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カサブランカの花の育て方とは? カサブランカ増やし方も詳細解説!

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カインズ How to 園芸編

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カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」の園芸関連のコンテンツを文字起こししています。

カサブランカは、純白で美しく、優雅な姿で根強い人気を持つユリ。そんなカサブランカを育ててみたいと思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

今回は、カサブランカの特徴や育て方、増やし方などを解説します。この記事を読むことで、カサブランカの知識を深めることができて、栽培方法を知ることができます。

カサブランカの特徴

カサブランカの特徴

カサブランカは、ユリ科ユリ属の植物です。ユリにはさまざまな品種がありますが、カサブランカはその中でも世界的に人気がある品種の一つです。

古来からキリスト教圏では聖母マリアの純潔の象徴として白いユリを特別視し、宗教セレモニーの際によく使わていました。もともとはヨーロッパに自生する大輪のユリを利用していましたが、19世紀後半からは中国、日本に自生するさらに大きな花を咲かせるユリが交配に使われ、大輪のユリの品種改良が進みました。日本のヤマユリ、タモトユリ、カノコユリなどを元に作られた品種群は「オリエンタルハイブリッド」と呼ばれ、世界中で楽しまれるようになりました。カサブランカもそうしたオリエンタルハイブリッドのユリ品種の一つで、1970年代にオランダで誕生しました。もともとはパークマニージャンボリーという品種群と白花大輪のオリエンタルユリとの交配で作られた品種ですが、現在では白花大輪のユリであれば「カサブランカ」のユリとして扱ったり、花色が違っても大輪であれば「カサブランカ」を商品名につけている場合もあるようです。

カサブランカの名前がついたユリの品種

カサブランカの品種とカラー

カサブランカは日本に自生するユリの原種などを元に作られた白花大輪のユリ品種ですが、「カサブランカ=大輪のユリ」ということで、大輪のユリに花の色とカサブランカの名前を組み合わせた商品名をつけている場合もあります。ここではそうしたユリの一例をご紹介します。

カサブランカ

カサブランカ

ユリの品種の中で最もポピュラーなものといえばこれ。純白の花は大輪で存在感があり、中心にはオレンジ色の大きな花粉があり、独特の芳香も特徴です。葉も他のユリ科植物よりも肉厚で光沢があるため、全体的に優雅な気品が感じられます。

ホワイトアイズ(ダブルカサブランカ)

ダブルカサブランカ(ホワイトアイズ)

ホワイトアイズは純白の八重咲きでボリューム感があり、カサブランカの清楚さに対して華やかさを感じさせてくれる品種です。美しい白の花びらも特徴で、花もちがよいので長く楽しむことができます。

コンカドール(イエローカサブランカ)

コンカドール(イエローカサブランカ)

コンカドールは、細い茎から想像できないほどの大きな花を咲かせるのが特徴です。オリエンタルハイブリッドとトランペットユリの交配種で、花の色はクリーム系の黄色や淡いクリーム系黄色で花弁の色が先端にかけてグラデーションになることがあります。穏やかな香りを放ちます。

パープルプリンス(パープルカサブランカ)

パープルプリンス(パープルカサブランカ)

パープルプリンスは、豪華でエレガントな印象が特徴です。オリエンタルハイブリッドの仲間で、花の色は赤紫。咲き始めたら、早めに切り花にして部屋に飾るとよく映えて、全開になる姿を楽しめます。しべや花粉の色も濃く、重厚な印象のユリです。

コルコバード(オレンジカサブランカ)

コルコバード(オレンジカサブランカ)

コルコバードは、陽だまりのようなイメージの大きな花が特徴です。の仲間で、花の色はオレンジ。大輪の花なので、一輪挿しの切り花にしても存在感がありよく映えます。オリエンタルハイブリッドとトランペットリリーの交配で作られた品種で、花弁が大きく開くのも特徴の一つです。

カサブランカの育て方と注意点

カサブランカの育て方と注意点

カサブランカは育てる楽しみが大きな花です。ここでは、カサブランカをはじめとするオリエンタルハイブリッド(オリエンタル系)のユリの育て方ついて11項目の注意点を解説します。

カサブランカの置き場所

カサブランカは、直射日光や西日強い日差しが長時間当たる場所は苦手です。半日陰や明るい日陰で育ててあげましょう。午前中だけ日ざしが当たるような場所や、終日明るい木漏れ日が当たるような環境が理想です。

鉢植えのカサブランカなら移動させられますので、朝は、朝日が当たるような場所に置いてあげましょう。午後からは日陰になる場所が理想です。午後からも直射日光が当たると葉焼けをしたり、鉢土が高温になりすぎて根や球根が傷んでしまうので気をつけましょう。

開花している間は室内に飾ってもよいでしょう。花が終わったら、再び戸外の明るい場所に移動させて落葉まで育て、球根をしっかり太らせましょう。

カサブランカの肥料

肥料は新芽の出始めと花が咲き終わった時にゆっくり効く粒状の固形肥料(緩効性化成肥料)を与えます。月に2回程度、やや薄めに作った液体肥料を与えてもよいでしょう。

地植えの場合は、新芽がの出始めと花が咲き終わッ他タイミングで緩効性化成肥料を再び与えます。

カサブランカの水やり

カサブランカの球根は乾燥に弱いため、水切れには要注意です。だからといって湿りすぎでは球根が腐るので、鉢土の表面が乾いてからたっぷりと与えましょう。鉢植えの場合は、落葉後の秋〜春にも多少の水やりが必要です。地上部がないと水やりを忘れて球根を乾かしすぎてしまうことがあるので、冬〜早春に花を咲かせる鉢植えのそばにカサブランカの鉢を置いておき、一緒に水やりをするとよいでしょう。。

地植えの場合は、植えつけの時にたっぷりと水やりをしていれば、後は雨の水で十分です。土が乾きすぎるようであれば適宜水を与えてもよいですが、やり過ぎないようにしましょう。夏に雨が降らない日が続くときは土が乾きすぎてしまうことがあります。株元をバークチップや敷き藁などでマルチングしておくと乾燥防止になります。

カサブランカの用土

カサブランカは、排水性のよい土を好みます。鉢植えの場合は、市販の草花用培養土か赤玉土6:腐葉土4を混ぜ合わせた用土などを使います。自分で用土を配合する場合は、元肥として緩効性化成肥料も適量混ぜておきましょう。市販の草花用培養土はあらかじめ必要な肥料が配合されているので、植えつけ時に肥料を加える必要はありません。

地植えの場合は、植え場所に深さ30cm、直径30cmの植え穴を掘り、腐葉土か牛ふん堆肥、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。

カサブランカの植え付け

カサブランカの球根は、10月~11月に植え付けるのが最も適しています。植え付ける前に、用土の準備を済ませておきましょう。鉢植え場合の球根は、7号から10号の底の深い鉢に1球程度です。キクの栽培に使う菊鉢がおすすめです。

地植えの場合は球根の間隔を30〜40cm程度開けましょう。庭植え、鉢植えともに、植えつけの深さは球根の直径の3倍程度の深さになるようにします。ユリは球根の下からだけでなく、土の中の茎からも出る「上根(うわね)」という根が出ます。この上根が十分に張れるように、やや深めに植えた方がよく育ちます。

カサブランカの植え替え

植え替えは地上部が全て枯れた10〜11月が適期です。花が終わってからも葉は光合成をしており、球根は成長を続けています。地上部が枯れる前に掘り上げてしまうと球根が十分に太っていないので、翌年の花が小さくなってしまいます。ユリの仲間はよく根を張るとともに、植え土にユリに害をなす菌類が増えやすいので、鉢植えは毎年植え替えます。庭植えは2~3年は植え替えなくても大丈夫です。ユリ科の植物は同じ場所で繰り返し育てるとだんだんと生育が悪くなったり、病気になったりする「連作障害(連作障害)」が起こることがあります。庭植えのユリを植え替える場合は、できれば植える場所を変えるようにしましょう。

球根から出ている根はできるだけ切らないよう、丁寧に掘り上げましょう。植え替える鉢は同じ大きさのものでよいのですが、できれば違う鉢を使いましょう。土も新しく、清潔なものを使います。ユリの球根は乾燥に弱いので、植えかえの前に必要な道具や資材を揃えておき、掘り上げたらすぐに植えつけましょう。

カサブランカの花がら摘み

咲き終わった花は花のすぐ下で切ります。花びらが葉に落ちているようであれば、そこからカビが生えることもあるので取り除きましょう。咲き終わった花をそのままにしておくとタネがつくことがあります。タネができると体力を浪費してしまうので、タネが熟す前に切り取ります。残った葉は土の中の球根を太らせるために光合成を続けているので、枯れるまで切らないで残しておきましょう。枯れた茎は邪魔であれば切ってかまいません。

カサブランカにつく害虫

ユリ科の球根は、基本的に99%は何らかのウイルスに罹患しています。カサブランカも同じですが、球根の状態が良くて生育状況に問題がなければ、発病することはありません。

梅雨時期には注意が必要です。土の中の成分が偏り、窒素が増えてしまうと株が軟弱になり、病害虫が発生しやすくなります。新芽のうちはアブラムシに注意が必要です。

カサブランカの病気

ナメクジや毛虫の食害を受けることがありますので、適用のガル薬剤で防除しましょう。葉枯れ病が発生することがあるので、できるだけ水はけよく管理しましょう。あまり株を密に植えると発生しやすいので、葉が触れない程度に株間を取って植えつけるとよいです。葉に薄黄緑色の斑点が現れたらウィルス病です。いったんかかってしまったら治すことはできないので、残念ですがほかの株にうつる前に抜き取って焼却処分しましょう。
カサブランカは、基本的に多湿が病気発生の原因となります。多湿を防ぐなど環境を整えることが大切です。

球根・株の選び方

球根は大きくてずっしりしたものを選びましょう。蕾つきや開花している株を買う場合は、葉と葉のが間延びしておらず、葉の色が濃いもの、葉に斑点などがないものを選びましょう

カサブランカの増やし方

カサブランカの増やし方

純白で美しいカサブランカを増やしたいと思われている人も多いのではないでしょうか。ここでは、カサブランカの増やし方について解説します。タネがつくことがありますが、種まきから育てても親と同じ特徴を持った株にはなりません。

分球

球根を掘り上げてみて、植えつけた球根に子どもの求婚が増えていたら、切り分けて別の株として育てることができます。大きな球根と同様に植えつければ翌年生育を始めます。数年育てていて植えつけた球根の数よりも茎の数が多かったら、すでに子球が育ち始めています。

鱗片ざし

鱗片(りんぺん)は球根を構成している鱗状の部位のことで、これを1枚ずつ剥がして増やす方法です。一つの球根から20〜30枚の鱗片が取れることもあるので、一気にたくさんの株をつくることができますが、花が咲くまでは2〜3年のほどかかります。植えつけの手順は球根と同じです。

木子(きご)

木子は球根と茎の間にできる小さな球根です。これも植えつけておくと2〜3年ほどで開花サイズまで球根が育ちます。

カサブランカの花言葉

カサブランカの花言葉

カサブランカには、花言葉がたくさんあります。高貴・純粋・純潔・無垢・威厳・祝福・壮大な美しさ・雄大な愛・甘美などです。英語の花言葉はセレブレーション(祝賀)です。日本では、カサブランカの姿を現した高貴や純潔が多く使われています。

カサブランカの花も花言葉も結婚にふさわしいものが多いので、結婚式のブーケや結婚祝いの贈答花としてカサブランカがよく使われています。カサブランカが誕生花となっているのは、5/9・7/31・11/6・12/21です。

まとめ

カサブランカは、美しい大輪の花を咲かせ、独特の芳香を放つため、人気のある花です。日本から輸出されたユリが改良されカサブランカとなりました。大輪のユリの代名詞ともいえるカサブランカを、ぜひ自分の手で咲かせてみてください。

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