最後に漬物を美味しいと感じたのはいつですか? 漬物文化と魅力を伝え続ける。漬物専門店店主・柳沢博幸
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車内の清掃を効率良く進めるためには、適切な手順や必要な道具を知っておくことが大切です。車の外側だけでなく中の空間もキレイにすると、より快適なドライブができるでしょう。
今回は、車内清掃の具体的な手順や、あると便利なおすすめ商品をご紹介します。
車内清掃をする際、思いつくままに作業を始めてしまってはかえって二度手間になることがあります。本格的な作業に入る前に、以下の準備をしておきましょう。
まずは車内に積んだままにしている荷物や小物などを外に出しておきましょう。清掃時に不要なものが車内に残っていると、汚れやゴミなどが見えにくくなったり、一つひとつの移動に手間がかかったりします。一度にすべて出しておけば、清掃作業が滞りません。
掃除機やクロスなどを使って本格的に掃除を始める前に、シートの繊維に入り込んだ埃を出しておきましょう。ほかの部分をせっかくキレイにしても、何かの拍子に埃が舞えばすぐに汚れることになってしまいます。
布団たたきでシートをまんべんなくたたき、奥の埃も浮かせておくようにします。ただし、この作業はレザーシートの場合はかえって傷めることになりかねないため、不要です。
清掃時は、作業ごとに車のドアを開け閉めするのではなく、最初に開け放ったらそのままにしておきます。清掃中は溜まっていた埃が舞い上がったり、クリーナーの成分が揮発したりします。無意識に吸い込むことがないように、風通しの良い状態で作業を行いましょう。拭き掃除などで残った水分をしっかり乾燥させるためにも換気は大切です。
また、なるべく埃などを吸い込まないように、作業時にはマスクを着けておきましょう。
実際に清掃作業に入る前に、必要な道具を準備しておきましょう。必要なものは布団たたき・ブラシ・バケツ・掃除機・粘着クリーナー・雑巾またはクロス・洗剤などです。どれも家庭の掃除に使用しているものでかまいません。
掃除機はコードレスタイプが便利です。雑巾やクロスは複数枚用意しましょう。あればマイクロファイバークロスがおすすめです。洗剤は洗濯用や住居用のものが利用できますが、定期的に車内を清掃するのなら専用クリーナーを用意しておいても良いでしょう。
実際にどのような手順で車内清掃を行えば、手早くキレイに仕上げられるのでしょうか。部分ごとに具体的な方法をご紹介します。
フロアマットは車内の床から取り外せるので、すべて外に出して作業をします。フロアマットには泥や砂などの汚れや埃が溜まりがちです。まずは布団たたきでたたいてしっかりと落としましょう。
次に、ブラシを用いて水洗いをします。ガンコな汚れには洗剤を使用するのもおすすめです。洗剤を使った場合は、水でよくすすいだうえで、乾燥させます。
普段あまり目をやることのない車内の天井は、気付かないうちに汚れが付いているものです。手で触れたときの皮脂や飲食したときの飛沫、またタバコを吸う場合は天井全体にヤニが付着していることもあります。
清掃では薄めた洗剤をスプレーで天井に吹きかけ、濡らして絞った雑巾で拭き取りましょう。もう一度乾いた雑巾で水分をそっと吸い取るようにします。あるいは市販の車内クリーナーやウェットシートを利用しても良いでしょう。
運転時にずっと手で操作しているハンドルのほか、ダッシュボードやインパネにもいつの間にか手垢や皮脂、埃が溜まっています。内装の基本的な清掃としては、濡らして固く絞った雑巾で水拭きしましょう。
構造的に細かな凹凸が多い部分は、綿棒の先端を使用するのもおすすめです。水拭きで取りにくい汚れがあれば、車内クリーナーで対処しましょう。
シートの清掃ではまず掃除機を使い、細かなゴミを吸わせましょう。背もたれの角度を変え、座面と接する部分もしっかり広げて掃除機の先端を当てるようにします。
繊維に絡みがちな髪の毛やゴミなどは掃除機で吸い取り切れないことがあるため、粘着クリーナーもしくはガムテープを利用しましょう。食べこぼしなどのシミがある場合は、水で薄めた洗剤やクリーナーで拭き取ります。
レザーシートの場合は、粘着クリーナーを使用せず、革専用クリーナーで仕上げるようにしましょう。
フロアマットを外した床にもゴミや砂などが入り込んでいます。シートの清掃を終え次第、掃除機や粘着クリーナーを床にも当てておきましょう。
車内の床を清掃する際は、シートを前後に移動させながら溝や隅の部分にはブラシを併用するのがポイントです。ブラシでかき出したゴミや埃を、掃除機や粘着クリーナーで除去しましょう。
車内側のガラスをキレイにするには、雑巾やクロスを2枚使って水拭きと乾拭きをします。特にマイクロファイバー素材のクロスは吸水性に優れ、繊維が細かいため、ガラスの拭き掃除におすすめです。拭きムラが生じにくく、ガラスの表面をキズ付けにくいのもメリットです。
最初に濡らして絞ったクロスでガラスを拭き、乾かないうちに乾拭きをします。なかなか落ちない汚れには専用のガラスクリーナーを用いてみましょう。
車内を手際良く掃除するために、特に意識したいことや忘れてはいけないポイントがあります。
車内の清掃では、何より先に水洗いが必要なものから作業を済ませておくことがポイントです。水洗いをしたものは汚れを落としたからといって、すぐに車内に戻すことができません。
カビの発生を防ぐためにも十分に乾燥させておく必要があります。水洗いしたものを乾燥させている間にほかの部分の清掃を進めると、効率良く作業を終えられます。
内装の掃除を行う際に見落としがちなのが、ドリンクホルダーの汚れです。飲みこぼしは見た目には分かりにくいものですが、放置しておくのは衛生的とは言えません。
濡らして絞った雑巾で細かい部分も拭いておきましょう。落ちにくいべたつきには洗剤を使用します。
また、複雑な形状になっているエアコンの吹き出し口も、掃除が後回しになりがちです。綿棒の先端を濡らして拭き取るようにすると、隅の部分までキレイにできるでしょう。
車内清掃には、一般的な家庭用の掃除アイテムも利用できますが、車専用の清掃用品を揃えてまとめておくと、思い立ったときに気軽に作業が始められます。
ここでは、カインズでおすすめの使いやすい車内清掃用品をご紹介します。
車内の窓の汚れや曇りに気付いたときに、すぐに使いやすいクリーナーです。付属している柄はハンドルで長さが調節できるため、手の届きにくい部分もキレイに拭き取れます。
パッドの部分は汚れを取りやすく、ガラスをキズ付けにくいマイクロファイバー素材で、洗って繰り返し使えます。
クロスや水を別々に用意しなくても手軽に使えるおそうじ用ウェットシートで、手垢や汚れが気になったときにサッと拭き取ることができます。使い捨てタイプなので、使用後の片づけも簡単です。
また、車内の汚れだけでなく、外装の汚れにも使用できます。日頃からこまめな清掃をしたい方におすすめです。
乾拭き専用のハンディモップで、ダッシュボードなどの清掃におすすめです。
モップの先端部はマイクロファイバー製で、凹凸や曲面の細かな埃もキャッチしやすい房状になっています。汚れても柄から外して洗えるのもメリットです。柄の部分が折りたためるため、収納時も場所を取りません。
車内の布製シートに使えるスプレータイプのクリーナーで、泡状となって出てくる洗浄成分が食べこぼしなどのシミや汚れにもしっかりアプローチします。
サトウキビ由来の消臭成分が配合されているので、ペットやタバコなどの残り香が気になる方にもおすすめです。
プラグをシガーソケットにつないで使える自動車専用の小型掃除機です。640gと軽量でグリップの持ちやすさにも配慮されているので、筋力に自信のない方にも扱いやすい商品です。
隙間ノズルが付属しており、コードは3mと長いため、後部座席の隅のゴミや埃も吸引することができます。
自動車用小型掃除機で、吸引力にこだわりたい方におすすめのサイクロン式です。
連続作業時間は約30分、ダストケースの容量は約560mLなので、広い車内をしっかり清掃したいときも余裕を持って使えるでしょう。ダストケースは水洗いで簡単に手入れができます。
ヘッド部分のクロスを付け替えることで、車内の窓にもダッシュボードにも使える清掃アイテムです。クロスはどちらもマイクロファイバー素材でできており、汚れや埃をすみやかに捉えます。
伸縮する柄と360度に回転するヘッドで、どの位置にも届きやすい仕様となっています。
アルカリの力で汚れを落とすスプレータイプのクリーナーです。成分の100%がアルカリ電解水で、界面活性剤などが含まれていないため、使用後は乾いたクロスで拭き取るだけで作業が終わり、二度拭きの手間を省けます。
洗剤を避けたい方や車に子どもをよく乗せる方にもおすすめです。
長さ28.5cmのコンパクトなモップで、車内に常備しておけば埃が目に付いたときにサッと拭き取れます。モップの部分は、細かなタバコの灰や花粉もキャッチしやすい、超微細な繊維のマイクロファイバー素材です。
柄から取り外して洗えるため、キレイな状態で長く使用できます。
カインズオリジナルの自動車用手入れ用品で、使い勝手の良いグローブタイプです。柔らかいアクリル素材でできており、車内の清掃のほか、外装にワックスがけをしたときの拭き取りにも利用できます。
リーズナブルな製品なので、車内用・車外用といくつか揃えておくのもおすすめです。
通勤やドライブに使用する自動車は、移動の時間を快適に過ごせるようキレイな状態を維持したいものです。車内を清掃する際は、効率良く作業を進められるよう、手順や必要な道具を確認しておきましょう。
清掃の手順は、まず水洗いすべきものから始め、乾燥させておくようにします。そのあいだに車内に掃除機をかけ、拭き掃除をすると、時間を上手に使えます。
清掃の道具は、いつも家の中で使っているものでも問題ありませんが、定期的に車内を掃除したいとお考えの場合は専用のアイテムを揃えておくのもおすすめです。車内がいつもスッキリとしていると気持ち良く運転でき、同乗者にも喜ばれるでしょう。