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緑色は葉や茎のイメージが強く、緑色の花と聞いてもどのような品種があるのかあまり思い浮かばない方も多いかもしれません。しかし、実は緑色の花にはさまざまな品種があり、生花店やホームセンターで購入することができます。
そこで今回は、緑色の花にはどのようなものがあるのか、生花店などで贈り物としても人気の品種を10種類、ガーデニングで人気の品種を10種類、合わせて20種類をご紹介します。
それぞれの特徴や花言葉を見ていきましょう。併せて、緑色の花をプレゼントする際に注意したい点についてもご説明します。
緑色の花には、実はいろいろな種類があり、生花店やホームセンターなどで購入できます。まずは、花束やフラワーアレンジメントにも人気の緑色の花を10種類ご紹介します。
赤やピンク、白、青など、さまざまな色の品種があるバラですが、緑色の品種も存在します。淡い緑色の優しい雰囲気が、バラの持つ華やかで派手なイメージをやわらげてくれます。高貴なバラを贈りたいけれど、柔和な雰囲気も欲しいという場合に、緑色のバラはおすすめです。
<緑色のバラの花言葉>
緑色のバラの花言葉は、「穏やか」「あなたは希望を持つ」です。緑色のバラの持つ穏やかさや、若葉のような色合いのイメージが反映された花言葉といえるでしょう。
カーネーションと聞くと、母の日に贈る赤い花を思い浮かべる方も多いはず。少し広がったギザギザとした形状の花弁が特徴的ですが、淡い緑色のカーネーションは優しい雰囲気も持ち合わせています。
母の日に労いや日頃の感謝の気持ちを表すために、緑色のカーネーションを贈ってみてはいかがでしょうか。
<緑色のカーネーションの花言葉>
緑色のカーネーションの花言葉は「癒やし」「純粋な愛情」です。
グラジオラス・グリーンアイルは、少し黄色がかった緑色の花を咲かせます。爽やかな見た目のとおり、夏が旬の花です。
グラジオラスにはグリーンアイルだけではなくさまざまな種類がありますが、いずれもその葉が剣のようにすっと伸びているのが特徴で、フラワーアレンジメントの主役としてだけではなく、アクセントとしてもよく使われる花です。
<グラジオラス・グリーンアイルの花言葉>
グラジオラス・グリーンアイルは、その剣のような姿から「勝利」「思い出」という花言葉を持っています。
アルストロメリアはユリ科の一種で、原産地である南米のアンデス山脈の寒い気候に順応した品種です。「百合水仙(ユリズイセン)」という和名でも知られています。
花は直径5~8cm程度の大きさで、黄緑色や緑色の花を咲かせる品種もあります。春から夏にかけて大きな花弁を持つ花が咲き、花束に取り入れる花としても人気です。
<アルストロメリアの花言葉>
アルストロメリアの花言葉は「未来への憧れ」「持続」「エキゾチック」です。
ミヤマシキミ・キューグリーンは、「深山樒(ミヤマシキミ)」という名前からもわかるように、日本原産のミカン科の花です。イギリスやオランダでの品種改良によって、緑色の花を咲かせる品種が生まれました。
ミヤマシキミ・キューグリーンは冬に咲く花で、小ぶりな花がコンパクトに集合した姿は、つぼみの状態でもかわいらしい見た目を楽しめます。
<ミヤマシキミ・キューグリーンの花言葉>
ミヤマシキミ・キューグリーンの花言葉は「寛大」「清純」です。
ガーベラ・ポコロコは、マリモのような見た目のユニークな花ですが、名前のとおりガーベラの一種です。原産地は南アフリカで、ポコロコとはスペイン語で「少しおかしい」という意味を持ちます。
ガーベラ・ポコロコは直径3.5cm程度の小さなマリモのような花を咲かせます。自然では春から夏にかけて咲きますが、市場では一年中流通しており、パリスタイルアレンジメントや花束に入れる花として人気です。
<ガーベラ・ポコロコの花言葉>
ガーベラ・ポコロコは、「前進」「神秘」「究極の美」「我慢強さ」といった花言葉を持ちます。
ピンポンマムは、菊の一種です。マムとは菊のことで、ピンポンという名前のとおり、丸い形状がかわいらしい花です。白や黄色のほか、緑色の花の品種もあり、生け花やブーケでよく使われています。
また、和の雰囲気が欲しいときにもぴったりなため、振袖を着るときの髪飾りなどにも、よく取り入れられている花です。
<ピンポンマムの花言葉>
緑色のピンポンマムの花言葉は「君を愛す」「真実」「高貴」です。花言葉のイメージから、結婚式で飾られるフラワーアレンジメントなどにもよく用いられています。
ラナンキュラスはピンクや白、黄色などの花が主流ですが、緑色の花を咲かせる品種もあります。小さく華奢な花は、生花店でもとても人気です。春の花であるため、卒業や入学祝いのブーケにも向いています。
<ラナンキュラスの花言葉>
緑色のラナンキュラスは「名誉」「お祝い」という花言葉を持つため、お祝い事の際に贈る花としてもぴったりです。
クレマチスは世界に300もの品種が存在しますが、その中でも緑色の花をつける品種がクレマチス・ピクシーです。
クレマチスは「つる性植物の女王」とも呼ばれるとおり、直径10~15cm程の大型の花を咲かせます。ブーケやリースの主役としても人気です。
<クレマチス・ピクシーの花言葉>
クレマチス・ピクシーの花言葉は「旅人の喜び」「精神の美」「策略」です。
花弁が何層にも重なった形状が印象的なジニアは、マットな質感の花弁と鮮やかな黄緑色の花が特徴的です。花茎が長いため、切り花としても人気があります。
最近は、オイル漬けにした花を瓶に入れて楽しむ、「ハーバリウム」の材料としても使われている花です。
<ジニアの花言葉>
ジニアは色別の花言葉を持ちませんが、ジニア自体には「いない友を想う」「幸福」という花言葉があります。遠方へ引っ越してしまう友人や、お世話になった方へのプレゼントにもおすすめです。
緑色の花には、ガーデニングに向いている品種も多くあります。続いては、園芸好きの方におすすめの緑色の花と花言葉を10種類ご紹介します。
ビバーナムはスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、園芸好きにも親しまれています。白い花が咲くと雪玉のように見えることから「スノーボール」とも呼ばれており、淡い緑色の花を咲かせることもあります。
ビバーナムは落葉低木のため、鉢植えに植えた状態でプレゼントしたり、家の中に飾ったりするのにおすすめです。
<ビバーナムの花言葉>
緑色のビバーナムは「茶目っ気」「誓い」という花言葉を持ちます。
ニゲラ・グリーンマジックは、花弁を持たない特徴的な姿が目を引く品種です。グリーンマジックという名前のとおり、小さな緑色の花は魔法によって小さな花火が弾けたような見た目をしています。
寄植えやブーケなどのアレンジにも人気で、栽培すると4月頃から初夏にかけて花を咲かせます。
<ニゲラ・グリーンマジックの花言葉>
ニゲラ・グリーンマジックは、花言葉も「ひそかな喜び」「当惑」「戸惑い」と、ミステリアスな雰囲気の言葉が多いです。
赤い花で有名なアマリリスですが、アマリリス・ブプレリウムグリーンゴールドは緑色の花を咲かせます。一輪だけでも存在感のある花で、通常は春から夏にかけて咲きます。
太い茎と直径10~20cm程度の大ぶりな花が特徴的で、華やかさと気品を兼ね備えていることから、生け花にもよく使われています。
<アマリリス・ブプレリウムグリーンゴールドの花言葉>
アマリリス・ブプレリウムグリーンゴールドは「誇り」「内気」という花言葉を持ちます。
アジサイ・アナベルは、アジサイの一種です。原産地は北アメリカ東部で、春の終わり頃から7月頃にかけて、小さい緑色の花が半球状に密集した状態で開花します。
日本産のアジサイとは異なる色合いを持つため、バスケットアレンジやドライリースにも向いています。
<アジサイ・アナベルの花言葉>
アジサイ・アナベルの花言葉は「ひたむきな愛」です。
アマドコロは山野でよく見られる落葉性の多年草で、園芸としてだけでなく自然に生えたものを楽しむ方も多い花です。下を向いて葉から垂れ下がるように開花する姿が特徴的で、白に緑色を帯びた色合いが優しい雰囲気を持っています。
<アマドコロの花言葉>
緑色のアマドコロは「元気を出して」「心の痛みがわかる」「小さな思い出」といった、優しさを感じる花言葉を持ちます。かつては薬として用いられる植物でもあったため、人を励まし元気づけるようなイメージが広まったと考えられます。
トルコキキョウは、カーネーションと似た形状が特徴的です。名前の由来は諸説ありますが、トルコ人が頭に巻いているターバンにつぼみが似ていたためにこの名前がついたともいわれています。
トルコキキョウは直径5cm程度の緑色の花が初夏に咲くため、夏の始まりに爽やかさを感じさせてくれるでしょう。パリスタイルアレンジや、ブーケなどにも人気です。
<トルコキキョウの花言葉>
トルコキキョウは「清々しい美しさ」「優美」「希望」といったポジティブな花言葉のほか、「良い語らい」という花言葉もあります。
ラテン語で「白い樹木」という意味を持つリューカデンドロンは、一見花には見えない独特の形状をしています。ヤマモガシ科の花で、不思議な形をした緑の花を6~8月頃に咲かせ、少しずつ羽子板の羽根のような形状に変化していきます。
個性的な見た目ゆえに生け花でよく用いられますが、ドライフラワーのリースなどにもおすすめです。非常に日持ちが良いため、暑い夏の時期やスタンド花などにも重宝するでしょう。
<リューカデンドロンの花言葉>
リューカデンドロンの花言葉は「閉じた心を開く」「物言わぬ恋」です。
パロロサンシャインは、園芸品種の中でも特に人気の高いデンファレ系の花です。デンファレ系とは、洋ランの品種群であるデンドロビウム・ファレノプシス系を略したものです。
パロロサンシャインは、夏になると直径4cm程度の小ぶりな花を咲かせます。爽やかな黄緑色の花で、胡蝶蘭のような小さな花が縦に連なる姿がかわいらしいと人気です。園芸用としてだけでなく、生け花やフラワーアレンジメントにもよく使われています。
<パロロサンシャインの花言葉>
パロロサンシャインの花言葉は「お似合いの二人」「魅惑」「有能」です。
鉢植えでの栽培に向いているポットマムは、小さなひまわりのような姿をしている背丈の低い菊です。アメリカでの品種改良によって生まれました。
ポットマムは、栽培すると秋頃に直径4~10cm程度の花が咲きます。赤や黄色が主流ですが、緑色の花をつけるものもあり、玄関先や室内で鉢に植えて育てることで心を穏やかにさせてくれるでしょう。また、バスケットや花束などのアレンジにも人気です。
<ポットマムの花言葉>
ポットマムの花言葉は「清らかな愛」「高潔」「気持ちの探りあい」です。
クリスマスローズは、クリスマスシーズンが近くなると自宅に飾る方が多い花です。淡いピンクや白色の花が主流ですが、緑色の花を咲かせるものもあります。
鉢植えで飾られることが多い一方で、ドライフラワーやリース、壁飾り用のスワッグなどでのアレンジにもおすすめです。
<クリスマスローズの花言葉>
クリスマスローズの花言葉は「不安をやわらげて」「慰め」「安心させて」です。
美しい緑色の花を、大切な人やお世話になった人へ贈りたいという方もいるのではないでしょうか。
緑色の花はプレゼントにおすすめの品種も多い一方で、花言葉や色の組み合わせに注意する必要があります。贈り物で失敗しないためにも、緑色の花をプレゼントするときに気をつけたい2つのポイントについて説明します。
花はひとつの品種でも複数の花言葉を持ち、中にはネガティブな意味合いを持つものもあります。そのため、緑色の花に限らず、花を贈るときは花言葉をチェックして、マイナスに受け取られてしまいかねない言葉を持たないか確認することが大切です。
花の見た目だけを重視して選ぶと、意図に合わない花言葉の花を贈ることにもなりかねません。花を贈りたい相手や渡すシーン、理由などを考慮した上で、ぴったりの花言葉を持つ花を選びましょう。
緑色の花を花束やフラワーアレンジメントに取り入れるときは、色のバランスにも配慮しましょう。
緑色の花との組み合わせにおすすめなのは、白色の花です。緑の鮮やかさを、素朴な白が引き立たせてくれます。また、同系色の黄色の花も、緑色の中にアクセントとして加えるときれいな色合いになります。
また、贈る相手によっては緑色の花は避けたほうが良い場合もあります。緑色の花は、色によっては病弱な色と受け取られてしまう可能性があるためです。
例えば、入院中や療養中の方に花を贈るときは、緑色の花だけを贈ることは避けて、元気さや癒やしの雰囲気を持つ色合いの花をプレゼントするなど、花を贈るシチュエーションにも配慮が必要です。
主役になれる花からほかの花を引き立たせてくれるものまで、緑色の花にもさまざまな種類があります。緑色の花には、ユニークな雰囲気を持つものも多いため、庭や家の中に飾ることで、いつもとは異なる雰囲気を演出することもできるでしょう。
また、緑色の花は目に優しい色合いのものも多いため、花束やリースなどにしてプレゼントすることでも、喜ばれるのではないでしょうか。贈り物にする場合は花言葉やシーンにも気をつけつつ、花選びやアレンジを楽しんでください。