバナを株分けで増やす場合、春か秋に茎を数本一組にして株分けします。

株分けの際はハサミなどを使用せず、手でほぐしましょう。根元周りの用土も一緒に新しい用土に移植します。一般的な植物は株分けすると親株と同じ姿をした植物が生えてきますが、ネジバナは葉などの形がまったく違うものが生えてくることがあり、それも楽しみのひとつです。

ネジバナの植え替え

ネジバナの植え替え

鉢植えのネジバナは1年置きに植え替えましょう。盆栽にしている場合は、3~5年に1度で大丈夫です。

植え替えは、花が咲いた後の休眠中か、新芽の出る7~8月に行います。ネジバナは乾燥に弱いので、植え替え中に根が乾燥してしまわないよう、濡らしたティッシュや濡れ新聞で覆うとよいでしょう。

また、根が太く頑丈そうに見えますが、傷つけると枯れてしまいます。掘り起こしの際や、根についた土を取り除く際は優しく扱うように注意しましょう。

ネジバナの病気・害虫

ネジバナは比較的強い植物で、病気にかかりにくい植物ですが、まれにウイルス病にかかることがあります。

ウイルス病にかかると、葉や花がゆがんだり、茎などにまだら模様が入ったりして、生育が阻害されて枯れてしまいます。治療法はなく、感染した株は根元の土ごと破棄しなくてはなりません。

また、春先のネジバナにはアブラムシがつくことがあります。アブラムシはウイルス病を媒介することがあるので、発生した場合は薬剤で駆除しましょう。

ネジバナの害虫駆除におすすめの殺虫剤

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