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上野パンダファミリーが可愛すぎるおにぎりに?! おにぎりアートの世界をのぞいてみよう

クリエイター

おにぎり劇場

おにぎり劇場

おにぎりアーティスト。美術講師を経て、現在はフリーのアーティストとして活動。おにぎり劇場の名で初の著書『OH!ざわつくおにぎり』(小学館)を出版。三重県在住で、親戚が作っている伊賀米を愛用している。日々、個性的なおにぎり作りに邁進中。

今年はパンダ来園50年を迎えます

木にのぼるパンダ

いつの時代もパンダは大人気ですよね。上野動物園といえばパンダ、と思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

上野動物園に初めてパンダがやってきたのは今から50年前の1972年のこと。日中国交回復の記念として中国から2頭のパンダがやってきました。

あれから2022年10月で50年。現在、上野動物園には5頭のパンダファミリーが生活しています。

「リーリー」(オス17歳)、「シンシン」(メス17歳)、リーリーとシンシンの子どもたちの「シャンシャン」(メス5歳)、「シャオシャオ」(オス1歳)、「レイレイ」(メス1歳)の5頭です。

そこでこのたび、パンダ来園50周年をお祝いし、おにぎりアーティストである私がパンダファミリーをモデルにしたおにぎりアートを作ってみました。どのように作っていくのか、順を追って詳しく解説していきたいと思います。

おにぎり作りの道具をご紹介

おにぎり作りに欠かせない道具

おにぎり作りに欠かせない道具

はじめに、おにぎりをアートに変容させるために欠かせない道具たちをご紹介します。といっても、あれれ? どこにでもある道具ばかりだと思いませんか?

そうなんです。わたくしおにぎり劇場は、身の周りにあるものを使っておにぎりアートを作っています。わざわざ買い足すことはありません。

まずは、まな板。まな板の上で作ります(クッキングシート等で代用もできますよ)。ただし、これはちょっと洒落たまな板。大理石調の模様になっていて、高級感がありインテリアになじんでくれるのでお気に入り。それなのに軽量で、ちょっとした食材を切ったり、おにぎりアートを作ったりするには最適なまな板だと思います! メイドインジャパンのカインズ製です。

我が家のキッチンに佇むまな板である

我が家のキッチンに佇むまな板である

そして、ラップフィルム。手で直接おにぎりを触ると米粒が手についたりしますが、ラップフィルムの上から形を整えると綺麗に仕上がります。

ラップの種類によってはラップ自体に米粒がくっついてしまう商品もありました。どの素材がどう影響してくっついてしまうのかはわかりませんが、今回使用するカインズオリジナル商品「ピタッと貼り付く食品ラップ」は、米粒がくっついてくることなく綺麗に形成することができるので、おすすめです。

はさみは、海苔を切るのに使います。普通の工作用はさみやキッチンはさみで大丈夫です。先端までスパッと切れる切れ味の良いはさみなら、なんでもOKです。今回のはさみはカインズの「テープやのりがベタベタしないフッ素コートはさみ」。ネーミングからして間違いないお品かと思って購入しましたが、丸い刃先で安心かつ先端まで気持ちよく切れます。細かいパーツを切るのにも適しています。

また、フッ素コートが施されていることにより、海苔だけでなくテープのあのベタベタが刃について切れ味がどんどん悪くなっていく不快感からも解放されます! おにぎり作りにとどまらないうれしさがありますね。

ピンセットは2本あると便利です。片方でつまんでもう片方で貼り付ける、という作業がしやすくなるからです。爪楊枝とお箸は、ねりごまを塗り広げるときに使い分けたり、配置を微調整したり、物を掴んだり穴を開けたりと、幅広い用途で使用します。

パンダおにぎりの作り方をじっくり解説

ここからは「パンダおにぎり」の作り方です。まずは、一番奥でどっしり座って笹に夢中なお父さんパンダ「リーリー」の制作過程を、じっくり解説していきたいと思います。

こんなリーリーを目指します!

こんなリーリーを目指します!


まな板にラップフィルムを敷く

すべてのおにぎりアートづくりに共通する基本的な最初の作業です。まな板にラップフィルムを敷き、全体に塩を軽く振ります。

具は鮭フレークをチョイス

具は鮭フレークをチョイス

お茶碗1杯程度のご飯を広げ、中央にお好みの具を乗せます。ご飯は伊賀米を愛用しています。伊賀米は甘みが強いため冷めてもおいしく、粘り気があるため、おにぎりとして握りやすいのも特徴のひとつです。

具は鮭フレークを使いました。水気を多く含んでいる具は、水分がご飯に滲み出しボロッと崩れやすくなるので難易度が高まります。おすすめは今回使った鮭フレークをはじめ、塩昆布や梅干しです。

白ご飯をラップごと半分に折り畳む

ラップごと半分に折り畳み、具がはみ出さないよう注意しながら丸めます。

基本となる形づくりが難しいポイント

基本となる形づくりが難しいポイント

ここが一番難しい工程かもしれません。全体的に三角形のフォルムをキープしつつ、頭と胴体を意識しながらそれぞれの形を作ります。リーリーの大きな特徴としては「とんがり頭」なので、頭部の先端を少し尖らせます。さらに鼻の部分をつまみ出しパンダの顔に寄せていきます。

パンダ感が増しました

パンダ感が増しました

小さく丸めて平らにした耳をくっつけます。ちぎった面をくっつけるようにすると落ちませんよ。リーリーの耳は離れ耳。少し間をあけました。

パンダの形のおにぎり

次は手足です。細長く丸めたおにぎりをちぎってつけるようにします。先に足をつけて安定させ、その上に手を置くようにつけます。

たくさん切れば使えるものがあるはず

たくさん切れば使えるものがあるはず

鼻と口のライン用の海苔を用意します。細すぎたり太すぎたり、切ってみなければわかりません。多めに切ってみて、その中からジャストサイズを選ぶようにしてみましょう。

鼻と口を海苔でそーっと描く

ピンセットを使いながら鼻と口を海苔でそーっと描きます。パンダの場合、海苔を使うのはここだけ。

ねりごま

そのほかの黒い部分は、こちらの「ねりごま」を使っています。黒ごま100%使用の真っ黒なペースト。黒色を表現するときに重宝します。

一気にパンダ感が出てきて、たまらなく愛おしくなってくるポイント

一気にパンダ感が出てきて、たまらなく愛おしくなってくるポイント

爪楊枝やお箸を使いながら、ねりごまでパンダの黒の模様を描いていきます。ねりごまが白い部分に垂れないように細心の注意を払いながら、そーっとそーっと。気づいたら息が止まってることも……。呼吸を忘れずに! スーハースーハー、塗り塗り……。

可愛いポイントをさらにプラス

可愛いポイントをさらにプラス

いよいよ最終工程です。目には白ごまを使います。黒ごまと迷いましたが、目の存在感をアップさせるため、白ごまひと粒で表現することにしました。さぁ、カワイイがプラスされる瞬間です!

リーリーのできあがり

リーリーのできあがり

うぉ~! リーリーが完成しました!!

「か、かわいーーー!」と作りながらついつい叫んでしまう事態に陥りますのでご注意くださいね。同様の手順で、大きさやポーズを少し変えつつ、シンシン、シャンシャン、レイレイ、シャオシャオを作っていきます。

亀みたいなシンシン

亀みたいなシンシン

リーリーと同じ手順でお母さんパンダ「シンシン」を作ります。背中に双子パンダを乗せるので、どっしりと安定感のある形に。シンシンの特徴は、耳が丸くお顔も丸型。

双子パンダに身をまかせるシンシン

双子パンダに身をまかせるシンシン

海苔と白ごま、ねりごまを塗ったら、シンシンのできあがりです。これをお皿に盛りつけるときのことを想像したら冷や汗が出てくる……たぶん崩れるだろうな……(汗)

おてんばシャンシャン

おてんばシャンシャン

タイヤで遊びながら竹をガシガシしているイメージのシャンシャンを作ります。仰向けで手足が上になっている体勢です。シャンシャンの特徴は丸顔でほっぺがふっくらさんです。

シャンシャンおにぎりのできあがり

シャンシャンのできあがりです。うまくタイヤにハマってくれることを祈りつつ、双子パンダの制作へ。

双子パンダが箸置きみたいでかわいすぎる

双子パンダが箸置きみたいでかわいすぎる

お茶碗に3分の1くらいの量のご飯で双子パンダを作ります。ミニサイズなので手足も超ミニサイズ。8本つけるのは、なかなか地味にしんどい作業。ここは気合いで乗り切りましょう。

今にもちょこちょこ動きそう

今にもちょこちょこ動きそう

海苔、ねりごまで仕上げたら、双子パンダのできあがりです。ミニサイズだと目に白ごまは大きすぎるため、白ごまはつけませんでした。

シャオシャオの背中にある緑ラインは、色味がちょっと違いますが、青のりを貼りつけて再現しました。は~~、めちゃくちゃ可愛い~。もう何よこれ……。

アニマルマーカーを青のりで再現

アニマルマーカーを青のりで再現

タイヤおにぎりの作り方

パンダが遊ぶものといえばタイヤのイメージがありますが、パンダ舎にタイヤを入れたのは上野動物園が世界で初なんだそう。パンダが遊んでいるイメージでおにぎりタイヤを作っていきたいと思います。細く巻いたおにぎりを丸くドーナツ状に丸めてタイヤにします。

巻きすにラップフィルムを敷く

巻きすにラップフィルムを敷きます。

海苔2枚をツヤのある面が上になるよう少し重ねて並べる

おにぎり海苔2枚をツヤのある面が上になるよう少し重ねて並べます。巻いたときにザラザラの面が表面にくることで、タイヤの溝っぽくなればいいなという淡い期待を込めました。

ご飯を細長く置く

ご飯を細長く置きます。そして、ギュギュッと巻いてください。えいっ、やー!

ギュギュッと巻かれた海苔

巻けましたぁ~(涙)。慣れない作業にドッキドキ。

タイヤの形の海苔

ドーナツ型のように丸めたら、タイヤのできあがり! シャンシャンがアラを隠してくれるから大丈夫。細かいことは気にすんな!

タイヤの形の海苔アップ

念には念を。つなぎ目には小さく切った海苔で巻いて固定しました。

パンダファミリー大集合 楽しい盛り付けタイム

プラスアイテムとして、竹に見たてた細いアスパラガスと、笹にそっくりなタイムを使います。タイムは飾り用ですので、食べる前に外すのを忘れずに。

塩ゆでしたアスパラガス

塩ゆでしたアスパラガス

笹にそっくりなタイム

笹にそっくりなタイム

ワンプレートに5頭が収まるように、直径25センチの丸皿を使いました。

黒色のお皿

皿に盛り付けられたご飯

地面もご飯で再現します。ご飯が平らになるようにお皿全体に盛って広げます。

皿に盛り付けられたご飯とかつお節

皿に盛り付けられたご飯とかつお節と青のり

鰹節を全体に振りかけて、青のりを散らします。

笹を手にも口にも持ってご満悦なリーリー

笹を手にも口にも持ってご満悦なリーリー

はじめにリーリーを一番奥に座らせ、短く切ったタイムを口角に差し込みます。手にも数本持たせると……父の貫禄!

母と双子パンダが戯れている日常を

母と双子パンダが戯れている日常を

お次はシンシンを置き、レイレイを背中に乗せます。シャオシャオはシンシンの傍で寄り添っているように配置。ここでプレートの半分が埋まりました。

プレートの半分が埋まった創作おにぎり

シャンシャンをのせた創作おにぎり

ラストはシャンシャンです。タイヤを置いてその上にシャンシャンを仰向けにそっと乗せます。竹に見立てたアスパラを手に持たせ、地面にも置きました。シャンシャンのオシリ……!

パンダファミリーのおにぎりアート

仕上げに、空いたスペースにタイムを飾ってみました。茎がしっかりしているのでご飯に刺すことができます。竹林っぽくなったかしら? これにて、パンダファミリーのおにぎりアート、完成です。

パンダファミリーのおにぎりアートが完成

そして、いただきます

じっくりと鑑賞したあとは、おいしく楽しい実食タイムです。今回はボリューミーなので、我が家みんなで分け合って(取り合って)いただきました。お腹を空かせた息子がすでに待機しております。

(注意)この先は「閲覧注意」画像がございます。パンダが食べられてしまう画は直視できないわ、という皆さんは、ここでBACKボタンを押してくださいね。

↓↓↓ 閲覧注意 ↓↓↓

因みに、息子の画像にはキュートな「一寸法師」のおにぎりを選びました。がしかし、何故かサイコパスにも見えてくる不思議……。

おにぎり劇場

おにぎり
劇場

じっくり鑑賞してくれた? じゃあ、食べていいわよ

おにぎり劇場 息子

息子

お腹空いた! いっただきまーす

味付け海苔に巻かれるシャオシャオ

味付け海苔に巻かれるシャオシャオ

おにぎり劇場

おにぎり
劇場

えーーっ! ちょっとぉ! おもいっきりいくやん……

おにぎり劇場 息子

息子

食べていいんでしょ? ここはこうしてこうすれば食べやすいっと。

おにぎり劇場

おにぎり
劇場

う、うん……

というわけで、躊躇のない息子の手によってあっという間に破壊されました。なんて儚いアートなんでしょうか……。儚すぎるわー。

この後、ひと口でパクっと幸せそうにほおばる息子の姿がありました。おいしく食べてくれるのならばそれが何よりも一番です!

おにぎり劇場 息子

息子

ん~~うんまい!!

おにぎり劇場

おにぎり
劇場

おいしそうねぇ

パンダアートの終盤のお姿

終盤のお姿がこちら。何やら手や足のようなものが……。そして、綺麗に楽しくパンダファミリーおにぎりを完食いたしました。ごちそうさまでした(合掌)

おにぎりアートの制作過程から実食までご覧いただきました。意外と、ご自宅にあるもので作ることができることがおわかりいただけたのではないでしょうか?

ぜひお時間のあるときに、ご家族みなさんで楽しくワイワイ言いながら、挑戦してみてはいかがでしょうか。きっと笑顔いっぱいの素敵な思い出になることと思います!

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