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ムカデは漢字で「百足」と書くように、たくさんの脚がある虫。ゴキブリ、クモ、ヤモリなどと同様に、家の中に侵入してくる「不快害虫」として扱われています。一方で、何らかの形で人間の生活に役に立ってくれる虫を指す「益虫」としての一面も。実は、ムカデは、ゴキブリを捕食してくれる虫でもあるのです。
ムカデとよく間違えられる虫にヤスデが居ますが、ヤスデは各体節に2対ずつ肢があるのに対し、ムカデには1対ずつの肢しかない点が異なります。ムカデは庭や床下の暗くじめじめした場所のほか、埃やゴミが溜まった室内を好むので、そんな状況を作らないように注意することが重要です。
ゴキブリを捕食してくれるというありがたい一面を持つムカデですが、そもそも、ゴキブリが居る環境だからムカデが出るということでもあります。ムカデは人を咬むという大きな危険性があるので、見つけ次第、駆除はしたほうがよいでしょう。
ムカデは頭の下面に1対の毒あごを持ち、人間が素手で触ると咬みついて激しい痛みを生じさせます。目が退化しているためほとんど触覚に頼って生活し、動いているものに触れると瞬時に反応するのです。もし、咬まれてしまった場合、まずは患部の毒を絞りだしながら水で冷やして洗い流しましょう。抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏が有効ですが、腫れがひかない場合はなるべく早く専門の病院を受診してください。
ムカデを室内に侵入させないために必要な予防方法はこちら。
ムカデは乾燥に弱く、湿った場所を好みます。そのため、湿気が家の中に停滞しやすい梅雨の時期に侵入することが多くなります。ドアや窓は開けっ放しにせず、網戸も隙間があいていないかチェックしましょう。家の周辺を日頃からきれいにすることも、ムカデを寄せ付けない方法の一つ。落ち葉や雑草、植木鉢をそのままにしているとムカデが棲み着くので、できるだけ清潔な環境を保ちましょう。
好物のゴキブリが家の中にいると、ムカデは家に侵入しやすくなります。ゴキブリを定期的に駆除するようにしましょう。
家の周りが薬剤を撒けるような環境であるなら、薬剤を散布するのも良い方法です。ムカデは樟脳(しょうのう)、ヒノキやハッカやローズマリーなどのハーブの香りが苦手なので、これらの香りを利用した薬剤の利用がおすすめ。
ペットや子どもにやさしい仕様の殺虫剤を侵入経路に撒いて置くのも効果的です。
家の中にムカデが侵入してしまった……そんなときはこちらの駆除方法を参考にしてください。
ムカデの急所は頭です。汚れても良い丸めた新聞紙などで、急所の頭を叩きましょう。
速効性や致死効果にすぐれるスプレータイプの殺虫剤を使用します。
ムカデの数が多い場合は、自力での駆除よりも専門業者への依頼がおすすめです。ムカデ駆除の業者は素人では分かりにくいムカデの巣を見つけて駆除をしてくれるほか、それぞれの業者の駆除方法で大量のムカデを駆除してくれます。
ムカデはゴキブリを捕食してくれる益虫もありますが、人間を咬んで激しい痛みを生じさせる側面も。発生する前から家の中への侵入を防止したり、好物のゴキブリを駆除するように予防することが大事です。また、もしも発生してしまったら、急所の頭を叩いたり、速効性のある殺虫剤を使って迅速な駆除に努めましょう。
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