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子ども用自転車の選び方を詳しく解説。サイズ選び、買い替え時、ヘルメットでもう迷わない

スタッフ

伊野波梨央

伊野波梨央

カインズ福岡新宮店自転車・リビング担当として、日々、顧客の自転車選びをサポート。ちなみに自身は小学校高学年まで自転車に乗れなかった

子どもの自転車はどう選べばいいの?

子どものはじめての自転車選びは、わからないことだらけ。

大きな買い物だから失敗したくないけれど、どのサイズを選べばいいの? 決まりはあるの? 一緒に用意するものは? と、何もかもが未知の世界ですよね。

そこで、カインズ店舗の自転車コーナー担当・伊野波さんに、子どものファースト自転車選びのポイントについて細かく教えてもらいました。

 

伊野波

伊野波梨央

カインズ福岡新宮店自転車・リビング担当として、日々、顧客の自転車選びをサポート。ちなみに自身は小学校高学年まで自転車に乗れなかった。

キッズ向け自転車とジュニア向け自転車の違い

キッズ向け自転車の一例

キッズ向け自転車の一例

自転車売場に行くと、子ども用自転車でもキッズ向けとジュニア向けと表示があります。一番の違いはサイズですが、それだけではありません。

伊野波

伊野波

対象年齢が低いキッズ向け自転車は、自転車デビューをしたばかりの子の練習用としての役目も担っているため、補助輪がセットになっているものがほとんどです。転倒を防ぐための手押し棒がついたタイプもあります。反面、夜間の使用は想定されていないため、基本的にライトはついていません。

一方、ジュニア向け自転車は、すでに自転車に乗れる子どもたちが移動手段の一つとして選ぶもの。補助輪の後付けはできますが、セットにはなっていません。

デザインやカラーは、キッズ向けよりもジュニア向けの方が豊富です。

伊野波

伊野波

ジュニア向け自転車には、パステルカラーが揃うファンシーなタイプ、ブラックやブルーを中心としたスポーティなタイプなどがラインナップしています。

女児向け自転車

とってもカラフル! 女児受けするジュニア向け自転車

男児向け自転車

男児に人気のジュニア向け自転車

小学校中学年くらいになり持ち物にもこだわりが出てくるようになると、バイク風の装飾がついたギア付きのマウンテンバイクなど、ぱっと見が“かっこいい“自転車が人気です。

バイクっぽい自転車

バイクっぽいと人気のジュニア自転車。右側がギアであとは飾り

伊野波

伊野波

近年では、ひと昔前にはあまり選ばれなかったパープルなど個性的な色を選ぶご家族も増えています。はっきりした売れ筋商品があるというよりは、それぞれ好きなものを選んでいる印象です。

後悔しない子ども自転車のサイズ選びのポイント

子ども自転車のサイズは、年齢や学年ではなく身長で選びましょう。体格に合ったサイズでなければ安定性に欠け、安全上の不安が伴います。

伊野波

伊野波

自転車のサイズは車輪の大きさ(インチ)で表されます。子ども自転車は大体12インチから揃っています。お子さんの今の身長に合わせてサイズを選んでくださいね。

<サイズ選びの目安>

  • 身長 80〜105cm 12インチ
  • 身長90〜111cm   14インチ
  • 身長98〜119cm   16インチ
  • 身長103〜125cm 18インチ
  • 身長110〜135cm 20インチ
  • 身長115〜147cm  22インチ
  • 身長121〜154cm  24インチ
  • 身長130cm以上   26インチ 

カインズ店頭には「自転車用適正身長計」もあるので、実際に測ってみるのがおすすめです。

自転車サイズ選び基準

複数のサイズで迷ったら、候補のうちできるだけ小さいものを選ぶようにしましょう。大きすぎるものより小さい方が体勢が安定し、取り回しもききます。

伊野波

伊野波

成長してもある程度はサドルの高さで調整が可能ですし、どのみち子ども自転車の寿命は3年程度ですので、そうそうサイズアウトすることはありません。親としては、大きめのものを選んで少しでも長く使ってほしいと思ってしまいますが、やはり優先すべきは安全性です。

また、同じサイズでもハンドルまでの距離やペダルの長さなど細部の作りはそれぞれ異なります。適合身長内でも腕や足の長さが自転車に合っていないとブレーキが握れなかったり、地面に足がつきにくかったりする場合もあるので、購入前には必ず試乗するようにしましょう。

<試乗の際に確認するポイント>

  • 両足の足の裏が地面にべったりとついているか。また、ヒザが軽く曲がっている状態がベスト
  • ブレーキをきちんと握れるか
  • スムーズにハンドル操作をできるか
  • 倒れた自転車を自分一人で起こすことができそうか

伊野波

伊野波

大人の自転車選びでは両足のつま先がつく程度がベストと言われますが、バランス感覚が発達途上にある子どもの場合は大人よりも転倒しやすいため、両足共にしっかりと地面につく自転車がおすすめです。

自転車デビューは早い方がいい?

子どもの自転車デビューは年々早まる傾向にあり、近年は1、2歳から足けりバイクに乗り始め、自然とステップアップして2、3歳で自転車デビューする子どもも少なくありません。早くから自転車や足けりバイクに乗っていると体の使い方が上手になり、バランス感覚も身につくため、早めの自転車デビューにはメリットが多くあります。

伊野波

伊野波

私自身、自転車に乗る練習を始めたのは小学5年生の時でしたが、乗れるまでだいぶ時間がかかりました。公園で自転車の練習をするのも恥ずかしくて。苦手意識を植え付けないためにも、早い方がおすすめです!

とはいえ決まりはないので、地域性や周辺環境、お子さまの性格を考慮して決める形で問題ありません。 練習さえすれば、いくつになっても自転車にはちゃんと乗れるようになるので焦らずに取り組みましょう。

大人用自転車への買い替えの目安は?

ジュニア自転車

一見大人用に見えるが、サイズはジュニア向け自転車という製品も

子ども用自転車から大人用自転車へ変えるタイミングについては、通学などに使うようになり自転車の走行距離が急に伸びる「中学校入学ごろ」というケースが一般的。中学生になると小学生までに比べ、転倒も少なくなるので走行もより安定してきます。

ただ、小学校高学年から中学生頃はまだ体格差が大きい年代は、無理に周りに合わせて大人用に移行する必要はありません。

<子ども用から大人用への買い換えの目安>

  • 身長が十分に伸びた
  • ハンドルを握った時に腕が曲がる
  • 体感的に窮屈な感じがする

こうした目安に達するまでは、子ども用自転車を使うべきです。

子ども用と大人用、どちらにも「24インチ」や「26インチ」サイズの自転車はありますが、車輪の大きさが同じであるだけでフレームの長さやサドルの高さなどは全く違います。

伊野波

伊野波

折り畳み自転車や小径の大人用自転車を使いたいというお子さんもいらっしゃいますが、これらも子どもの体に合わないため安定性に欠けるので、避けてほしいです。

ヘルメットは必要? 選び方は?

ヘルメットは、命を守る大切なアイテムです。警視庁のホームページによると、自転車死亡事故の約7割が頭部に致命傷を負っています。

法律でも、保護者は、13歳未満の子どもにヘルメットを被らせるように努めなければならないと決まっています(道路交通法 第63条の11)。子ども乗せ自転車の座席に座らせる時だけでなく、一人で自転車に乗るようになっても、必ずヘルメットを付けるよう指導しましょう。

では、子ども用のヘルメットとしては、どのようなものを用意すればいいのでしょうか?

伊野波

伊野波

ヘルメットにはプラスチック製で軽いソフトシェルタイプ、頑丈なハードシェルタイプの2種類があります。それぞれ特徴がありますが、安全性は変わりませんので、どちらを選んでも問題はありません。

ソフトシェルタイプ

ソフトシェル

伊野波

伊野波

ソフトシェルタイプは軽量で被り心地がいい傾向にあり、首への負担が軽くすみます。ヘルメットを嫌がる低年齢の子にオススメです。ですが、頭部に直接大きな衝撃を受けると割れてしまうので、耐久性を求める方には不向きです。

ハードシェルタイプ

ハードシェル

伊野波

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一方ハードシェルタイプは、頑丈さがウリ。その分重量は増しますが割れることはないので、競技用自転車に挑戦するご家族など、耐久性を重視する方にも選ばれています。

ソフトシェル、ハードシェル、どちらの場合も、日本製の場合はSGマークの有無もチェックしましょう。

SGマーク

SGマークは一般財団法人製品安全協会が定める安全基準をクリアした製品に与えられるもの。カインズ店頭に並ぶ日本製ヘルメットにはどれもSGマークがついていますが、一般にはSGマークが付いていない製品も流通しているので購入前には念のためご確認を。

<ヘルメットのサイズ選びの目安>

  • 幼児(6歳未満) 46〜53cm
  • 学童(6〜12歳) 51〜57cm
  • 中学生以上 54〜60cm

ヘルメットサイズ表

ヘルメットも試着は必須です。ヘルメットの形は生産国などによってもガラリと違う上、頭の形の個人差は予想以上に大きいので注意が必要です。

<ヘルメットを試着する際に確認するポイント>

  • 小さすぎないか、または大きすぎないか
  • 頭とヘルメットの間に空間ができていないか
  • あごのベルトはきつすぎないか、ゆるすぎないか

伊野波

伊野波

ヘルメット選びで最も重視すべきなのは”頭の形に合ったジャストサイズのもの”を選ぶこと。子どもが被りたがるデザインの製品を選ぶことも大切ですが、最優先事項は安全性です。頭の形に合わず擦れたりどこかが当たったりすると、不快感から子どもがヘルメットを嫌いになってしまいます。

カギや空気入れなど自転車と一緒に買いたいもの

自転車デビュー前に揃えておくべきアイテムには、どんなものがあるのでしょうか。 まず揃えたいのがカギです。そのほか空気入れやライト、反射板などを検討しましょう。

追加カギ

子ども用自転車にもサドル下に固定されている馬蹄形のカギは付いていますが、施錠は2か所行うことを推奨しています。カラーも豊富ですのでお好みでどうぞ。

自転車カギ

伊野波

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お子さんがカギを無くしたという声をよく聞きます。自転車本体に付いている鍵にも、別途ご購入いただく鍵にも、どこかに番号が付いているので、写真を撮るなどして控えておいてくださいね。番号さえわかれば、鍵のメーカーからスペアキーを取り寄せることも可能です。

空気入れと小径車用アジャスター

空気入れは、カインズ店頭など、近くに自転車の空気を入れられる場所があれば不要ですが、できれば備えておきたいアイテムです。

伊野波

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キッズ向け子ども用自転車は特に車輪が小さいので、お手持ちの空気入れでは形が合わない場合もあります。カインズオリジナルの空気入れなら、幼児向け自転車用のアジャスターも付属しているので問題ありません。

空気入れ幼児車用アダプター

伊野波

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アジャスターは単体でも用意しています。

ライトと反射板

キッズ向け自転車には基本的にライトが付いていません。自転車をよく使う子どもの場合、陽が落ちるのが早い冬の夕方などに備えて、後付けのライトがあると安心です。追加の反射板の購入も検討しましょう。

プロテクター

自転車に乗る練習をする時期には、ヒジやヒザのプロテクターがあるとケガ防止になり、子どもの安心感にも繋がります。自転車だけでなく足けりバイクやスケートボードにも重宝しますよ。

さび止め、自転車カバーなど

必ずしも必要ではありませんが、海のすぐそばだったり、駐輪場に屋根がないおウチの場合、さび止めや自転車カバーもぜひ。

日頃のメンテナンスの方法は?

せっかくのマイ自転車、しっかりメンテナンスして大事に乗りたいですね。違和感のある箇所がないかどうか、日頃からチェックしておきましょう。

タイヤの空気チェック

タイヤに空気があまり入っていないと、ペダルが重くなってしまったり、タイヤやホイールに負担がかかってしまったりと、安全面からみても危険です。そのまま走行を続けると、チューブに穴が空く”パンク”や、破裂してしまう”バースト”の原因にもなります。

毎回、乗る前にチェックをすることを心がけましょう。タイヤの横側を親指で強く押してもへこまない程度の空気が入っているかが目安です。空気圧計付きの空気入れを使用する場合、タイヤ側面に記載されている空気圧表示の数値範囲内で入れるようにしましょう。

伊野波

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パンクの原因の約70%は空気圧不足です。タイヤの空気は何もしなくても30日で約半分になってしまうと言われます。使用頻度に関わらず2週間に1度は空気を入れるようにしましょう。

タイヤの状態の確認

空気を入れる際にはタイヤの状態も見ておきましょう。タイヤの模様がなくなっていたり、すり減りやひび割れが目立つようになってきたら、交換のサイン。

伊野波

伊野波

一見問題ないタイヤでも、指で押すとひび割れに気づくこともあります。ほか、空気が抜けやすかったり、パンクが多くなってきたなと感じたら、点検・修理に出してくださいね。

チェーンの張り方チェック

チェーンを指で下に押した時、遊びが2cm程度あるかどうかのチェックを。

サビのチェック

自転車はさびていくものですが、特にチェーンのさびが早いと、スピードが出づらくなったり、変速がおかしくなるといった不調が表れてきます。さびやすい環境に保管している場合は、細かくチェックし必要に応じてさび止めなどを使いましょう。

そのほか、少しでも気になることがあったら、お気軽にカインズ各店舗の自転車コーナーへ。

伊野波

伊野波

カインズでお買い上げの自転車はもちろん、他店で購入された自転車のメンテナンスもお任せください。乗る方の安全を最優先にプロが対応いたします。

カインズ自転車コーナー

近年は、自転車に乗る練習をする際にまずペダルを外して足で漕ぐ方法が主流ですが、ペダルの取り外しなどもお気軽にお持ち込みくださいね。

自分の力で自転車に乗れるようになると、子どもの世界が一気に広がります。お気に入りの一台が見つかったら色々な場所へのサイクリングに挑戦して、思い出をたくさん作りましょう!

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