三角コーンの“中身”を改造して、やしろあずき先生に送りつけてみた
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こんにちは。ライターのむらやまです。
最近、カインズにまつわるちょっとマニアックなウワサを耳にしました。
何やら、カインズ本社のあるまちに「ベイシア」「カインズ」「ワークマン」といったベイシアグループをすべて見渡せる丘があるのだとか。
見晴らしもよくて気持ちがいいとのことで、ちょっと遊びにいってみることにしました。
最寄りは「本庄早稲田駅」だと聞いていたので、都内在住の私は「あ、早稲田なんだ!(近くてよかった〜)」と安心していたらすっとこどっこい。
~約束前夜~
「え、新幹線乗るの………?」
・・・
・・・
ということで、JR新幹線あさま号に乗ってやってまいりました「本庄早稲田駅」! ひえ〜思ったより遠かった〜!
初めて降り立つ本庄早稲田駅周辺は、見渡す限り均一的で何だかすごくのっぺりとした街並み。平日の昼間は、人がほとんど歩いていません。
ちなみに、カインズ本社は本庄早稲田駅から徒歩1分の場所にあり、本当に目と鼻の先。さっそく、ウワサの丘の方面にぷらぷらと向かってみました。
お、それらしき小高い丘が見えてきたぞ。登ってみます。
おおお! 本当に「カインズ 本庄早稲田店」と「ベイシア 本庄早稲田ゲート店」が見える〜!
左手に視線を移すとカインズの本社がある!
そしてさらに右手にぐるっと視線を移すと……
うわ、めちゃくちゃうっすらと「ワークマン 本庄早稲田店」が見えます!!!(目をこらしてください)
わ~~本当にベイシアグループに囲まれた丘なんだ~~。
ここはどうやら、「マリーゴールドの丘公園」と言うそうで、その名の通り秋になるとオレンジ色のマリーゴールドが一面に咲く人気スポットなんだとか。
「今度はマリーゴールドが咲く季節にまた来たいな〜」なんて思いながら、ぷらぷらと歩いていたところ、こんな看板を発見しました。
「宥勝寺裏埴輪窯跡(ゆうしょうじうらはにわかまあと)」。
小さな文字を読んでみると、古墳時代にはこの「マリーゴールドの丘公園」の丘陵斜面の傾斜を利用した半地下式の窯があり、窯のまわりからはさまざまな形の埴輪が出土しているとのこと。
つまるところ、ベイシアグループを囲むこの丘は、埴輪工場だったらしい。
実はここ埼玉県本庄市は、旧石器時代から近代までの多様な遺跡や文化遺産が残るまち。市内には500か所を超える遺跡があり、埴輪や古墳のマニアも訪れる有名な場所なんだそう。
かくいうわたしも数年前、一時的に縄文時代にうっすらとハマった過去があるのですが、本庄市は完全にノーマークでした。
出典:はにぽんオフィシャルホームページ
本庄市のマスコットは「笑う盾持人物埴輪」をモチーフにした『はにぽん』。そういえば、駅前にシャトルバスがあった。
マスコットまで埴輪モチーフって、もう完全に埴輪のまちじゃん……!(ここに来るまで全く知らなくてごめんなさい)
『はにぽん』のモチーフになった「笑う埴輪」とは何なのか。
そもそもここ本庄市に、埴輪をはじめとした遺跡や文化財が集中しているのはなぜ?
もしかして、カインズと古代遺跡って何か関係あるの?
考えはじめたら、知りたい気持ちがむくむくと湧いてきてしまいました。
それによくよく考えれば、古代の埴輪も土器も住居もみーんなDIY。カインズと親和性があるといってもあながち間違いではないのでは……?
博物館がカインズ本社のとなりにあるというのも何かのご縁だし、古代人たちのDIY精神を学びにいくしかない!