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薪の組み方4種類|キャンプの調理に使える&長持ちする焚き火台用の薪の積み方を紹介

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CAINZ ライフハック

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CAINZ ライフハックは、ホームセンターのカインズ (カインズホーム) が提案する日常で使える便利な知恵をお届けします。すぐに実践できる便利なTIPSや情報が盛りだくさん。

焚き火をしたいけれど、薪の組み方がわからなかったり、自己流で薪を組んでみたけど、料理が焦げてしまったといった経験があるキャンプ初心者の方は多いのではないでしょうか。

薪の組み方にはさまざまな種類がありますが、代表的な4つの組み方を抑えておけば、あらゆる場面に対応できます。ここでは、焚き火における注意点や薪の選び方など、キャンプ初心者が知っておくべき情報も交えつつ、薪の組み方の種類とそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

焚き火台で使える薪の組み方を紹介

焚き火台

キャンプ場で焚き火をする場合、焚き火台の上で薪を組みます。なぜなら、日本のほとんどのキャンプ場では、芝や地面にダメージを与えないために、地面に薪を組む焚き火を禁じているからです。

ここからは、焚き火台の上に薪を組む方法を紹介していきます。これらの組み方をマスターすれば、あらゆる状況や使い方に対応できますよ。

差掛け型:シンプルで簡単。初心者にもおすすめ

差掛け型

差掛け型のメリット

差掛け型は、初心者でも簡単にできる組み方です。1本の太めの薪を土台として、複数の薪を直角に並べていきます。

差掛け型は、薪の状態に比較的左右されずに火がつけられます。さらに、土台となる太い薪から遠ざかるにつれて温度が低くなっていくため、料理する時に、加熱と保温を使い分けることもできます。

組みやすく、料理にも使えるため、初心者にはここから始めてみるとよいでしょう。

差掛け型のデメリット

差掛け型は、薪を補充し続けないと焚き火を維持できません。通気性が良いため、早めに薪が燃え尽きてしまうのです。

そのため、「焚き火にそんな手間をかけるのは嫌だ」といった人は面倒に感じると思います。とはいえ、補充自体は簡単におこなえますから、あまりデメリットと考えなくてもよいかもしれません。

並列型:安定した火力が得られて調理向き。雨にも強い

並列型

並列型のメリット

2本の太めの薪を土台とし、上に薪を並べていく並列型は、通気性が良く土台も安定しています。火力が安定していて重めの鍋も置けるため、調理に向いています。

調理に必要な火力と土台をいっぺんに準備できますから、料理用としておすすめです。

また、突然の雨や雪に対しても、上に薪を重ねることで傘代わりとなり、焚き火を維持することができます。ぜひとも覚えておきたい組み方です。

並列型のデメリット

機能的には十分ですが、燃え上がる炎が見られないため、見た目のオシャレさや派手さに欠けます。焚き火らしい大きな炎を視覚的に楽しみたい人にとっては物足りなく感じるでしょう。

逆にいえば、見た目以外のデメリットはあまりなく、実用性に関してはバランスの取れた良い組み方といえます。

ティピ型・合掌型:調理に向かないが、焚き火らしい迫力が◎

ティピ型・合掌型

ティピ型・合掌型のメリット

ティピ型・合掌型のメリットは、焚き火らしい迫力ある炎です。一般的にイメージする焚き火の組み方なので、家族や友達など複数人のグループでも盛り上がれることでしょう。

薪を組み終えた時の達成感も大きく、見た目もかっこいいため、さまざまな面から楽しめる組み方です。焚き火に慣れてきた人におすすめの組み方です。

ティピ型・合掌型のデメリット

ティピ型・合掌型デメリットは、薪を組むのが難しいことです。バランスを取るのが難しく、焚き火台の上で組むとなるとさらに難易度が増します。狭い焚き火台の場合、薪が倒れる危険もあります。

安全のためにも薪を置ける面積が広く、万が一、倒れても問題ない焚き火台を用意することをおすすめします。

井桁型・キャンプファイアー型:初心者でも強い火が作れる

井桁型・キャンプファイアー型

井桁型・キャンプファイアー型のメリット

井桁型・キャンプファイアー型は、初心者でも比較的組みやすく、簡単に大きな火力を出せます。キャンプファイアーなどのイベントで使われることもあり、炎の大きさ、勢いは他の組み方と比べものになりません。

また、燃え上がる炎を見るだけでなく、薪を組む工程を楽しむことができます。複数人のグループなど、焚き火で盛り上がりたい時におすすめの組み方です。

井桁型・キャンプファイアー型のデメリット

井桁型・キャンプファイアー型は火力が高いため、薪が燃え尽きるのも早くなります。そのため、太めの薪を準備する必要がありますし、燃え尽きた薪の調整をするなどのメンテナンスも不可欠です。

デメリットを打ち消すほどの楽しさはありますが、実用性の面から考えるとあまり優れているとはいえない組み方です。

薪の選び方:針葉樹と広葉樹で燃え方が違う?

針葉樹は火が付きやすく短時間で消え、広葉樹は火が付きづらく長時間燃え続けるといった特徴があります。

スギやヒノキ、マツなどの針葉樹は、キャンプでの調理や火の付きづらい広葉樹の焚き付け役として使用するとよいでしょう。

また、ナラ、クヌギ、カシなどの広葉樹は、焚き火やキャンプファイアーなど、長時間火力を安定させたい時に選ぶことをおすすめします。

それぞれの燃え方を意識しつつ、必要に応じて組み合わせ、目的に合った薪を選んでいくことが重要です。

まとめ

今回、紹介した4つの組み方をマスターすれば、調理、イベント、暖を取るといったキャンプに必要不可欠な焚き火を作ることができます。

初心者が最初から、すべてできるようになるのは難しいと思いますが、まずは自分ができそうだと感じる組み方を試してみるのがよいでしょう。

「どれも難しそうだよ」と感じる方はシンプルに組めて調理もできる差掛け型から、はじめてみることをおすすめします。

初心者は何でもいいから、とりあえずやってみることが重要です。ここで紹介したことを参考に、ぜひ実践してみてください。

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