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マルチングのメリットとは? 効果やデメリット、種類などを紹介します

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

作物や植物の株元を覆うことをマルチングといいます。比較的簡単に設置が可能で効果は絶大なので、家庭菜園初心者にもおすすめです。

ここでは、マルチングのメリット・デメリットとマルチング材の種類について解説します。マルチングをするだけで、今までの悩みが解決することもあるので、マルチングをして、園芸や菜園を成功させましょう。

マルチングのメリット

マルチングのメリット

雑草の繁殖を防ぐ

ビニール製のマルチング資材(ビニールマルチ)で土を覆うと、雑草の繁殖を防げます。黒色の黒マルチを使えば、雑草が生えても光合成ができず、ほとんど育ちません。

雑草は、作物の生長に必要な土中の栄養分を吸収してしまううえ、日光を遮って作物の栽培に悪影響を与えます。また、草むしりも負担になるので、上手にマルチングをすることをおすすめします。

温度をコントロールできる

マルチングで土を覆うと、土の温度変化が穏やかになります。植物の株は急激な温度変化に弱いものも多いため、マルチングをすることは株を守ることに繋がります。

また、冬に黒マルチを使うと太陽光で土が温まります。夏場も直射日光が土に当たらなくなって、温度上昇が穏やかになるメリットもあります。

土の乾燥を防ぐ

マルチングによって土を上から覆うと、水分が蒸発してもマルチング内に留まり、空気中に水分が蒸発しません。これにより、土中の湿度を一定に保ちやすくなります。特に、直射日光で乾燥しやすい夏場は効果を実感できるでしょう。

病害虫を防ぐ

マルチングをすると、害虫が土の中に入るのを物理的に防げます。害虫が土の中に入らなければ、植物は病気になりにくくなります。

また、厄介な害虫のひとつであるアブラムシは、太陽光の反射を嫌います。シルバーのビニールマルチを使うと、太陽光が反射してアブラムシが寄せ付けない効果を得られます。

さらに、雨などで起こる泥はねを防ぐ効果もあります。泥が跳ねて作物につくと、土に潜んでいた病原菌が葉に移ることがあります。マルチングをすれば、こうした原因での病気も減らせます。

用土や肥料の流出を防ぐ

長期間強い雨が降り続くと、畑に水たまりができたり、畝から水とともに土や肥料が流れ出てしまうことがあります。特に、土を土壌改良した後で土がふかふかだと、流れ出てしまう可能性が高くなります。

そんなとき、畝立てをした後にマルチングをしておくと、畝を守り、用土や肥料の流出を防いで、植物が育ちやすい環境を保ちやすくなります。

土壌が固くなるのを防ぐ

雨が降って土が塗れると、徐々に土が硬くなっていきます。土が固まると、水はけがよくなくなって植物の根に悪影響を与えるほか、苔などが生えやすくなります。

そこでマルチングをしておくと、雨が直接土に触れることがなくなり、土が固くなるのを防いでくれます。

マルチングのデメリット

マルチングのデメリット

メリットが多いマルチングですが、デメリットも存在します。

追肥を施しにくい

マルチングで物理的に土を覆うと、肥料が与えづらくなります。ビニールマルチの上から肥料を与える場合は、マルチを部分的にはがすか、小さな切れ込みを入れる必要があります。

追肥を減らすためには、マルチングをする前に長期間にわたって効果を発揮する緩効性の肥料を多めに施しておくとよいでしょう。

使用後にゴミが出る

ビニールマルチは使用後にゴミになってしまうので、適切な処理が必要になります。自治体によっては、土が付いていると燃えるごみとして出せない場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。

マルチング材を天然由来のものに変えることで、使用後も土中に分解され、ゴミにならないものもあります。ゴミを出したくない人は、そういったマルチング材を使うと良いでしょう。

害虫が増える場合もある

バークチップやウッドチップなどのマルチングをした場合、かえって害虫が増える場合があります。

植物性のマルチは水分を吸収しやすかったり、通気性が悪かったりするため、水やりが多いと湿気がたまり、害虫にとって快適な環境になってしまいます。風通しの良いところで使用し、マルチング材を乾燥気味にしてあげることで解消します。

お金がかかる

マルチング材を買うにはお金がかかります。広範囲に利用する場合には、メリットと金額の兼ね合いを考慮してマルチング材を選択しましょう。

お金がかからない方法として、雑草をわらマルチの代わりにする方法もあるので、チャレンジしてみても良いでしょう。

なお、マルチング材として利用できる雑草は、種がない若い雑草だけです。種を持った雑草は、雑草が増える要因になるので、処分しましょう。

マルチング材の種類

マルチングの効果は、マルチング材によって多少異なります。ここでは、代表的なマルチング材の種類と効果を紹介します。

ビニールマルチ

ビニールマルチ

家庭菜園にはビニールマルチが向いています。ビニールマルチには、黒、シルバー、透明のものがあり、それぞれ効果が異なります。

黒マルチ

太陽光を吸収するため保温効果が高く、遮光効果も高いため雑草が生えにくい特徴があります。

シルバーマルチ

太陽光を乱反射するため、アブラムシなどの害虫予防に効果的です。

透明マルチ

太陽光の熱が土に伝わりやすいので、保温効果が高く、1年中使えます。

ウッドチップ

ウッドチップ

ウッドチップは、スギやヒノキなどの木材を細かく砕いたマルチング材で、観葉植物や街路樹などに使用します。木材のいい香りがするので癒やしの効果があり、消臭効果も期待できます。ヒノキやスギの香りを嫌う害虫の予防にもなります。

ウッドチップの効果としては、土の乾燥を防いだり、雑草を予防したり、雨や乾燥により土が固まるのを防ぐ効果があります。湿気には弱く、腐ったりカビが発生したりするので、乾燥気味に管理しましょう。

バークチップ

バークチップ

バークチップは、赤松や黒松の樹皮を砕いたマルチング材です。バークチップを発酵させて作ったバークたい肥もマルティング材として利用できます。

効果はウッドチップとほぼ同じですが、粒が大きいので、広範囲への使用に適しています。

藁(わら)

藁(わら)

藁(わら)は、昔から使われているマルチング材で、適度な隙間が空いているため、空気が循環し、土の温度・湿度の上昇を防いでくれます。藁の厚さで温度調節ができるので、夏野菜の育成に向いています。

藁は、役目を終えたら土と混ぜるだけで、自然にかえっていき、養分となるのでゴミが出ません。リーズナブルで手に入りやすく、扱いやすいので、初心者にもおすすめのマルチング材です。

腐葉土

腐葉土

土壌改良に使われる腐葉土は、マルチング材としても活躍します。表面に3~5cmの厚さでまくだけで、土表面の通気性、保水性、保肥性を高められます。

なお、腐葉土は微生物によって分解されていくので使用後もゴミになりません。ただ、乾燥すると軽いため、強風で飛んでいってしまうのが難点です。

まとめ

マルチングにはいくつかのデメリットはありますが、得られる効果が大きいので、ぜひ活用したい資材です。マルチングをすることで、今までの悩みが解決できるかもしれません。

また、マルチング材をいくつか紹介しました。それぞれ、効果が少しずつ違うので、求める効果によって使い分けると、より効果的です。費用のわりに効果が大きく、コストパフォーマンスが良いので、ぜひ試してみてくださいね。

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