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見つからないヨトウムシを駆除する方法とは? 予防法も紹介!

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

一晩で葉っぱをすべて食べられてしまい、いつのまにか葉脈だけになってしまったなんて経験はありませんか? その犯人はヨトウムシの可能性が高いです。

ヨトウムシは夜に活動し、昼間は土の中にいるため、見つけることが難しく駆除をあきらめてしまう人も多いはず。でも、放っておくと、どんどん葉っぱを食べられてしまい、最悪の場合、光合成ができずに枯れてしまいます。そうならないためにも、ヨトウムシを予防し、駆除することが重要です。

本記事では、ヨトウムシの予防法と駆除法を詳しく紹介しているので、両方を併用して、ヨトウムシの被害を最小限に抑えましょう。

ヨトウムシとは

夜に食害するから夜盗虫

ヨトウムシとは、ハスモンヨトウ、ヨトウガ、シロイチモジヨトウなどの蛾の幼虫のことです。体長5cmくらいまで成長し、色は淡緑色、暗褐色、灰黒色などさまざまです。

昼間は土の中に隠れ、夜になると集団で這い出てきて、植物の葉や実を食害することから、「夜盗虫」と呼ばれるようになりました。

全国に生息し、真冬以外に活動

日本各地に生息し、春から初夏と秋に、植物の葉の裏に直径0.6mm程の卵を、1000粒以上産み付けて増殖します。羽化した幼虫は、1か月ほどでサナギになると、土の中で休眠し、羽化して成虫になります。

春から初夏に孵化したヨトウムシは、夏になるとサナギになって夏を越し、秋になると成虫になって、産卵します。秋に孵化したヨトウムシは、冬になるとサナギになって冬を越し、春になると成虫になって、産卵します。

そのため、ヨトウムシの被害は、春から初夏と秋に多くなります。

ヨトウムシの被害

ヨトウムシの被害

葉を食べられる

ヨトウムシは、野菜の食用部分や新芽を好んで食べます。雑食のうえに食欲旺盛で、さらに集団で活動をするため、一晩のうちに食べつくされてしまうこともあります。

被害の特徴は、葉脈を残してほとんどの葉を食べつくされてしまうことです。

葉を食べられると光合成によって栄養素を作ることができなくなるので、植物の生長に大きなダメージを与えます。ヨトウムシは人間が食べるようなおいしい葉が好物なので、食べられてしまうと見た目が悪く出荷できなくなってしまう厄介な害虫です。

新芽を食べられる

ヨトウムシは柔らかい新芽が大好物です。新芽を食べられてしまうと、植物は生長できなくなってしまうので、弱って枯れてしまいます。もし枯れなかったとしても、弱った株がほかの害虫を集めたり、病気になって他の植物にうつしてしまうので、ヨトウムシを見つけたらすぐに駆除しましょう。

ヨトウムシを予防する方法

ヨトウムシを予防する方法

ヨトウムシの被害を最小限にするためには、ヨトウムシを予防することが重要です。ここでは、ヨトウムシの予防方法について紹介します。

防虫ネットや寒冷紗をかける

成虫が葉に卵を産み付けなければ、ヨトウムシの被害を予防できます。

卵を産み付けさせないためには、植物を防虫ネットや寒冷紗で保護するのが一番確実です。

寒冷紗は防虫以外にも、真夏の日差し除けや、冬の保温にも使える万能な資材なので、いろいろな場面で役立ちます。

虫よけが目的の場合には、なるべくすきまが開かないように植物にかぶせる必要があります。植物が大きい場合には、上手にかぶせることができないので、他の方法も検討しましょう。

野鳥を呼ぶ

ヨトウムシの天敵は野鳥です。シジュウカラやハクセキレイ、モズなどがヨトウムシをエサにします。

野鳥を呼ぶ際は、枝にミカンを挿しておくなどの方法がおすすめです。他に、柿やりんごも好んで食べます。パンやお米を蒔くと、鳥の溜まり場になってしまいフン害の原因になるので避けましょう。

草木灰をまく

植物の葉や周りの土に草木灰を薄くまくことで、ヨトウムシが近寄らないようになります。

草木灰とは草や枝を燃やして灰にしたもので、酸性に偏った土壌を中性に戻すときや、カリウム、リン酸を補給するときに使われます。

1平米あたり、一握りが目安です。多くまきすぎると、土がアルカリ性に傾いてしまい、植物が育たなくなるので、注意しましょう。

また、化成肥料を同時に施すのは禁止です。草木灰と化成肥料が化学反応を起こし、ガスが発生してしまい、肥料の効果がなくなるだけでなく、植物に悪影響を与えます。

虫よけスプレーを使う

成虫が寄ってきて卵を産ませないために、虫よけスプレーをするのも効果的です。

市販されている虫よけスプレーのほかに、お酢と焼酎、唐辛子などを使って自作することも可能です。また、コーヒーのカフェインを嫌うので、濃いめにいれたコーヒーを散布しても良いでしょう。

成虫が飛んでくる春や秋に散布しておくと効果的です。

こまめに葉の裏をチェックする

ヨトウガは葉の裏に密集して卵を産み付けるので、春や秋は葉の裏をこまめにチェックすることで卵を発見しやすくなります。

ヨトウムシは孵化してしまうと土の中に潜ってしまい見つけづらくなるので、卵のうちに見つけるのが最も駆除しやすいタイミングです。できるだけ早期に発見するようにしましょう。

卵を見つけたら、葉ごと取り除いて処分します。

畑を耕すときに見つける

ヨトウムシは、幼虫やサナギになると、土の中で生活します。ヨトウムシが幼虫やサナギになるのは、春から初夏や秋のため、種まきや収穫の時期と重なります。

そのため、種まき前や収穫後に、ヨトウムシの幼虫やサナギがいないかを確認しながら畑を耕しましょう。

ヨトウムシを駆除する方法

ヨトウムシを駆除する方法

手で駆除する

ヨトウムシが少数で、まだ被害が小さい場合には手で駆除する方法が一番安全で確実です。ヨトウムシの卵を見つけた場合にはまとめて手でつぶし、幼虫を見つけた場合には1匹ずつ確実に駆除しましょう。

若い幼虫は葉の裏にいることが多く、集団で行動します。群生しているヨトウムシを見つけたら、葉ごと処分してしまっても大丈夫です。

大きくなったヨトウムシは夜に活動することが多いので、見つけるのが困難になります。葉っぱが食べられているのに、まわりに害虫がいなければ、大きくなったヨトウムシを疑いましょう。

ヨトウムシが犯人の場合、株周辺の土を掘っていると、姿を見せることがあるので、見つけたら駆除します。

殺虫剤を使う

ヨトウムシは集団で発生し、夜に活動するので、手で駆除するのが難しくなります。もたもたしていると葉を全部食べられてしまうので、素早く対応する必要があります。

そのため、殺虫剤をまいて駆除しましょう。大きくなってしまってからでは、効果が薄くなってしまうので、孵化したての被害が少ない時期に行うのが効果的です。

葉の裏に潜んでいるので、葉の裏側までしっかりとまきましょう。ただし殺虫剤の中には、益虫も殺してしまう殺虫剤があるので、ヨトウムシだけに効果がある殺虫剤を選んでください。

ヨトウムシ対策におすすめの殺虫剤

誘殺剤を使う

土中に潜んでいるヨトウムシを駆除するために、誘殺剤を使うのも効果的です。

農薬を使うときは、使用できる植物をよく確かめ、用法・用量を守って使います。

なお、同じ農薬を連続して使っていると、その農薬に耐性を持った個体が現れ、効き目が薄れてくるので、薬剤を変更する必要があります。

ヨトウムシ対策におすすめの誘殺剤

米ぬかでおびき寄せる

ヨトウムシは米ぬかが大好物なので、容器に米ぬかを入れ、雨や風の影響がないところに置いておくと、寄ってきます。

寄ってきたヨトウムシを駆除すれば、植物に殺虫剤を使用しなくても駆除できるので、野菜に薬剤を使いたくない人は試してみましょう。

まとめ

ヨトウムシは夜に活発に活動し、葉を食べつくしてしまう害虫です。被害が出てしまったら、駆除をしないと被害が拡大してしまいます。

手で駆除する方法は安全ですが、全てを取り除くことは困難なので、殺虫剤も併用するのがおすすめです。駆除の際は、ぜひ、このページを参考にしてみてください。

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