埼玉県平野部なぜ暑い? 熊谷地方気象台と熊谷市長に聞いてみた
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目次/ INDEX
割れてしまった、壊れてしまった、破れてしまった……。
何かが破損したときは、接着剤で元通りになるよう直すことが多いですよね。でも、ただ直すだけでは少しつまらない気もします。どうせなら、壊れたことがプラスになるような直し方をしたい!
そんなときに活躍してくれるのが「Sugru(スグル)」。粘土のように成形した後、24時間おくと弾力のあるシリコーンゴムに変化する、知る人ぞ知る“3D接着剤”です。
ガラスや陶器・木材・金属などのさまざまな素材に使えるだけでなく、耐熱・耐冷・耐水の三拍子そろった使い勝手のよさもウリ。どうやらこれ1つで、壊れたものを直すのはもちろん、すでにあるものを補強したり、まったく新しいもの生み出したりと、さまざまな使い道があるらしいのです。色もカラフルで、私がこれまで抱いていた「接着剤」のイメージが覆されました。
中には小分けになった8色のSugruが。鮮やかなカラーにクリエイティブ心がくすぐられる
というわけで今回は、初心者でも挑戦できるSugruの活用法を、基本的なものから応用編まで4つ紹介します。
まずは接着剤として、割れた食器の修復にSugruを使ってみます。
手元に割れた食器がなかったため、家の食器棚を漁り、割ってもいいお皿を用意しました。とはいえ、お皿をわざと割るのはドキドキします……。
かなづちで勢いよく、えいっ。
パリーン。割れた破片には気をつけましょう
思っていたより綺麗に割れました! かなづちを真ん中に当てるとヒビが四方に入るのでおすすめ(?)です。
さっそく、割れたお皿に青と緑のSugruを使って、金継ぎならぬ“Sugru継ぎ”をしていきます。
割れたお皿・Sugru(青・緑)
切り取り線に沿って開けると、中に色つきのラバーが。こんなに派手な色の接着剤を見たのは初めてです。パキッとした色彩で、見た目からワクワクします。
弾力は強めで、硬い粘土みたい。こねると徐々にやわらかくなり、形が変化していきます。
最初は結構強い力が必要
ある程度やわらかくなったら、適量をとって転がし細くします。
それを、破片と破片の間に、ぎゅっ。
いい感じ。なんだかそれっぽい!
この状態ではまだ接着していないので、ズレないよう注意しながら、残りの破片もSugruでくっつけていきます。
すべて接着するとこんな感じ
このままだと少し不恰好だったので、滑らかな仕上がりになるよう、はみ出たSugruはつまようじで削りました。
つるりと滑らか
あとはこのまま寝かせたらカチカチに固まります。
Sugruが足りなくなったらどうしようと思っていたのですが、1/3くらいの量で完成しました。大きいお皿でもSugru1つで足りるかも。落ち着いた感じに仕上がったので、お刺身を食べるときなどに使おうと思います。
スマホなどの充電のケーブルを酷使していると、中の銅線が露出したり断線したりするのは避けられません。切れてからSugruでふさぐのもアリですが、切れる前に補強して、裂けてしまうのを未然に防ごう! ということで、 充電ケーブルの断線しやすい部分にSugruを使うことにしました。
ケーブル・Sugru(ピンク・オレンジ)
まずはオレンジ色のSugruで補強します。Sugru継ぎの時と同じように、転がして細くしたものを……
切れやすいところにくるくる巻きつけて……完成! 超簡単。5分もかからないでできました。
ピンク色のSugruはもっとお手軽に、断線しやすい箇所にそのままかぶせました。
カラフルなので、デバイスごとに色を変えたら、どれがどのコードか一目でわかって便利そう。家族で色分けしたら「この充電器、誰の?」というあるあるが解消できます。