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苗床とは? 作り方や土の種類、苗代との違いなどを解説します

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

よい苗を作り、植物を丈夫に育てるのに欠かせないのが苗床です。しかし、「よい苗床を用意しましょう」といわれても、作り方がわからないという人も多いのではないでしょうか。

また、苗床とは何か? どのような役割があるのか? といった疑問を抱く人もいることでしょう。そこでこのページでは、苗床について詳しく解説していきます。

苗床の作り方はもちろんのこと、苗床におすすめの容器や土についても触れていきますよ。このページを参考に苗床作りにチャレンジし、元気な野菜や草花を育ててみてはいかがでしょう。

苗床とは?

苗床

ガーデニングが趣味という人にとってはご存知のとおり、野菜や草花、果樹を育てるときは、ある程度の大きさに育った苗を、鉢や花壇、庭に植え替えて育てるのが一般的です。

この苗を育てるために土をよく耕し、種が発芽しやすいように整えたところが苗床です。具体的には、種をまくための土と、その土を入れる容器のことを指します。

読み方は「なえどこ」で、同じような意味を持つ言葉に「種床(たねどこ)」や「まき床」などがあります。どれも種をまき、苗を育てるのに欠かせないものです。

苗代と何が違う?

苗代と何が違う?

苗床と似たような言葉に、「苗代(なえしろ、なわしろ)」があります。苗代は、苗床としばしば混同されることがありますが、実はまったく別のものです。

苗代は、端的にいえば稲の苗を育てる場所のこと。水に浸した籾種(もみだね)をまき、稲の苗を育てる水田です。苗代の起源は古く、奈良・平安時代にはじまった稲作の伝統的な方式の1つといわれています。

苗床におすすめの土

苗床におすすめの土

苗床を作るときに必須なのが土です。苗床に向いている土には、さまざまな種類があります。それらの特徴を知って、適したものを見つけてみてください。

種まき用の培養土

市販されている種まき用の培養土は、栄養が適切な割合でブレンドされているので、購入後すぐに使えるのがポイントです。土についての詳しい知識がなくても扱えるので、とくに初心者に向いています。

ピートバン

ピートバンとは、泥炭(でいたん)を細かく砕いたピートモスを平たい板状にして、乾燥させたものです。水を吸うと膨らむ特性があり、土を根がはりやすい状態に導きます。ピートバンより大きな容器に入れて水をため、給水させて使います。

赤玉土やピートモス、バーミキュライトなど

赤玉土やピートモス、バーミキュライトなどもおすすめです。これらの土は、雑菌や虫が好む肥料分を含んでいないのが特徴。赤玉土5:ピートモス2:バーミキュライト3を目安にブレンドすることで、水もちと水はけのよい土になります。

種まきにおすすめの土

苗床におすすめの容器

苗床におすすめの容器

土に次いで、苗床作りに欠かせないのが容器です。苗床におすすめの容器には、いくつか種類があります。さっそくそれぞれの特徴を見ていきましょう。

育苗ポット

育苗ポットとは、ビニールで作られたやわらかい容器のことです。非常に柔軟性があるので、育った苗を取り出しやすいのがポイント。植え替えのときに根がダメージを受けやすい「直根性」の植物に適しています。

育苗箱

育苗箱とは、浅型の四角い樹脂製トレイのことです。粒の大きい種をまくときや、種をたくさんまきたいときに重宝します。また、苗床以外にも苗を植えた小鉢をまとめたり、株の一部を切り取って発根させる「挿し木」に利用できます。

ジフィーポット

ピートモスを圧縮して作られた容器のことを、ジフィーポットといいます。土に分解される性質があるので、容器ごと植え替えられるのが最大の魅力。植え替えの手間がなく、根を傷つけにくいところも嬉しい点です。

育苗トレイ

小分けされたトレイタイプの容器で、苗床を置くスペースがない場合にうってつけです。ほかの容器は、土を満杯まで入れるのは避けたほうがよいとされていますが、育苗トレイの場合は、土を容器いっぱいに入れて使います。

平鉢

読んで字のごとく、高さがない平べったい鉢で苗床によく用いられます。根を浅くはる植物や、土を薄めに被せたほうがよい好光性の植物に向いています。また、粒の小さい種をばらまくときにもぴったりです。

苗床の作り方

苗床の作り方

一見、作るのが難しそうな苗床ですが、その手順はとてもシンプル。まず、育てたい植物にマッチする容器を選び、その容器に土を入れるだけでOKです。

ただし、土を容器いっぱいに入れないように気をつけましょう。育苗トレイなどの例外を除いて、容器のふちから、1〜2cmくらい余裕を持たせるのが定石とされています。

苗床の準備ができたら、たっぷりの水をやり、あらかじめ土を湿らせておきます。そして、いよいよ種をまきます。ちなみに種をまくときは、種の特性を考慮するとよいですよ。なぜなら、植物の種は、光を好む「好光性」と光を好まない「嫌光性」という2つのタイプに分けられるからです。

前者の場合は、日光が当たらないと発芽しないため、土を薄く被せることがポイントです。反対に、後者の場合は日光に当たると発芽しないので、土を厚めに被せておきましょう。

苗床を作るときの注意点

よい苗床を作るためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。以下の点に注意して、健康な苗を育てましょう。

粒の小さい土を用いること

よい苗床の条件とは、ずばり保水性に優れていることです。つまり、植物に必要なだけの水分を保てる土かどうかが重要になるのです。

そこで注目すべきが、土の粒の大きさです。土の粒が大きいものよりも、小さいほうが水分を留めておきやすいため、苗床作りには、なるべく粒の細かい土を用いましょう。

土の再利用は避けよう

もう1つのポイントは、清潔な土を使うこと。たとえば、以前に植物を育てた土には、病気や害虫が潜んでいることがあり、苗が感染してしまうおそれがあります。

そのため、土の再利用は避けたほうが無難です。どうしても使用済みの土を使いたい場合は、土の再生材などを混ぜて日光にさらし、消毒してから使うようにしましょう。

まとめ:よい苗床で、元気な植物を育てよう

苗床に種をまき、苗を育てて鉢などに植え替えるまでには、多くの時間を要します。しかし、自分の手で一から育てた植物には、自然と愛着がわいてくるもの。

このページを参考に、土や容器にこだわった自分だけの苗床を作ってみてはいかがでしょうか。よい苗床で、元気な植物を育てて、ガーデニングや家庭菜園を楽しみましょう。

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