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【フェレットの飼い方】エサやりからトイレのしつけ、遊び方まで詳しく解説!

スタッフ

カインズ How to ペット編

カインズ How to ペット編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」のペット関連のコンテンツを文字起こししています。

犬や猫ほどメジャーではないものの、その愛らしさから根強い人気があるフェレット。最近ではフェレットの専門店まで登場するほど注目を集めているペットです。

飼育の手間がさほどかからず、性格も穏やかで飼いやすいといわれていますが、家族として迎えるにあたって知っておいたほうがよい点はあります。

そこでこの記事では、フェレットの上手な飼い方や、やってはいけない注意点などを詳しく解説します。

フェレットってどんな生き物?

フェレットってどんな生き物?

フェレットはイタチ科に属するイタチの一種です。ヨーロッパケナガイタチまたはステップケナガイタチから家畜用に品種改良された生き物だといわれていますが、はっきりとしたデータは存在しません。人間とともに生きてきた歴史は長く、一説には3000年ほど前から飼われていたとされています。

家畜とはいえイタチならではの野性味は残しており、ペットとしてだけでなく、うさぎやネズミを狩猟するハンターとして飼育されていた歴史も。かわいらしい見た目に反して実はワイルドな一面があるのがフェレットです。

身体的特徴

体長は30~50cm程度。胴が長く、足が短い愛らしい体型をしています。尾は7~10cmほどで、興奮して震わせたり逆立てたりするなど感情が現れます。体重はメスが1 kg弱、オスは1 kg強と、オスのほうがやや大柄です。

寒い地域出身ゆえに皮膚が厚いうえ、フワフワの体毛で覆われているのも特徴。このため、毛皮採取目的で飼われていた歴史もあります。

動体視力は極めて高く、嗅覚や聴覚も優れていることから狩りが得意です。事実、フェレットの祖先はウサギやモグラ、ミミズを狩って食べてきました。肉食のため消化時間は短く、食後は3~5時間前後で排泄します。

性格

活発で好奇心旺盛、いたずら好きで甘え好きというペットとして申し分ない性格です。人間によくなつき、おもちゃを与えると無邪気に遊んでくれます。

小動物とは思えないほど賢く、小さな頃からしつけてやると簡単な芸までできるようになるほど。ペットとのコミュニケーションを楽しみたい方にはぴったりの動物といえるでしょう。

繁殖

一般的に、ペットショップで購入したフェレットは避妊・去勢手術を受けているため、オスとメスの多頭飼いで繁殖することはありません。こうしたフェレットを「スーパーフェレット」と呼び、ファームの証明書が付いています。

対する「ノーマルフェレット」は生殖腺除去手術を受けていないため、発情もすれば子作りもします。個体差はあるものの、オスは生後8か月から1年頃、メスは生後7か月から10か月頃に繁殖可能な状態に入り、春先から真夏にかけて交尾します。

妊娠したフェレットは約40日で子を生み、1度の出産で8~10頭ほど生まれます。赤ちゃんフェレットは10gほどで、6~8週間ほどで離乳するのが一般的です。

ちなみに、ノーマルフェレットはスーパーフェレットより大きく、筋肉質に育ちやすい傾向があります。

寿命

フェレットは生後1年で立派な大人に成長します。人間でいうと18歳ほどで、以降1年ごとに7~8歳ずつ歳を取ります。3~4歳ごろから中・老年期にさしかかり、6~8年ほどで寿命を迎えるのが一般的です。もちろん、10年以上元気に生きた例もあります。

老化が始まると筋肉や関節が衰えるため、元気がなくなり食欲も低下します。毛並みも悪くなり、脱毛が見られることもあるでしょう。この頃になると、フェレットの3大疾病と呼ばれる「リンパ腫」「インスリノーマ」「副腎腫瘍」にかかる子も出てきます。

ペットとして人気の種類と値段

ペットとして人気の種類と値段

 

フェレットの種類は繁殖させたファームの名称が付いていることが多く、色や体格、性格もそれぞれです。ここでは、日本で入手しやすい代表的なフェレットの種類とその価格を紹介します。カインズが展開するpetsone(ペッツワン)で取り扱っている種類もいます。

マーシャルフェレット

ファーム ・ニューヨーク
容姿の特徴 ・細身で小柄
・カラーバリエーションが豊富
性格 ・温厚
・噛み癖が少ない
値段 ・4万~6万円

日本で初めて輸入されたフェレット。現在でも数多く流通している種類です。耳には去勢・避妊・臭腺除去手術を受けた証である丸い刺繍、首には個体識別のためのマイクロチップが埋め込んであります。

サイズは体の大きなオスでも約3~4cm、体重は1~2kg弱なので、ワンルームなどでも飼いやすいでしょう。噛み癖も少ないため初心者でも安心です。

パスバレーフェレット

ファーム ・ペンシルベニア
容姿の特徴 ・小柄だけどがっしり
・カラーバリエーションが非常に豊富
性格 ・わんぱく
・やや噛み癖あり
値段 ・5万~7万円

マーシャルフェレットの次にポピュラーな種類です。ペット用のフェレットを繁殖している最大のファームなので流通量が安定しており、カラーバリエーションに富んでいます。

体長は3cm強~4cm、体重は1kg弱~2kgと小柄ではありますが、マーシャルフェレットよりはしっかりとした体格をしています。性格は好奇心旺盛でやんちゃ。しかし騒がしいほどではありません。なお、生後2か月から出荷しているせいもあって、噛み癖が強い子もいます。じっくりと愛情をかけてしつけましょう。

マウンテンビューフェレット

ファーム ・ニューヨーク
容姿の特徴 ・小柄だけどがっしり
・丸顔
性格 ・人懐っこい
・噛み癖が少ない
値段 ・4~13万円

マーシャルフェレットとほぼ同じ体格・体重で、性格も似ています。少々違うのは丸顔な見た目と、少しやんちゃな子が多いところ。手を焼くほどではありませんが、ある程度のしつけは必要になるでしょう。

DRFフェレット

ファーム ・愛知県、東京都
容姿の特徴 ・がっしり
性格 ・やんちゃ
値段 ・7~13万円

国内のブリードチーム・DRF(ドラゴンライズフェレトリー)が提供する日本産のフェレットです。ノーマルフェレットなので避妊・去勢手術はされていませんが、血統管理のため個人での繁殖は許されていません。最初の発情を終えた生後8か月目に生殖腺除去手術を受けることを約束してお迎えすることになっています。

体重は1~2kgでがっしりとしており、性格は少しワイルドです。購入時には臭腺が残っているためニオイが気になるかもしれません。また、前述のようにいずれは生殖腺除去手術を受けなければならず、海外ファームのスーパーフェレットより手がかかるという見方もあります。

入手・飼育難易度がやや高めのフェレット

次のフェレットは、初心者向が飼うには少し難しいといわれている種類です。なかには入手が不可能に近い種類もいます。

ルビーフェレット

体重は0.5~1.5kgと軽めながらも、赤ちゃんの頃からしっかりとした体つきをしています。大きな耳と丸い顔が特徴。噛み癖は少なく、人懐っこい個体が多いものの、個体差が激しいため初心者向きではないという声も。日本での流通量が非常に少ないのも、メジャーなフェレットに数えられない一因でしょう。

アンゴラフェレット

日本では入手困難なフェレット。中国やチェコなどにファームがあり、それぞれで特徴が異なりますが、毛長な点は共通しています。野性味あふれる性格で噛み癖が強く、初心者向きではないとされていますが、見た目の愛らしさから人気は高いです。

カナディアンフェレット

ファームの廃業に伴い、新たな個体が入ってくることはないといわれているフェレット。骨太で筋肉質、病気に強いのが特徴です。好奇心旺盛でかわいい性格をしていますが、やんちゃが過ぎることもあるのがたまに傷。

ニュージーランドフェレット

むっちりとした丸顔がキュートな大きめのフェレットです。性格は少々やんちゃ気味ですが、大型サイズを好むフェレット愛好家から人気がありました。ただ、ニュージーランドでペットの販売や繁殖に関する法改正があった関係で、日本への流通はストップしています。

フェレットの飼育に必要なもの

フェレットの飼育に必要なもの

フェレットを飼うにあたって必要なものは次のとおりです。

  • ケージ
  • トイレ・トイレ砂
  • 寝床(ハンモック)
  • エサ・エサ入れ
  • 給水ボトル
  • おもちゃ
  • お手入れ用品
  • ハーネスリード

ケージ

基本的にはケージの中で過ごすことが多いでしょうから、ストレスがたまらないよう底面積は広いほうがよいでしょう。

上記の商品は「ラビットケージ」となっていますがフェレットにも使え、ペットボトル給水器といった付属品もそろっている人気商品です。

トイレ・トイレ砂

フェレットは角や隅にお尻をくっつけるような体勢で排泄する習性があります。そのため、トイレは四角く、背面の高さがあるボックスのようなものを用意してあげましょう。多方向から入れるよう、入り口は広めに作っておくことも大切です。フェレット専用のトイレを購入するのもおすすめです。

トイレ砂はニオイ防止や掃除の手間を考えると敷いたほうが無難です。ただし、トイレの中で遊んでいる途中で砂を誤飲する子もいるため、砂選びは重要。猫用ではなく、フェレット用または小動物用をチョイスしましょう。

寝床(ハンモック)

フェレットは睡眠時間が多いため、快適な寝床は欠かせません。安眠の場所としては、ケージから吊るすハンモックがおすすめです。ベッドタイプの寝床もありますが、やんちゃなフェレットだと汚してしまうことがあり、掃除の手間が増えます。

どちらを選ぶにしろ、フェレットは暑さが苦手なので、通気性に優れたものを選んであげましょう。

エサ・エサ入れ

フェレットにはフェレット用のフードを与えることをおすすめします。キャットフードを代用する方もいますが、動物性タンパク質や脂質、繊維質などの栄養バランスをフェレット用に計算されている専用フードのほうが安心です。

12週齢くらいまでの幼体には、水とエサの比率を3:1ほどにした柔らかいものを与えるとよいでしょう。発育期の肉体形成を考慮して作られた専用フードもあります。

立派な成体になれば、大人用のドライフードを与えます。

なお、キャットフードで代用可ならドッグフードもOKかといわれれば、答えは「NO」です。フェレットは完全肉食の動物であり、「肉食よりの雑食」である犬用のエサは合いません。

エサ入れは飼育ゲージに固定できる専用の商品が便利ですが、お皿でも代用可能です。ただし、イタズラ好きのフェレットがひっくり返して遊ぶ可能性があるため、そこそこ重く、返しがあるものをおすすめします。

給水ボトル

給水器もお皿で代用できますが、フードと同じくひっくり返す恐れがあることから、ドリンカータイプのほうがおすすめです。飼育ケージとセットになっているものもあります。

水は水道水で問題ありませんが、塩素が入っているため浄水器を使うか、沸騰させてから使うなどの一手間を取ったほうが安心でしょう。ミネラルウォーターは尿路結石や腎臓疾患の原因になる恐れがあり、過剰摂取させてはいけません。

おもちゃ

フェレットは体を動かすのが大好きなので、おもちゃを与えると喜んで遊びます。元はイタチである習性から、トンネル状になったミニ毛布などを見ると喜んで入っていく子が多いです。

猫用や犬用のおもちゃで代用しても構いません。たとえば目の前でパタパタとふる猫じゃらしのようなものや、転がして遊ぶカラーボールなどでも楽しんでくれるでしょう。

ただ、あまりに小さなおもちゃだと誤飲する恐れがあるため注意してください。おもちゃの綿を破って食べたり、糸くずを飲み込んだりする事故も起きています。

お手入れ用品

衛生面や安全面の観点から、お手入れ用品も用意しましょう。

ブラシ

フェレットの毛は日常的に抜けるので、定期的にブラッシングしてあげる必要があります。目の細かいものがおすすめです。

爪切り

爪は長すぎるとケガの原因になるため、ペット用のSサイズの爪切りが必要です。

歯磨き

ドライフードを与えていれば歯石はできにくいですが、ペット用の歯磨きジェルや歯磨きシートを使うとより安全です。歯石予防の効果が期待できるガムを与えるのもよいでしょう。

シャンプー

月に1度くらいはお風呂に入れてあげましょう。シャンプーはペット専用の低刺激シャンプーであれば問題ありません。

イヤークリーナー・綿棒

フェレットは耳垢がたまったり、耳ダニが繁殖したりと、耳が汚れやすい生き物です。放っておくとひどく臭うばかりか、外耳炎になる恐れもあるため、ペット用のイヤークリーナーと綿棒で掃除してあげましょう。綿棒は赤ちゃん用などの肌に優しく小さいものが適しています。

ハーネスリード

フェレットを室外で遊ばせるときは、脱走防止のために必ずハーネスリードを着けましょう。専用のリードもありますが、小動物用でも代用できます。

フェレットの上手な飼い方

フェレットの上手な飼い方

必要な環境がそろっても、お世話の仕方が誤っているとフェレットが快適に過ごせません。長く、元気に生活してもらうためにも、フェレットの上手な飼い方を押さえておきましょう。

エサのあげ方

用意するエサは前述したとおり、動物性たんぱく質が多いフェレット用のフードがおすすめです。

幼体

子供のうちは水やぬるま湯でふやかしたものを与えましょう。固形のまま与えると消化しにくく、排泄に支障をきたす恐れがあります。

頻度は朝と夜1日2~3回が目安。鮮度を保つために都度新しいものをあげてください。食べる量には個体差があるので、毎回のエサやりで適量をつかんでいきましょう。

成体

大人のフェレットはドライフードをそのまま与えて大丈夫です。いきなり切り替えると驚いてしまうかもしれないので、徐々に切り替えましょう。また、意外にグルメなため、1種類ではなく何種類かをブレンドすると飽きずに食べてくれます。

エサの頻度は1日に5~6回が目安です。フェレットは肉食性で消化が早く、数回に分けて食事をする習性があるからです。食べる分に合わせて都度与えるのが理想ですが、つきっきりで管理するのは難しいでしょう。

そこで、朝と夕方にその間分のエサをまとめてあげるのがおすすめです。目の前に大量の食べ物があるからといって、一気にたいらげるようなことはしません。夜行性のため、夕方分のほうを多めにしておくのがポイントです。

遊ばせ方

フェレットはとにかく遊ぶのが大好き。遊んであげないとストレスがたまり、噛み癖が増える子もいます。最低でも1日1時間はケージから出して遊んであげましょう。

室内での遊ばせ方

好奇心旺盛なので、動くものや音のするものに興味津々です。おもちゃを使うと大いに喜んでくれるでしょう。たとえ一人でもずっと遊んでいます。すき間に潜って遊ぶのも大好きです。

室外での遊ばせ方

必ずハーネスリードを着けたうえで、砂のある場所に連れていってあげるとよいでしょう。イタチの仲間なので全力で砂堀りをして楽しみます。

場所は近くの公園や草むらなどでも構いませんが、ノミやダニが付着するかもしれません。予防のために、遊んだ後はシャンプーや耳掃除をしてあげてください。また、海岸で遊ばせるときは塩分が心配なので、長時間遊ばせすぎないよう注意です。

体のお手入れ

ブラッシング

フェレットは春と秋が換毛期です。自分でグルーミングしますが、大量の毛玉をうまく処理できないこともあるため、ブラシで取り除いてあげましょう。放っておくと抜けた毛を誤飲して具合が悪くなる恐れもあります。優しく、なでるようにケアしてあげるのがコツです。特に顔周りや陰部は痛がるので要注意です。

爪切り

1週間に1度くらいのペースが目安です。薄いピンクの部分は血管なので、切ってしまわないよう注意してください。誤って切ってしまった場合に備えて止血剤を用意しておくと安心です。暴れる子いるので慎重に。

シャンプー

お湯は35~6度くらいのぬるま湯にし、嫌がらないように優しく洗ってあげます。お風呂は月に1度程度で十分です。頻繁な入浴は乾燥肌をもたらし、逆に体臭がきつくなる子もいます。

耳掃除

週に1度程度は耳掃除をしてあげましょう。イヤークリーナーを耳の中にたらし、耳を優しく揉んで汚れを浮かせたら、綿棒できれいに拭き取ります。耳の奥に突っ込むとケガをさせる恐れがあるため、表面の汚れを拭い去るようなイメージで掃除してあげてください。

しつけの仕方

犬や猫のようにはいきませんが、フェレットは賢い生き物なのでしつけは可能です。

トイレ

角で排泄するという習性を生かし、トイレはケージの隅に設置しましょう。四角く出入りしやすいトイレなら比較的簡単に覚えてくれます。そこがトイレであると認識させるために、糞を少量置いておくのも効果的です。

ケージから出して遊ばせているときでも、ケージ内にあるのと同じタイプのトイレを置いておくと、そこがトイレだとわかってくれる確率が上がります。違う場所で排泄した場合は、そこが安心できる場所なのかもしれないので、トイレを移動させてみましょう。

「遊ぶならトイレをしてから」というルールを決めるのも有効です。毎日積み重ねていけば「トイレをすれば外に出られる」と覚えてくれます。

噛み癖

赤ちゃんペレットだと仕方のない部分はありますが、きちんと叱ることで「いけないこと」だと認識させることは可能です。強く噛まれたり、電気コードなど危険なものを噛んでいたりした場合は、その場で首後ろ部分を持って大きな声で叱ってください。

ただし、お腹が空いているときや興奮しているとき、また体調が優れないときなど、フェレット側に「噛む理由」があるタイミングもあります。どうして噛んでくるのか、事情を察知してあげる観察力も必要です。

なお、どうしても噛み癖が治らない子には、苦味成分のあるスプレーを舐めさせて矯正させる手もあります。

フェレットを飼ううえでの注意点

フェレットを飼ううえでの注意点

大切なフェレットが健康でいられるよう、飼育するうえで注意したい点がいくつかあります。

基本的に人間の食べ物は与えない

フェレットは食への関心が強い生き物で、人間の食べ物を欲しがることがあります。しかし、以下の食べ物はどんなにせがまれてもあげてはいけません。

  • ネギ科の野菜:赤血球が破壊されて貧血状態になり、最悪の場合命を落とします。刻みネギなどは床に落ちやすいので要注意です。
  • チョコレート:成分の一つである「デオブロミン」は、フェレットにとって猛毒。嘔吐や神経障害などを発症して死に至ることもあります。
  • 塩分の強い食べ物:体内で塩分調整ができないため危険です。スナック菓子などは絶対に与えないように。
  • 糖分の強い食べ物:肥満の原因になります。果物には糖分が多く含まれているため要注意です。
  • 牛乳:下痢を引き起こす原因になります。

このほかにも注意したほうがよい食べ物はあるため、「フェレットには専用フードしかあげない」とルール決めすることをおすすめします。

誤飲・誤食をさせない

好奇心旺盛な性格があだとなり、床に落ちているエサ以外のものを食べてしまうことがあります。誤飲・誤食しがちな代表例は下記のものです。

  • 毛玉
  • トイレ砂
  • ゴム製品類
  • プラスチック類
  • スポンジ類
  • 発泡スチロール

胃の中に異物が混入すると、食欲減退や下痢といった初期症状が見られます。おかしいと思ったらすぐに獣医師に診てもらいましょう。

また、そもそもフェレットが変なものを口にしないよう、ケージ内や室内を掃除しておくことも大切です。

感電させない

ケージの外で遊ばせているときに家電のコードを噛み、感電事故が起こるケースがあります。コード類にはカバーをしたり、フェレットの目につかない場所に置いたりするなど、必ず事故防止策を講じたうえで遊ばせましょう。

暑さ対策を施す

フェレットの飼育適温は15~25℃、湿度は40~65%だといわれています。特に暑さには弱いので要注意。これは、フェレットは汗腺が発達しておらず、自分で体温調整するのが苦手なためです。

したがって夏場の温度管理は欠かせませんが、扇風機の風を直接当てるのはNG。扇風機の風を涼しく感じるのは汗が蒸発する際に体温を奪うからであり、汗を満足にかけないフェレットに扇風機を当てても意味をなしません。むしろ、夏場の熱風を当てて苦しめているのと同義です。

予防接種を受けさせる

フェレットにとって命取りとなる病気を防ぐため、予防接種をおすすめします。

ジステンパー感染症

ジステンパー(犬伝染性肝炎)という、極めて致死率の高い病気に感染する恐れがあります。日本では犬用のワクチンを代用していますが、十分な予防効果が得られるといわれています。犬に見られるような副反応もほとんど見られません。

フィラリア症

フィラリアは蚊が媒介して肺動脈や心臓に寄生虫が入り込む病気で、犬科だけでなくフェレットも感染します。

予防接種の時期

1度目の接種は生後1~2か月頃に受けるのが一般的です。ただし、海外のファーム出身のフェレットならすでに接種済みです。

以降、3回目までは約1か月ごとに受けるとよいでしょう。4回目からは年1回の接種で大丈夫です。獣医師によっては方針が違うケースもあるので、よく相談して決めてください。

インフルエンザ

まれではありますが、人間と同じくインフルエンザにもかかります。厄介なのは、フェレットに打てるワクチンがないことです。したがって、インフルエンザにかかっているときはもちろん、風邪を引いているときもフェレットとは距離を起きましょう。

まだまだ気になる! フェレットの飼い方Q&A

まだ気になる! フェレットの飼い方Q&A

フェレットの飼い方の基本は前述した通りですが、そのほかにも気になることはたくさんあるようです。そこでここでは、追加でよく頂く質問を紹介します。

Q.本当になついてくれますか?

A.フェレットという生き物が人間になつくか、なつかないかの二択を問われれば、答えは「なつく」です。好奇心旺盛で頭が良いため、飼い主のことを気に入れば甘えてきてくれます(猫のように気まぐれではありますが)。

ただし、なくつ・なつかないは「飼い主さんの接し方にかかっている」といっても過言ではありません。根気強くコミュニケーションを取り、愛情を持って接していればきっと信頼関係を築けるでしょう。

Q.ご飯以外におやつをあげてもよいのでしょうか?

A.もちろん大丈夫です。犬や猫と同じく、しつけをはかるアイテムとしても役立ちます。ただし、与えすぎは肥満や病気を招くため注意しましょう。

Q.購入費以外にどれくらいお金が必要でしょうか……

A.ケース・バイ・ケースで一概にはいえません。参考の一つとして、アニコム損保が調査した『ペットにかける年間支出調査』を紹介すると、フェレットの年間飼育費は約6万円でした。

最もかかるのはエサ・おやつ代で約2万5,000円、次いで光熱費が2万円弱、日用品が1万5,000円強と続きます。ここにケガや感染症予防のための治療費が約8,000円弱加わっています。

目を引くのは光熱費の2万円弱で、これは犬や猫よりも上です。小動物は体が弱く、温度管理に気を配る必要があるためでしょう。

Q.部屋や服にニオイが染み付かないか心配なのですが……

A.日本で流通しているフェレットの大多数は海外ファーム出身であり、すでに臭腺除去手術を受けているスーパーフェレットです。心配するほどニオイに悩まされることはないでしょう。

一方のノーマルフェレットには臭腺があるため、ニオイ対策は必要です。といっても裏技のような対策はなく、ケージ内をきちんと掃除する、体のお手入れを怠らないなど、ある意味当たり前のお世話といえます。フェレットを遊ばせる部屋には防臭効果のあるラグやカーペットを敷くのも一案です。

さいごに:フェレットは一人暮らしでも飼いやすいペット

さいごに:フェレットは一人暮らしでも飼いやすいペット

フェレットは犬や猫、鳥のように大きな声で鳴くこともなく、スーパーフェレットであれば動物特有のニオイも抑えられます。

また、1日の大半は眠って過ごし、起きているときもおもちゃを与えておけば夢中で遊んでくれます。1日程度の外出であれば、エサと水さえ多めに用意しておけばお留守番も可能です。ご家族はもちろん、1人暮らしの方でも比較的飼いやすいペットといえるでしょう。

ただし、ご主人さまを好きになってくれるかは飼い方次第です。なかには芸を覚えてくれる子もいるので、多少やんちゃでも根気強くお世話してあげてください。

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