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ドラセナは観葉植物としてポピュラーなグループですが、ドラセナ・コンシンネはその中でも特に人気の種です。とがった見た目が特徴の観葉植物で、30cm~2mの大きさを自分でカットしながら幅広く楽しむことができます。茎が細長く伸びていく性質があり、幹が柔らかいため、曲がった状態でも育てることができます。自分の好きな形に整えながらインテリアのアクセントとして置くのもおすすめです。ドラセナ・マルギナータ・コンシンネの名前で流通しているものも、ドラセナ・コンシンネです。
ドラセナ・コンシンネの原産地はアフリカ南東部のマダガスカルで、暑さには強く、寒さには弱い性質があります。熱帯の植物の中では育てやすく、日本では鉢植えが主流ですが、海外では地植えで栽培することもあります。
そのほか、園芸用のグローブ、土入れ、ハサミなどもあると便利です。
ドラセナ・コンシンネは市販の鉢植えを育てるのが一般的です。植え付け、植え替えは5月~7月頃に行い、鉢底から根が出たり排水が悪くなったら植え替えをしましょう。
ドラセナ・コンシンネは5月~9月に成長し、冬は成長が鈍ります。水やりは成長期の春~秋にかけて、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。生育が鈍くなる冬は土の表面が乾いて数日してから水を与えます。冬の間は葉の乾燥を防ぐために時々霧吹きで葉を湿らせるのがポイントです。
春~秋の成長期は、2カ月に1回化成肥料を与えるか、2週間に1回液体肥料を与えます。観葉植物用の置き肥を与える場合は、2カ月に1回、鉢の内側に沿って置くといいでしょう。
明るい窓辺が最適な置き場所です。耐陰性はありますが日当たりを好む性質なため、春と秋は日当たりのよい場所に置くようにしましょう。ただし、強い直射日光は葉焼けの原因となるため、夏は午後から日が当たらない場所や、直射日光が当たらない明るい場所に移動させます。寒さに弱いため、冬は室内で10℃を下回らない場所に置きましょう。冬も明るい場所に置いた方が元気に育ちますが、窓のそばは冷気が入ってきて傷むことがあるので気をつけましょう。
ドラセナ・コンシンネは剪定次第で大きさを調整することができますが、大きく育ちすぎるのが嫌な場合は、4月~5月頃に剪定します。葉が垂れてくると葉に水が行き渡っていない可能性があるため、霧吹きなどでこまめに葉に水をかける「葉水(はみず)」を行いましょう。葉水をすることでハダニ防止にもなります。手や針金、紐などを使って幹を面白い形に仕立て、インテリアとして楽しみましょう。
Q.ドラセナ・コンシンネを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.ハダニやカイガラムシがつくことがあります。気温が高い季節や日当たりが悪い場所で育てる場合は害虫がつきやすいため、こまめに確認するようにしましょう。見つけ次第取り除くようにし、駆除剤を塗布して予防しましょう。
Q.ドラセナ・コンシンネに適している土は?
A.ドラセナ・コンシンネに適している土は、観葉植物用の培養土か排水性の良い土です。小粒の赤玉土と腐葉土を6:4の割合で配合するか、さらにバーミキュライトやパーライトを加えてもいいでしょう。小さい株であればハイドロカルチャー育てられるので、テーブルの上に飾って楽しむこともできます。
Q.ドラセナ・コンシンネの増やし方は?
A.5月〜9月の間に剪定した枝を土に挿しておけば、挿し木で増やすことができます。まずは枝を先端から10cm〜15cmの長さに切り、ついている葉を2〜3枚残して他の葉を切り落とします。挿し木用の土はあらかじめ育苗ポットに入れ、水を注いで湿らせておきましょう。鉢の中心に穴を開け、切断面の部分を下にして土に挿し、土が乾かないよう水やりをしながら、明るい日陰で管理してください。
ドラセナ・コンシンネは切り戻しをしても上に伸びていく性質があるため、好きな形に仕立てることができます。観葉植物の中でも人気が高く、サイズを自由に調整しながら気軽に育てることができます。
インテリアのアクセントを探している方は、ドラセナ・コンシンネを育ててみてはいかがでしょうか。