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タイヤの使用が4〜5年を経過し、劣化が懸念される場合には交換が必要です。目安として走行距離が2万kmを超えたとき、タイヤがすり減ったことによって現れるスリップサインが示された場合も交換を検討すべき時期にあたります。運転中にタイヤの溝が浅くなってきた、あるいはブレーキが効きにくくなってきたなどと感じ始めた場合も換え時かもしれません。また、雪が多い地域では、季節の変化に即してスタッドレスタイヤとノーマルタイヤの交換を行います。
タイヤ交換は一見難しいように思われがちですが、実は意外と簡単です。女性でも手順を守ればしっかり交換できますので、ぜひ実践してみてください。
まず初めに、タイヤの種類から紹介します。タイヤの種類は大きく分けて2種類あり、その一つが「夏タイヤ」とも呼ばれるノーマルタイヤです。
もう一つは「冬タイヤ」と呼ばれるスタッドレスタイヤです。
ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの違いは、その溝にあります。スタッドレスタイヤの溝は、ノーマルタイヤより深い作りになっており、雪道をしっかりととらえ、スリップしにくい構造になっています。ただし、そのぶん摩擦を生じ、走行中のタイヤ音も大きくなる特徴があります。
スタッドレスタイヤは柔らかい素材でできているため、雪道でもタイヤが固くなりにくくスリップを防いでくれますが、アスファルトの路面を走る場合はタイヤの減りが早くなります。
少ない摩擦で多くの距離を進むノーマルタイヤと、摩擦を増やしてしっかり路面をグリップするスタッドレスタイヤ。その性質の違いを知ると、季節によってタイヤの履き替えが必要なことがよくわかります。
タイヤ交換に必要な工具はあらかじめ車の中に備え付けてあるので、確認しましょう。ナットを緩める「ホイールレンチ」、車を上げる「ジャッキ」、画像のような形をした「ジャッキレバー」を使います。
タイヤ交換を行うときは、平坦な場所を選び、まず周りの安全を確認しましょう。確認したら車のギアをパーキングに入れ、サイドブレーキをしっかりかけておきます。
ホイールカバーの付いている車は、ジャッキレバーを使ってホイールカバーを外しましょう。この時、ジャッキレバーを差し込むための穴がありますので、そこに差し込むようにします。
次に、ホイールレンチを使ってナットを少し緩めておきましょう。ナットは、対角線上の順に緩めます。
ナットを緩めたら、ジャッキを使って車体を上げましょう。ジャッキを当てる位置は決まっており、タイヤの近くに凸凹になっている箇所があります。そこがジャッキポイントです。へこんでいる箇所の間にジャッキをセットします。
手で回せるところまでジャッキを回し、手で回せなくなったら、ジャッキレンチでタイヤが浮くまで上げていきます。
タイヤが浮いたら、ナットを完全に取り外し、タイヤを外しましょう。
タイヤをはめたら、手でナットをある程度まで締め、レンチで仮締めします。このとき、ナットの向きがすぼまっているほうをタイヤ側(内側)にします。向きを間違うと、走行中にタイヤが外れてしまう恐れがありますので注意してください。
閉める時も対角線上の順にナットを締めていきます。
次に、ジャッキレンチでタイヤが地面につくところまで下げていきます。
タイヤが地面についたら、ナットを完全に閉めます。ホイールカバーをつけたら、タイヤの交換は終了です。
Q.タイヤだけでなく、ゴムバルブも交換したほうがよいですか?
A.ホイールには、タイヤに空気を入れるための硬いゴム製バルブがついていますが、年数が経つとこちらも経年劣化でひび割れてきます。タイヤ交換のタイミングで、一緒に交換すると良いでしょう。
Q.タイヤ交換で銘柄が変わっても、空気圧はクルマの指定で良いのでしょうか?
A.ブリヂストン、ミシュラン、ダンロップ、ヨコハマタイヤなど大手メーカーの製品で、同サイズ・用途が同じ・クオリティや価格帯が同じ、というタイプであれば、基本的には標準タイヤの指定空気圧でかまいません。
Q.タイヤ交換は4本まとめて行ったほうがいいですか?
A.タイヤは、ずっとそのまま使っていると駆動輪側が早く摩耗していきます。そのため、定期的に前後のタイヤの位置を入れ替えてローテーションしながら、摩耗するスピードを同程度にして、4本同時に交換するのが理想です。
車は自分で手をかければかけるほど、愛着がわいてきます。タイヤの交換は難しい作業ではありませんので、ぜひ自分でもチャレンジしてみてください。