リンクをコピーしました

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • もっと見る

天井に物を吊るすときの方法 ~石膏ボード・アンカー編~

ユーザー

カインズ How to DIY編

カインズ How to DIY編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」のDIY関連のコンテンツを文字起こししています。

天井の構造

天井へ物を吊るすときには、天井の構造をしっかりと理解しておくのが大切です。重いものだと特に落下する危険性があるため、天井の構造を知って安全に取り付けましょう。

なお、後述の通り、リフォームや新築で施工する場合、アンカー施工は基本的にNGとされています。やむを得ない状況やDIYなどによりアンカー打設をする場合は、安全性に欠ける施工であることを十分に認識し、落下に対する安全策を十分に考慮したうえで施工しなければなりません

天井に物を吊るすときの方法 打ち上げ天井の構造1

「打ち上げ天井」とは、木造住宅の一般的な天井の構造のこと。釣木で釣られた野縁に、天井板が釘や接着剤で取り付けられています。平屋以外の1階の天井は、2階の床を支える2階梁、または床梁に釣木受けが渡されています。

天井に物を吊るすときの方法 打ち上げ天井の構造2

コンクリート住宅などの木造以外の天井は、図のようなCチャンネルで野縁受けを吊るした構造のものもあります。

石膏ボードとは

石膏ボードとは、壁や天井に使われる建築材料のこと。石膏を主とする素材を板状にして、特殊な板紙で包んだものを言います。厚さは、15mm、12.5mm、9.5mmの3種類ですが、住宅では、12.5mmか9.5mmが多く使われます。安価なわりに丈夫で、断熱性と遮音性が高いことが特徴です。アンカーを付けることで、物を吊るしたり、フックを掛けたりすることができます。しかし、落下してしまう危険性が伴うため、ボードとアンカー両方の耐荷重を十分にチェックする必要があります。

天井に物を吊るすときの方法

天井に物を吊せるようにするために、天井の石膏ボードにアンカーを取り付けます。取り付け方は、アンカーの種類によって異なります。

モリーアンカー

天井に物を吊るすときの方法 モリーアンカー1

モリーアンカーは、スタンダードタイプの中空構造用の金属製アンカーです。まず、アンカーに合った下穴をドリルであけます。

天井に物を吊るすときの方法 モリーアンカー2

次にアンカーを差し込み、付属のレンチで頭が回らないように押さえます。ビスを締めていくと、中で傘が開いて固定します。

ソリッドアンカー

天井に物を吊るすときの方法 ソリッドアンカー1

まず下穴をあけて、中央部で折り曲げたアンカーを差し込みます。

天井に物を吊るすときの方法 ソリッドアンカー2

その後、木ネジで止めて固定します。

トグラー

天井に物を吊るすときの方法 トグラー1

下穴に、羽根を閉じたアンカーを差し込み、付属のピンで押して開きます。

天井に物を吊るすときの方法 トグラー2

その後、ネジで固定します。

モノマックス

天井に物を吊るすときの方法 モノマックス1

下穴に、アンカーを木ネジごと押し込みます。

天井に物を吊るすときの方法 モノマックス2

羽根が引っかかったらネジを締めて、固定します。

天井に物を吊るすときの注意点

・取り付けるときには、耐荷重をしっかりと確認する
石膏ボードにアンカー取り付けるときには、必ずアンカーと石膏ボード、両方の耐荷重を確認しておくことが重要です。アンカー取り付け部分に専用補強材を使って強度を上げることも可能ですが、天井の石膏ボードの強度が不足していると、天井が壊れてしまうことも十分に考えられます。落下することを前提とした安全策を講じたうえで施工しましょう。

・野縁に取り付ける場合には、アンカーは使わない
野縁などの木材に取り付ける場合には、アンカーではなくビスなどで対応が可能です。どこに野縁があるのか確認するには、ピンタイプやセンサータイプの下地チェッカーを使用するか、天井をたたいてみて確認するとよいでしょう。

・和室の天井には吊るさない
基本的に、和室の天井は弱いことが多いので、野縁部分でも物を吊るすことはおすすめできません。

まとめ

石膏ボードにアンカーを取り付ければ、天井に物を吊るせるようになります。吊るす物の重さや形状にあわせて、アンカーの種類を選びましょう。手軽に暮らしの幅を広げることができるはずです。しかし、危険性が伴う施工方法であるため、なるべく天井のアンカー施工は避けましょう。

天井の石膏ボードにアンカー打設でモノを吊す際の注意

リフォームや新築で施工する場合、アンカー施工は基本的にNGとされています※アンカー設置専用の機器でメーカー保証のついたものは除く)。アンカー打設は歪みやたわみの原因になるのはもちろん、 石膏ボード自体が脆い建材なので少しの衝撃が加わっただけでアンカーごと抜けて落下してしまう可能性があります。

そのため、天井と壁にモノを固定する際は確実に下地に効かせる必要があります。アンカーの耐荷重5kg10kgなどの表記があっても、天井の場合は落下の危険が伴うため、施工の際は下地に対してしっかり固定させなくてはなりません。

アンカー施工は基本NGですが、DIYなどでアンカー打設するとしたら、安全性に欠ける施工であること、 本来は下地(野縁)などにしっかり固定することが望ましいこと、 照明器具などの軽量なものでも下地にしっかりと固定することが前提であること、やむを得ない状況によりアンカー打設で何かをする場合は、設置した機器の落下に対する安全策を十分に考慮したうえで設置することにくれぐれも注意しましょう。

※当記事はアンカー施工を推奨するものではございません。

loading

関連するキーワード

となりのカインズさんをフォローして最新情報をチェック!

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

RELATED関連する記事

POPULAR人気の記事

  • Daily
  • Weekly

広告掲載について

NEWS LETTER ニュースレター

Webライター・イラストレーター募集

取材のご依頼や情報提供はこちらから