野菜作りをはじめて3ヶ月目の人が、野菜作りをはじめていない人に伝えたいこと
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目次/ INDEX
お庭を自分好みでオシャレなお庭にできないか悩んでいませんか? そんな方に今回おすすめしたいのが、ロックガーデンです。
ロックガーデンは石と植物が調和した魅力的なお庭です。プロに任せなくても自分でDIYでき、自分だけのオシャレなお庭にできるので、とても人気があります。
今回は、ロックガーデンのメリット、作り方、おすすめの植物を紹介していきます。ロックガーデンの作り方をマスターして、オシャレなお庭を楽しみましょう。
ロックガーデンとは、大きな石や大きめの砂を自然に配置して、その隙間に野性味のある植物を植えて楽しむお庭のことです。
ヨーロッパやアメリカが発祥といわれているので、洋風のお庭に合いますが、和風のお庭でも和風庭園のような雰囲気を作ることができます。
通常は、斜面を利用して作ることが多いロックガーデンですが、型にとらわれる必要はありません。1平米未満の平坦地でも気軽に作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ロックガーデンに使われる石には、通気性や排水性・保水性が良い石が使われます。雨の日は水はけがよく、晴れの日は乾燥を防ぐ効果があるので、土中の水分調整を適度に行ってくれます。
岩陰になることで、真夏の直射日光をさえぎり、強風から植物を守る効果も。石は温度を伝えにくい効果があるため、夏は土中の温度を上げすぎず、蒸れを防ぎます。また、熱を蓄える性質もあるため、冬の昼間に蓄えた熱を夜に放出し、保温する効果もありますよ。
ロックガーデンは植物に適した環境を作りやすいので、ガーデニング初心者にもおすすめの方法です。
見た目が良い庭を作ろうとすると、いろいろ勉強する必要があります。しかし、ロックガーデンには細かい決まりがないので、プロに依頼しなくても簡単に始めることができます。
また、岩の隙間からのぞく自然な植物がオシャレです。
広い場所が必要と思われがちなロックガーデンですが、ひと株からでも始めることができます。
スペースが狭いことがデメリットに感じるかもしれませんが、資材が少なくて済み、簡単に作れるのがメリットです。
ロックガーデンは斜面で日当たりが良い場所がベストと思われがちですが、日陰や平坦地でも作ることができます。あまり理想にとらわれず、作りたいと思う場所を選びましょう。
ロックガーデンの印象は選ぶ石によって大きく変わります。一度選ぶと簡単には変えられないので慎重に選びましょう。
ホームセンターにはゴツゴツした石から、丸い石まで多くの種類の石が並んでいます。その中でもおすすめなのが、自然を演出できるゴツゴツした石です。
自分好みの色や質感で、直感的に選ぶとよいでしょう。荒々しい雰囲気の溶岩石、落ち着いた雰囲気の白砕石、暖かい雰囲気のあるクオーツロックなどが人気です。
石選びには大きさや重さも重要です。いろいろなサイズを使いメリハリを付けることで、自然を演出できます。
また、自分が持てる重さのものを使うことで、何回も配置換えできるようになります。一度で満足できる配置にするのは難しいので、軽く持てる石を選びましょう。大きくて軽い石としては、溶岩石や軽石などがあります。
なお、費用を削減するために川などから石を持ち帰ると、法律違反になる可能性があります。後々トラブルにならないために、ホームセンターで購入することをおすすめします。
作る場所が決まったら、その場所にあった植物を決めます。
植える場所の日当たりや水はけは重要です。また、あまりに大きい植物は石が隠れてしまいロックガーデンの良さが薄れてしまうので、石が隠れない程度のものを選びましょう。5~20cmのものがお勧めです。
他にも開花時期を揃えたり、洋風向き・和風向きを意識したりして植物を選ぶと、美しく統一感が生まれます。
石を組む前に、石の半分以上が埋まる深さの穴を掘り、踏み固めて平らにしておきましょう。
準備が終わったら、実際に石を組んでいきます。石を組むときは、規則正しく組むのではなく、自然に配置することを心がけます。考えて配置すると不自然になりがちなので、深く考えずに適当に置くのがポイントです。しかし、組んだ石が崩れないように、安定しているかは確認しましょう。石が崩れるとケガをする可能性があり危険です。
石を組む際には、植物を植えるスペースを確保しながら組んでいきます。植物の大きさや種類によって必要なスペースの大きさは変わってきますが、スペースはランダムに、バランス良く作っていくのがポイントです。スペースが大きすぎて、土が流れ出ないようにしましょう。
石組みが終了したら、植物を植えるスペースに土を入れていきます。
庭の土を利用する場合には、腐葉土や堆肥、緩効性化成肥料をよく混ぜます。水はけを好む植物には、川砂やパーライト、硬質赤玉土小粒などを、水を好む植物には、ピートモスや腐葉土などを混ぜて土壌改良します。
市販の培養土を使用する場合には、草花用を利用すると良いでしょう。
最後に、希望の植物を植え付ければロックガーデンの出来上がりです。
植え付けスペースひとつが、鉢ひとつのイメージで植え付けていきます。
傾斜面に植え付ける場合には、上の方に乾燥を好む植物、下の方に湿度を好む植物を植えるとよく育ちます。
植物の性質や、色、形などをバランスを見ながら、ポットのまま配置していきましょう。
植える場所が決まったら、植える角度を決めて実際に植えていきます。
植物を植え付ければひとまずロックガーデンは完成しますが、植物は日々生長していきます。
ロックガーデンは生長に適した環境なので、植物が繁殖して石を覆ってしまうこともあります。繁殖しすぎてしまうと、蒸れて枯れてきたり見た目が悪くなってしまったりするので、切り戻しや抜き取りをして調整しましょう。
石と植物がバランス良く見える割合は、植物 2:石 1程度です。
また、日が経つにつれて石の隙間から土が流れ出してきて石が崩れやすくなるので、定期的に土を追加して強度を保つようにしましょう。
ロックガーデンには以下のような植物がおすすめです。洋風、和風それぞれ紹介しましょう。
洋風のロックガーデンには、カラフルや植物を植える場合が多いのが特徴です。以下のような草花がよく使われており、おすすめです。
和風のロックガーデンには、日本に古くから自生している植物や、盆栽で使用される植物が向いています。以下のような植物がおすすめです。
ロックガーデンは石と植物が調和した魅力的なお庭です。石を組んで植物を植えるだけなので作り方は難しくなく、メンテナンスも比較的簡単なので、一度作ってしまえば簡単に維持できるはずです。
このページを参考に、個性的なお庭を楽しめるロックガーデンに、ぜひチャレンジしてみてください。