裏庭をボタニカルにイメチェン! 手軽に出来るマイクロ家庭菜園!
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せっかく育てるなら、できるだけ長く咲き続ける花を育てませんか? 長く咲き続けてくれるので、苗の植え替えといった手間を省いて少ない労力でお庭を彩ることができますよ。そうは言っても該当するのはどんな花なのかわからないーー。そんな人のために、この記事ではおすすめの「開花時期が長い花」45選を一挙紹介します。
開花時期が長い花は大きく2通りに分けられます。
つまり、上記のパターン1、2をどちらも植えておけば1年中花が絶えない花壇を作ることができるというわけです。さらに、「多年草」(宿根草)を選ぶようにすれば、1度の種まきや苗の植えつけだけで、ほったらかしでも毎年花を咲かせ続けてくれますよ。
ここからは、「春から晩秋まで咲く花」と「秋から春まで咲く花」のそれぞれについておすすめの花を計45種類ほど紹介していきます。
まずは春から晩秋まで咲く開花時期が長い花からまとめました。夏の猛暑を乗り越えて咲き続ける暑さに強い花々がたくさん登場します。
夏を代表する花として言わずと知れたアサガオは、子どもの頃に夏休みの観察日記をつけたという人も多いでしょう。アサガオは夏至を過ぎて昼間の時間が短くなるのを感じて、7月中旬から10月上旬にかけてさまざまな色の花を咲かせます。
形態 | 一年草 |
開花期 | 7月中旬~10月上旬 |
もっと詳しく>>アサガオの育て方とは? 種まきの時期や土と肥料の選び方、水やりのコツなどについて解説
インパチェンスは日陰でも育ち、ピンクや白、オレンジなどの美しい色の花を長期にわたって咲かせます。ホウセンカの仲間で、アフリカホウセンカとの異名も。乾燥に弱く、表面の土が乾く前に水やりをするようにしてください。
形態 | 一年草 |
開花期 | 5月~11月上旬 |
色鮮やかで華やかな花を咲かせるエキナセア。咲いている期間が長いため、夏の花壇で存在感を放ってくれるでしょう。丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者にもおすすめの多年草です。
形態 | 多年草 |
開花期 | 6月中旬~9月 |
エボルブルス(アメリカンブルー)は、夏らしい爽やかな印象を与える花。温暖地では霜が当たらない場所であれば冬越しできますが、冷涼地では鉢植えにして冬は室内に取り込むか、一年草として楽しみます。
形態 | 一年草、多年草 |
開花期 | 4月下旬~10月 |
ガウラは5月〜11月の長期にわたって白や赤、ピンクの可憐な花々を咲かせます。一度植えつければ、ほったらかしでも毎年開花してくれる多年草なのも嬉しいポイント。
形態 | 多年草 |
開花期 | 5月~11月(秋咲き種もある) |
ガザニアは、黄色の花びらの中央が花芯から外側に向かって濃淡に色づくユニークな見た目をもつ花です。溌剌とした見た目の印象の通り、真夏の日光が大好き。温暖な地域では、よく根が張っていれば庭植えで冬越し可能です。
形態 | 多年草 |
開花期 | 4月~10月上旬 |
カンナは真夏の炎天下、大きな葉の間から鮮やかな花を元気に咲かせます。40~200cmまでと品種によってさまざまな草丈があり、特に背丈が大きい品種なら花も葉も大ぶりでトロピカルな雰囲気が際立ちます。
形態 | 多年草 |
開花期 | 6月~10月中旬 |
キバナコスモスは、通常のコスモスより葉幅が広く耐暑性がある花です。園芸品種は草丈が低くコンパクトな草姿が人気です。放任でもよく咲き続けるので、育てやすいでしょう。
形態 | 一年草 |
開花期 | 6月~10月 |
キャッツテールは、ネコジャラシのようにふさふさとした真っ赤な花穂を多数つける花。四季咲き性のため、温度があれば1年中咲き続けます。
形態 | 多年草 |
開花期 | 四季咲き性 |
ケイトウは、花姿がニワトリのトサカに似ていることからその名がつきました。暑さに強く、日当たりのよい場所に植えて夕方などの涼しい時間に水やりをすると長持ち。種まきの時期を工夫すれば夏から秋にかけて長く花を楽しめます。
形態 | 一年草 |
開花期 | 7月~11月 |
もっと詳しく>>ケイトウの種類と花言葉|種まきや植え替えなど育て方やドライフラワーの作り方を解説
コスモスはピンクや白の色味が有名ですが、最近では濃赤、黄やオレンジ色、複色が登場し、年々カラフルになっている花です。秋の代表的な花として知られる一方で、実は早生品種であれば4月頃に種をまくと6月頃から咲き始める花でもあります。
形態 | 一年草 |
開花期 | 6月~11月 |
もっと詳しく>>初心者にもできるコスモスの育て方・栽培方法【解説動画付き】
サルビアは約5,000以上の品種をもち、英名では「セージ」と呼ばれているハーブの一種。かつては夏の花壇を彩る赤い花が一般的でしたが、最近はブルーや紫など涼しげな花色の品種が多く出ています。
形態 | 非耐寒性多年草(一年草扱い) |
開花期 | 6月~11月 |
ジニアは、猛暑の時期にもカラーバリエーション豊かな花を咲かせる、夏の花壇の代表選手。開花時期が長いことから「百日草(ヒャクニチソウ)」とも呼ばれています。
形態 | 一年草 |
開花期 | 5月~11月上旬 |
もっと詳しく>>ジニア(百日草)の育て方|種類や水やりの頻度、肥料の与え方などを解説します
一般的に宿根アスターは「ミカエルマス・デージー」と呼ばれる華やかな色合いの花を咲かせるものと、「孔雀アスター」の名で総称される小さな花が無数に咲くタイプのものなどが該当します。品種によってばらつきがありますが、基本的には開花時期が長い花。
形態 | 多年草 |
開花期 | 6月~10月 |
宿根バーベナ(テネラ)は、コスモスの葉に似た細かく羽状に切れ込んだ葉を持ち、暑さや寒さに強く育てやすい花です。真夏の炎天下でも生育旺盛で、春から晩秋まで咲き続けます。
形態 | 一年草、多年草 |
開花期 | 5月中旬~11月中旬 |
ゼラニウム(ゼラニューム)は欧米ではもっとも人気のある花壇苗のひとつ。日本では梅雨などの高温多湿に耐えられず流通量が限定的でしたが、最近は品種交雑により日本の夏に耐えられる品種が誕生し始めました。こうした改良品種であれば、真夏を挟んでも休むことなく咲き続けるでしょう。
形態 | 多年草 |
開花期 | 3月~12月上旬 |
センニチコウ(千日紅)は、緑の葉と苞(ほう)と呼ばれる花びらのように色づいた葉が印象的な花。色があせにくく長い間飾っておけることからファンが多く、ドライフラワーとしても人気です。
形態 | 一年草、多年草 |
開花期 | 5月~11月 |
一輪だけでもパッと目を引く華やかな花を咲かせてくれるダリア。栽培は比較的カンタンで開花期が長く、豪華で力強く咲く大輪種から、優雅な中輪種や可憐な小輪種、シンプルな一重咲きや変化咲きまで、品種が非常に多い春植え球根です。
形態 | 多年草 |
開花期 | 6月中旬~11月(真夏は咲きにくく、9月中旬~10月が多い) |
もっと詳しく>>ダリアの育て方とは?場所の選び方や水やりのコツ、肥料の与え方や日常の手入れなどについて解説
トケイソウは、放射状に広がる花びらがまるで時計のようであるという奇抜な色や形が印象的な熱帯植物の一種です。果実の収穫が楽しめるパッションフルーツもこの仲間。耐寒性が種類によってさまざまで、関東地方以西の平野部であれば庭植えで冬越しできるものも。
形態 | 多年草 |
開花期 | 5月~10月(種類により期間は異なる) |
もっと詳しく>>パッションフルーツ(トケイソウ)の育て方|栽培の方法や食べ方も解説
トレニアは、紫や赤、ピンクなどのさまざまな色の花を咲かせる熱帯地域が原産の花。夏の暑さにも負けない開花時期が長い花で、ガーデニングの初心者にもおすすめです。
形態 | 一年草、多年草 |
開花期 | 4月~11月 |
もっと詳しく>>トレニアの育て方とは?育てる場所選びや水やりのコツ、肥料の与え方などについて解説
ナスタチウム(キンレンカ)は、ハスのような丸い葉をつけ、金色の花を咲かせます。独特の香りでアブラムシを遠ざけるといわれ、コンパニオンプランツとして利用されることも。春に種まきすると初夏から秋に開花しますが、高温多湿に弱く夏場の管理には注意を。
形態 | 一年草 |
開花期 | 4月下旬~7月、9月~11月上旬 |
ナデシコは英名をダイアンサスと言い、世界中の広い範囲に約300種が分布している非常に種類の多い花。日本には秋の七草の一つであるカワラナデシコをはじめ、ハマナデシコなど4種が自生しています。品種や場所によってはほぼ周年にわたって観賞できるでしょう。
形態 | 多年草 |
開花期 | 4月~8月(四季咲きの園芸品種もある) |
もっと詳しく>>ナデシコの育て方とは? 種まきの時期や水やりのコツ、肥料の与え方などについて解説
ニチニチソウ(ビンカ)は、白や赤、ピンクの花が咲く花です。近年は小花が咲くタイプや花弁が細いタイプ、花弁にフリンジが入るものなど、バリエーションも豊富に。夏の直射日光や乾燥にも強いため、ガーデニング初心者でも育てやすい花として人気があります。
形態 | 一年草 |
開花期 | 5~11月 |
小さな花が集まって咲く手まりのような花姿のバーベナ。花の形が桜の花に似ていることから美女桜(びじょざくら)という素敵な異名も。亜熱帯が原産なので、丈夫で夏でも育てやすいです。
形態 | 一年草、多年草 |
開花期 | 5月中旬~11月中旬 |
バタフライピー(クリトリア、チョウマメ)は熱帯アジア原産の常緑つる性の多年草。新鮮な花はハーブティーとして、乾燥させた花はドライハーブとしても楽しめることから、人気の植物です。
形態 | 多年草 |
開花期 | 6月〜10月 |
もっと詳しく>>バタフライピーの育て方 栽培に適した日当たりや肥料などを解説します
ブーゲンビレアは丈夫で開花時期が長い花。真夏の太陽と青い空がよく似合い鮮烈な色の花を咲かせます。暑さに加えて寒さにも強く、霜が降りない地域では戸外でもよく冬越しします。
形態 | つる植物 |
開花期 | 4月~5月、10月~11月(育成方法により大きく異なる) |
もっと詳しく>>ブーゲンビリアの育て方【カインズ花図鑑】
ブッドレアは長い円錐形の花穂が甘く香り、チョウが集まるため、英名ではバタフライブッシュと呼ばれる花です。一般に栽培されているのは中国原産の落葉低木のブッドレアで、花の少ない7月から10月まで長期間にわたって開花します。
形態 | 低木 |
開花期 | 7月~10月 |
アサガオのようなラッパ型の花を咲かせるペチュニアは、丈夫で初心者でも育てやすいことから人気の花。色や咲き方などバリエーションが豊かで、非常に開花時期が長い花でもあります。一方で、手入れを怠ると茎が方々に伸び放題になってしまうので適度な切り戻しが重要です。
形態 | 一年草、多年草 |
開花期 | 3月~11月 |
もっと詳しく>>ペチュニアの切り戻しを完全マスター!「思い切ってバッサリ」が正解
ベゴニアはとても華やかな花姿が人気。花が小輪で花弁が細く、一重から半八重のハンギングタイプの品種なら、比較的暑さに強く、育てやすいのでおすすめです。
形態 | 多年草 |
開花期 | 4月~10月 |
もっと詳しく>>初心者にもできるベゴニアの育て方・栽培方法【解説動画付き】
ヘリオトロープはハーブとしてよく知られ、熱帯および温帯の各地に約250種が分布していると言われています。花はバニラに似た甘い香りを放ち、紫や白色の小さな花から抽出した精油が香水の原料に。
形態 | 一年草、多年草、低木 |
開花期 | 4月下旬~10月上旬 |
もっと詳しく>>ヘリオトロープの育て方とは?育てる場所や水やりのコツ、肥料の与え方などについて解説
ヘリクリサムの花は赤、黄色、白、ピンク、オレンジと色鮮やかで、光沢がありカサカサとした触感が特徴。ドライフラワーとして人気の花です。原産地では多年草ですが、日本では多湿の環境と寒さに耐えることができないので一年草扱い。
形態 | 一年草 |
開花期 | 6月〜10月 |
ペンステモンは釣り鐘形や、筒状でふっくらした形の愛嬌のある花が連なるように咲き、まるでカラフルな熱帯魚が群れをなして泳いでいるようにも見える花。アラベスクという新品種などは初夏~秋と開花期が長いのが特徴です。
形態 | 多年草 |
開花期 | 6月~7月が多い |
ペンタスは星形のような咲き方が特徴的で、白やピンクなどの小花が密集して咲きます。日当たりのよい場所でよく育ちますが、30度を超えるような猛暑の時期は、日に当てすぎると葉が傷むことがあるので午後からは日が当たらない場所で育てましょう。
形態 | 低木 |
開花期 | 5月~10月 |
もっと詳しく>>ペンタスの育て方とは?育てる場所の選び方や水やりのコツ、肥料の与え方などについて解説
ポーチュラカは真夏の日なたでも元気に育って花を咲かせてくれる花。花色はピンクやオレンジ、赤などがあり、横に広がるようにして育つという性質があります。
形態 | 多一・二年草、多年草 |
開花期 | 5月~10月 |
マリーゴールドは、黄色やオレンジなどの色あざやかな色の花が特徴のキク科の一種。GW頃から初秋までと開花時期が長うので、花壇の強い味方です。
形態 | 一年草(一部多年草) |
開花期 | 4月~12月 |
もっと詳しく>>マリーゴールドの育て方とは? 植える場所選びや水やりのコツ、肥料の与え方について解説
夏の花壇を彩る花として親しまれるモナルダは、暑さに負けず、力強く咲く姿が魅力的です。ガーデンビュースカーレットという品種なら、たくさんの鮮やかな赤い花を初夏から秋まで咲かせてくれます。
形態 | 多年草 |
開花期 | 6月~9月 |
ランタナは和名で「七変化」と呼ばれ、その名の通り、徐々に花の色が変化する不思議な常緑性の花木です。開花期間が長く丈夫なため鉢物としてよく流通するほか、花壇などにも利用されます。
形態 | 低木 |
開花期 | 5月~10月 |
ルドベキアは初夏から夏にかけて黄、赤茶、黄色に赤茶の模様の入った花を咲かせる一・二年草、または多年草。日当たりと水はけのよい場所を好み、病害虫にも強い丈夫な植物です。
形態 | 一・二年草、多年草 |
開花期 | 7月~10月 |
次に紹介するのは、秋から春まで咲く開花時期が長い花。これらは種類が少ないので、寂しくなりがちな花壇に長期間彩りを添えてくれる貴重な存在になるでしょう。
オキザリスは日本ではカタバミと呼ばれ古くから親しまれている植物です。黄、白、ピンク、紫、オレンジなど品種によって小さな色とりどりの花を咲かせます。乾燥に強く耐寒性があるのでとても育てやすく、夏〜秋に植えつけた場合は11〜5月頃に長く開花します。
形態 | 一年草、多年草 |
開花期 | 種により秋咲き、冬咲き、春咲き、四季咲きとさまざま |
もっと詳しく>>初心者にも簡単!オキザリスの育て方
カレンデュラ(キンセンカ)は冬の寒さの中でも鮮やかで力強いオレンジの花を見せてくれる花。性質が強く育てやすいことから、花壇やコンテナに広く利用され、冬の彩りとして重宝されています。
形態 | 一年草、多年草 |
開花期 | 主に12月~5月 |
もっと詳しく>>カレンデュラの育て方とは?育てる場所や水やりのコツ、肥料の与え方などについて解説
冬の花の女王と言われるクリスマスローズ。冬枯れの庭でかわいらしい花を咲かせてくれる貴重な存在で、コアなファンの多い多年草です。
形態 | 多年草 |
開花期 | 1月~3月 |
もっと詳しく>>初心者にもできるクリスマスローズの育て方・栽培方法【解説動画付き】
スイセンは系統によって開花時期が異なりますが、早いもので11月中〜下旬から翌春にかけて開花します。いずれも夏には枯れて休眠に入る多年草です。
形態 | 多年草 |
開花期 | 11月中旬~4月 |
もっと詳しく>>スイセンの育て方【カインズ花図鑑】
パンジーは秋から春まで長期間咲く品種が多く、殺風景になりがちな冬のガーデンになくてはならない存在に。かつては大輪のものをパンジー、小輪で株立ちになるものをビオラと呼んで区別していましたが、現在は複雑に交雑された園芸品種が登場し、区別できなくなっています。
形態 | 一年草 |
開花期 | 10月下旬~5月中旬 |
もっと詳しく>>初心者でもわかりやすいパンジーとビオラの育て方
パンジーと並んで、冬のガーデンになくてはならない存在として地位を築いたのはビオラです。パンジーもビオラも、単体で植えてもきれいですが、ほかの植物と組み合わせて華やかな寄せ植えを作るのもおすすめです。
形態 | 一年草 |
開花期 | 10月下旬~5月中旬 |
もっと詳しく>>初心者でもわかりやすいパンジーとビオラの育て方
ローズマリーは料理や香料に使われるハーブで、青紫やピンク、白などの小さな花を11月~5月に咲かせます。花色以外に葉色のバリエーションが豊富なのも魅力のひとつで、種類により立ち性、ほふく性、その中間の樹形があります。
形態 | 低木 |
開花期 | 11月~5月(種類により夏も咲くものがある)/収穫期:4月~11月(冬も控えめなら可) |
もっと詳しく>>ローズマリーの育て方|種類や栽培環境、お手入れのポイントと併せて解説!
開花時期が長い花を上手に育てるには、花たちが元気よく咲き続けるための適切な手入れが必要です。花がら摘み、切り戻し、追肥といった植物ごとに必要なケアを施して、四季折々のすてきなガーデニングライフをお過ごしくださいね。
※専門家・有識者のみなさま
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