妊娠中の「体重増加 VS 満腹感」問題が終結。妊婦が食べるべき食品は一体何?
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
小学生のときからザスパクサツ群馬を応援し続けてきた、カインズ水戸店のマネージャー・田部井快は、真正のザスパサポーター。店舗業務に勤しみながら、内に秘めるザスパ愛を開放する機会を虎視眈々と狙っていました。
そしてこのたび、念願叶ってザスパの選手インタビューが実現。ガチサポが知りたい選手の本音やプライベートを直接聞けるということで、取材の前日は眠れなかったという田部井マネージャーは、はたしてレアなお話をうまく聞き出せるのか?
第1回のゲストは、今シーズン、チーム最多の7得点をあげている期待の技巧派フォワード・田中稔也選手です。
田中稔也
いやいや、あんまり緊張しないでください(笑)。それにしても16年ですか、めちゃくちゃ長いですね。
田部井
はい、小学生の頃からザスパ一筋です。長くザスパを応援するなかでも、田中選手は指折りの技巧派。そこでさっそく、最初の質問です。田中選手は右が利き足なのにも関わらず、両足ともに精度の高いキックが大きな強み。左足の練習を始めたのは、いつだったのでしょう?
田中稔也
いや、物心ついたときからなんですよ。最初にボールを蹴ったのが3歳。父親と一緒に練習していたんですけど、「父が左足で蹴る練習もさせていた」という話を聞いていて。だから、僕としては無意識。物心ついたときには両足を使えていたし、得意なほうを伸ばすより、「どちらも伸ばせ」というのが父の方針だったみたいで。
ザスパクサツ群馬 田中稔也選手
田部井
両足の精度にも納得です。その一方、今シーズンの田中選手から感じるのが、去年以上の闘志。田中選手はザスパ移籍2年目。闘志みなぎるプレーにザスパへの愛を感じ、ニヤニヤしてしまうんです(笑)。
田中稔也
ありがとうございます(笑)。ただ、チームになじんだ以上に、やっぱり去年のJ3と今年のJ2の違いが大きいですね。去年は負けが少なく、7連勝もあって。
それがJ2に昇格した今シーズンは、なかなか勝てない。今も厳しい成績が続いていますけど、この状況は自分から変えていかなきゃいけない。そうした想いが強いので、自然と声かけも多くなりますし、個人のプレー以上にチーム全体を意識した戦い方になっていますね。
田部井
昨シーズンの7連勝には、本当に胸が熱くなりました。だからこそ、あと一歩という試合の多い今シーズンには、私も悔しさを感じています。田中選手から見て、J2の最大の難しさはどこにあるのでしょう?
田中稔也
個々のレベルからして段違いですし、特に外国人選手の多さですね。守備にも攻撃にも屈強な外国人選手がいて、そこをどう攻めるのか、そして守るのか、試行錯誤しています。それと、チームの力が拮抗しているのもJ2の難しさですね。下位のチームが上位に勝つことも珍しくなく、試合展開が読みづらい。
でも、そこがJ2の面白さだとも思います。田部井さんの言うように、負けた試合も「あと一歩」なんです。ひとつ波に乗れれば、連勝もまったく夢じゃない。この何が起こるかわからない難しさを、僕はけっこう楽しんでいます。
田部井
本日はよろしくお願いします……! ザスパサポ歴16年、カインズ水戸店マネージャーの田部井です。選手から直接お話を聞ける機会、しかも人生初のインタビューとあって、非常に緊張しておりますが……。