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小さくかわいらしい花を咲かせるビオラ。花壇や寄せ植えによく使われ、「花壇の女王」と呼ばれるほど人気があります。すてきな花言葉も持っていますので、贈り物にもおすすめの花です。
寄せ植えやブーケにしてもかわいいですし、ビオラモチーフのアイテムも数多くあります。エディブルフラワー(食用花)のビオラを使ったお菓子をプレゼントしても喜ばれるでしょう。
ここでは、そんなビオラの花言葉を紹介します。色ごとの意味や由来、さまざまな品種についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ビオラ全体の花言葉は、「もの思い」「私のことを想って」「忠実」「誠実」です。
ビオラの花色は豊富で、色ごとに花言葉が存在します。代表的な8色(赤、ピンク、白、黄色、オレンジ、青、紫、黒)の花言葉を紹介します。
大切な人に自分の気持ちを伝えるときに贈りたくなる花言葉ばかりですね。好きな人や家族、友達など、相手に合わせた花言葉を添えて、色鮮やかなビオラをプレゼントしましょう。
ビオラの花言葉に怖い意味や不吉な意味はありません。贈り物にしても、相手に失礼になるおそれやマナー違反になることはありませんので、プレゼント用にもおすすめです。
ビオラの花言葉は、ギリシャ神話が由来になったといわれています。全知全能の神ゼウスが、イオという美しい少女に恋をしました。やがてふたりは結ばれましたが、ゼウスにはすでに正妻・ヘラがいました。
そのうち、ヘラはゼウスの様子がおかしいと感づき、ゼウスを問い詰めます。ゼウスは知らないふりをしつつ、イオとの関係を隠すためにイオを牛に変えてしまいます。美しい白い牛になったイオでしたが、結局ヘラをごまかすことはできず、最後には星に変えられてしまいました。
イオに会えなくなったことを悲しんだゼウスは、イオの瞳と同じ色を持つ花を咲かせ、イオを思い出していたそうです。この紫の花が、ビオラだといわれています。他にも、牛になったイオに食べさせるために、ビオラの花を作ったという説もあります。
ビオラの花言葉である「もの思い」や「私のことを想って」「忠実」「誠実」は、ゼウスとイオそれぞれの思いを表しているのでしょう。色ごとの花言葉を見ても、恋愛に関するものが多いのは、ゼウスとイオの恋が由来になったからだとされています。
うつむいたように咲くビオラの姿が恋する少女に見えることが、花言葉の由来になったという説もあります。ビオラのかわいらしい花姿が、恋に悩んだ少女が「私のことを想って」ともの思いにふける様子や、愛しい相手を誠実に想う姿を連想させるのでしょう。
また、ビオラは秋から春にかけて咲く花です。寒さに負けず、小さいながらも力強く育つ姿が、健気な恋を連想させ、花言葉の由来になったともいわれています。
ビオラはスミレ科スミレ属の一年草です。三色菫(サンシキスミレ)という別名も持っています。原産地のヨーロッパでは多年草ですが、高温多湿の日本では夏越しが難しく、一年で枯れてしまいます。
ビオラの開花時期は長く、10〜5月にかけて鮮やかな花を咲かせます。花の色も豊富で、代表的なものに赤、ピンク、白、黄色、オレンジ、青、紫、黒などがあります。複色の花もあり、バリエーションはとても多彩です。
今でも品種改良が重ねられており、花の色はもちろん咲き方も多種多様です。よく庭や花壇、寄せ植えなどに使われ、その人気の高さと美しい姿から「花壇の女王」とも呼ばれます。
ビオラとパンジーはとてもよく似た植物です。どちらもスミレ科スミレ属に属しており、花の形もそっくりです。
そんなビオラとパンジーを見分けるには、花の大きさに注目しましょう。園芸では、花が小さいほうをビオラ、大きいほうをパンジーと区別しています。具体的な大きさは、花径が4cm以下がビオラ、5cm以上がパンジーです。
ただ品種改良が進んだことにより、今では大きなビオラや小さなパンジーも存在します。見た目だけでは正確な判別は難しいため、購入時はラベルをよく確認しましょう。
ビオラは今も品種改良が進められており、実にさまざまな品種が登場しています。人気の品種をピックアップして紹介します。花色や咲き方に特徴があったり、より丈夫で育てやすいものがあったりしますので、ぜひ参考にしてください。
種類も豊富で、美しい紫色が特徴的な「ラベンダー」、ベルベットカラーの花びらが白く縁どられている「クリスマスキャロル」などがあります。アンティークカラーがユニークな「セピア」もおしゃれでおすすめです。
寄せ植えにも最適ですし、切り花にして飾るのもおすすめです。水に浮かべても押し花にしてもかわいいですよ。
ぞうさんビオラには、花粉を作らず種子もできないという特徴があります。種子を作らない分花もちがよく、美しい花を長く楽しめる品種です。
ビオラを贈るときは、花束もいいですが寄せ植えもおすすめです。ビオラは開花時期が長い花ですので、寄せ植えのほうがより長く花を楽しんでもらえますよ。ガーデニングをはじめたいと思っている人にもぴったりです。
鉢植えのプレゼントには「根付く」という意味があります。ビオラの花言葉「私のことを想って」と合わせて、「私の想いがあなたに根付くように」という願いをこめて、ビオラを贈ってみてはいかがでしょうか。
ビオラはエディブルフラワー(食用花)としても有名です。味や香りはそこまで強くありませんが、ほのかにハッカのような味がします。ポリフェノールなどの栄養素も豊富で、スーパーフードとして注目されています。
鮮やかな花は、飾るだけでもユニークで目を引きます。お菓子や料理に入れてプレゼントすれば、喜ばれますよ。ベリー系との相性がいいため、ベリーケーキやジュースに添えるのもおすすめです。
ただ、食べられるのはエディブルフラワーとして育てられたビオラだけです。庭や鉢植えで育てたビオラをお菓子などに使うのは避けましょう。
秋から春にかけて、鮮やかな花を咲かせるビオラ。花言葉は「もの思い」「私のことを想って」「忠実」「誠実」です。花色ごとの花言葉もありますが、どれも恋愛に関わるものになっています。怖い意味はありませんので、大切な人に向けたプレゼントにもぴったりです。
そっと気持ちを伝えたいときに、花言葉を添えてビオラを贈ってみてはいかがでしょうか。ブーケや寄せ植えはもちろん、エディブルフラワーのビオラを使ったお菓子もおすすめですよ。