角度によって色が変わる「色の三原色ゼリー」を作って色の美しさを味わう
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植物を育てたことがある方もそうでない方も、一度はこう考えたことがあるのではないでしょうか。
土の中で植物がどう成長しているのか見てみたい……
植物の根はふだん土に隠れて見えないため、いつの間にか根詰まりしていた、なんてことがたびたび起こります。根詰まり以外にも、根腐れや虫の発生など、土の中の状態が見えていれば防げるトラブルは多いはず。
そこで、今回はグラスを使って、透明な植木鉢をDYIしてみたいと思います。
※この記事の筆者は元花屋で、園芸にはわずかに造詣がありますが、DIYについては完全に初心者です! わーとかギャーとか言いながらガラスに穴を穿つ様をほほえましくご覧ください。
さっそく中古のグラスを買ってきました。それぞれ税抜80円〜200円でした(安い)。
グラスの役割は「液体をためておく」ことですから、加工せずそのまま鉢として使うと、水分が抜けず植物の根っこが腐ってしまいます(これを「根腐れ」といいます)。市販されている鉢のように、底の部分に水を通すための穴を開けておく必要がありますが、電動ドリルなどはガラスが割れてしまうため使えません。
ではどうやって家庭でガラスに穴を開けるかというと……こちらの道具を使用します。
髙儀 EARTH MAN ホビールーターセット
ガラスが削れるダイヤモンドビットが豊富な、ホビールーターセット!
ホームセンターの棚で度々見かけては、なんか格好いいからほしいな……でも使い道がないな……と思っていたアイテムなので、実際に使用してみるのが楽しみです。
こういう「一式揃ってきれいに箱に納められたセット」特有の良さ、ある!
DIY初心者の筆者は、ホビールーターを使用するのすら初めてです。削ったり磨いたりできるビット(ルーターの先の取り替えパーツ)がこれだけあっても、そもそも使いこなせるかがわかりません。
そこで、正しい使い方を教わるために、販売元である株式会社髙儀に「グラスにホビールーターで穴を開けるにはどうしたら良いか」を問い合わせてみました。
いただいた回答はこちらです(ご親切にすぐお返事くださいました)。
ホビールーターでガラスに穴を開けるにあたって、当社としての注意点は以下の通りです。
その他必要な工具や準備という部分においては、加工物が動かないように固定する事が作業の基本となりますので、クランプやそれに代わる固定具・固定方法などが重要となります。
また、ネット等では水を付けながら削る方法を紹介されている方もいらっしゃいますが、そちらについては電動工具と水は相いれないものですので、なるべく避けて頂ければと思います。
ご回答によると、用意すべき道具はマスクと防護メガネ、そしてグラスを固定しておけるもの。
事前に調べた情報では、穴を開けたい位置に水を注ぎながらルーターのビットを当てる方法が紹介されていたため、電動工具に水はNGというお話を事前に伺えてよかったです。
一部のガラス製品(全面物理強化のもの、全面積層強化のもの)は傷が生じることで、割れたり、破裂したりする可能性があります。ルーターでガラス製品を削る際は、事前に使用素材をよくご確認ください。