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葉ネギの栽培方法・育て方|種まきからプランターで育てる方法や収穫時期を紹介

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株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

葉ネギは、関西以西に普及しているネギです。長ネギが主に白い部分を食べるのに対して、葉ネギは緑葉も食べるという違いがあります。

葉ネギには多くの種類がありますが、一番有名なのは九条ネギです。また、九条ネギを若取りした小ネギや、その仲間の万能ねぎも有名です。

葉ネギは小さなスペースで育てられるので、プランター栽培も可能。収穫後に味が落ちやすい葉ネギを自宅で栽培すれば、新鮮なうちに食べられます。

病気や害虫の被害にあいにくく、家庭菜園初心者にもおすすめです。ここでは、葉ねぎの育て方を詳しく紹介していきます。

葉ネギはどんな野菜?

葉ネギはどんな野菜?

葉ネギはヒガンバナ科ネギ属で、中国西部から中央アジアが原産地の植物です。多年草のため一年中収穫でき、病気や害虫も少ないので初心者でも育てやすい野菜です。

万能ネギや九条ネギ、小ネギとして売られているネギも葉ネギの一種です。長ネギよりミネラル、カロテン、ビタミンが多く含まれていて、栄養価に優れています。とくに、刻んだときに目に染みる硫化アリルは、整腸作用があり便秘などにも効果的です。

その他にも、血行促進、疲労回復、殺菌などの作用があるため、風邪予防や血栓予防、のどの痛み緩和、スタミナ強化などに効果があるといわれています。

葉ネギの栽培のはじめ方

葉ネギの栽培のはじめ方

葉ネギは「種」「苗」どちらからでも栽培できる

葉ネギは苗を購入することもできますが、大量に育てる場合は、種から育てた方が経済的です。種から育てる場合は、時期をずらしながら種まきすることで一年中楽しむことができます。すぐに収穫したい人は苗から、多く栽培して一年中楽しみたい人は種から育ててみましょう。

種から育てる場合は、直まきもできますが、ポリポットの方が簡単で、無駄なく栽培できるのでおすすめです。畑やプランターに直まきする場合は、条間15 cm程度のすじまきにします。ポリポットに種まきする場合は、1箇所に2,3粒まきましょう。

種まき時期は3月下旬から4月が適期ですが、9月くらいまで可能です。種まき後7~10日で発芽します。直まきの場合、葉が4, 5枚になったら株間が5~10cmになるように間引きます。

苗から育てる場合は、3月下旬から10月くらいまでに植え付けましょう。

地植え・プランターのどちらでも育てられる

ポット育苗の場合、葉が4,5枚になったら植え替え適期です。

葉ネギは、地植えとプランターのどちらでも育てられます。どちらの場合でも、条間15cm、株間5~10cmで植え付ければ、収穫まで間引きの必要はありません。

ネギは比較的連作障害が出にくい植物ですが、1年~2年以上ネギを栽培していない土に植え付けましょう。また、ネギは多くの野菜のコンパニオンプランツになります。他の野菜の近くに植えるのも効果的です。

葉ネギを育てる環境

葉ネギを育てる環境

葉ネギが好む日当たり・温度

葉ネギは適度な日当たりと、風通しの良いところを好みます。一日数時間日が当たるれば、半日陰でも育てることが可能です。

生育適温は15~25℃で比較的涼しい環境を好みますが、耐寒性も耐暑性もあるため一年中楽しめますよ。

葉ネギの水やり

葉ネギは過湿状態を好まないため、過度な水やりは禁物です。

地植えの場合は、発芽までは土が乾かないように水やりしますが、それ以降は基本的に水やり不要です。夏に1週間以上晴れが続き、乾燥しているようであれば、たっぷりと水やりします。

プランター栽培の場合、用土の表面が完全に乾いてからたっぷりと水やりします。

葉ネギの土と肥料

葉ネギの土と肥料

葉ネギを育てる土

葉ネギは水はけのよい土壌を好みます。土壌酸度の適性が他の野菜より高めのpH6.5~7.0です。石灰資材を使ってしっかりと酸度調整しておく必要があります。

プランターで育てる場合は、野菜用の培養土を使えば大丈夫です。自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:バーミキュライト1を混ぜて作ります。そこに、用土10Lに対して石灰資材10gと、化成肥料20gの元肥を入れましょう。

地植えの場合は、植え付け1か月前に石灰を入れ、酸度調整します。それから2週間後に元肥を入れましょう。元肥は、堆肥を1m2あたり2kgと、化成肥料を1m2あたり200g与えます。

葉ネギの栽培におすすめの土

葉ネギに与える肥料

病気に強い葉ネギですが、肥料を与えすぎると病気になる可能性があるので、与えすぎには注意が必要です。元肥をしっかり施していれば植え付け後の追肥は必要ありません。

プランター栽培の場合、野菜用培養土であれば、肥料は必要ありません。自分で配合した土の場合は、用土10Lに対して、化成肥料20gの元肥を入れます。

地植えの場合、植え付けの2週間前に、堆肥を1m2あたり2kgと、化成肥料を1m2あたり200g与えます。

基本的に追肥は不要ですが、生育が遅いと感じる場合には、1.5ヶ月に1回、化成肥料を1m2あたり30gほど与えても良いでしょう。また、株元を残して収穫した場合にも、同量の追肥を与えます。

葉ネギの栽培におすすめの肥料

葉ネギの植え付け

種を直まきで栽培している場合は、間引きによって徐々に間隔を広げ、最終的に5~10cmの間隔にします。植え替えの必要はありません。

種をポットにまいた場合は、葉が4,5枚になったら、植え付けます。この時の条間は15cm、株間は5~10cmです。植え付けの時は、根鉢を崩して1~3本にまとめてから植え付けます。

葉ネギの収穫

葉ネギの収穫

葉ネギの収穫時期

植え付けてから60~70日が収穫の目安です。草丈が30cm以上になったら収穫しましょう。

収穫時期を逃してしまうと、とう立ちして硬くなり、食味も落ちてしまいます。花芽が出たときはすぐに摘み取りましょう。

葉ネギの収穫方法とコツ

株全体を引き抜くか、根は残して株元の数cm上のところをハサミで切り取って収穫します。

根を残した場合、新しい葉が出てくるので、何回も収穫できます。その場合は、収穫するたびに肥料を与えてください。

葉ネギは収穫後に時間が経つと風味や食味が落ちてしまうので、必要な分だけ収穫するのが美味しく食べるコツです。

収穫の1か月前に株元に土寄せして栽培すると、長ネギのように軟白部分の長い葉ネギを収穫することもできます。

葉ネギの病気・害虫

葉ネギは病気や害虫にあいにくい野菜ですが、べと病や、ネギアザミウマ、ネギハモグリバエ、アブラムシの被害にあう場合もあります。

べと病は長雨が続いた場合に発生します。カビが原因で葉に黄色や白の斑点ができるので、殺菌剤を塗布して対応しましょう。

ネギアザミウマ、ネギハモグリバエの被害にあった場合にも、斑点やスジができます。アブラムシは栄養を吸って植物を弱らせます。薬剤散布で駆除できますが、大きな被害につながる害虫ではないので、そのままにしていても大丈夫なことが多いです。

葉ネギの害虫駆除におすすめの殺虫剤

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※店舗により取り扱いが異なる場合がございます。
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