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オシキャットはどんな猫?性格や特徴、ルーツなどを紹介します

スタッフ

カインズ How to ペット編

カインズ How to ペット編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」のペット関連のコンテンツを文字起こししています。

美しいヒョウ柄模様にすらりとした体つき、鋭い目つきが特徴的なオシキャット。野性的でひとりが好きそうに見えますが、実はとても甘えん坊です。

オシキャットはとても賢く、まるで犬のような猫と評されます。しつけも簡単ですし、なかには芸を覚える子もいるようですよ。

ここではそんなオシキャットについて解説します。オシキャットの性格や特徴、飼い方や食べるものについても触れていきますので、お迎え時の参考にしてくださいね。

オシキャットはどんな猫?

オシキャット

オシキャットの特徴

オシキャットはアメリカ出身の短毛種です。ワイルドなヒョウ柄が特徴的で、短く光沢のある毛は、触るとサテンのようにすべすべとしています。

体は筋肉質で、引き締まっていて無駄がありません。骨格はしっかりとしており、胴もしっぽも長めです。全体的にしなやかで野性的な印象を受けます。

オシキャットの顔はピューマ(アメリカライオン)に似ているといわれ、「クーガーフェイス」とも呼ばれます。V字型の丸い頭にぴんと立った大きな耳、鋭いアーモンドアイが凛々しい表情を作ります。

オシキャットのルーツ

オシキャットの祖先は1964年にアメリカで生まれた猫です。シャムとアビシニアンの交配により、オシキャットが誕生しました。

オシキャットという名前は、オセロットというヤマネコが由来といわれています。しかしヤマネコとの交配が行われた記録はなく、あくまで外見が似ているからとのことです。

1978年には正式にひとつの猫種として認められ、今では世界中で人気の猫として知られています。

オシキャットの大きさ・体重

オシキャットは中型~やや大型の猫です。ボディタイプはセミフォーリンタイプに分類されます。体長は成猫で50〜80cmほど。細身ですが、筋肉質でしなやかな体が特徴的です。

体重はオスが5.0〜7.0kgほどで、メスが3.0〜5.5kgほどです。筋肉が発達しているので、持ち上げると見た目よりも重くずっしりと感じます。

オシキャットの毛色・模様

オシキャットの毛色はさまざまですが、模様はヒョウ柄のみです。斑点が渦巻きのように配置され、美しい模様を作ります。

毛色は12種が認められており、代表的なのはタウニー(ブラウン)です。他にもチョコレート、チョコレートシルバー、シナモン、シナモンシルバー、ラベンダー(ライラック)、ラベンダー(ライラック)シルバー、フォーン、フォーンシルバー、ブルー、ブルーシルバー、エボニーシルバーがあります。

オシキャットの寿命

オシキャットの寿命は平均して12〜15歳ほどです。一般的に、猫の平均寿命は15歳ほどといわれていますので、平均より少し短めです。

ただあくまでこれは平均値で、驚くほど長生きする子もいます。日頃から健康管理をしっかりと行い、長寿を目指しましょう。

オシキャットの性格と飼い方

オシキャット

オシキャットの性格

ワイルドな外見をもつオシキャットですが、実はとても優しく甘えん坊な性格をしています。愛情深く育てれば、すぐに家族の一員として打ち解けてくれますよ。飼い主さんが大好きなので、日常的によくコミュニケーションをとりましょう。

また、オシキャットは寂しがりやでもあるため、ひとりの留守番は苦手です。家を空ける時間が多い場合は、他の猫や犬を一緒に飼うなどして、寂しさを感じさせないようにしましょう。

さらにオシキャットはとても賢い猫です。しつけもしやすいですし、訓練すれば芸を覚える子もいます。お座りやボールを使った「とってこい」、自分の名前を理解することや、リードとハーネスを用いた散歩も可能です。このような特徴から、「犬のような猫」といわれることもあります。

オシキャットのお迎え

オシキャットのお迎え方法は、主にペットショップやブリーダーから購入するか、保護猫の里親になることです。

ペットショップでお迎えしようとすると、購入価格が30〜50万円ほどかかります。平均的な相場は37万円ほどです。価格は個体によって異なりますが、子猫か成猫か、血統書の有無などでも変動します。

オシキャットの運動量・遊ばせ方

オシキャットは遊び好きで、部屋中を駆け回って元気に遊びます。1日に5分以上は思い切り遊ばせましょう。ねこじゃらしやねずみを模したおもちゃなどが喜ばれますよ。

また、オシキャットは高いところも好みます。キャットタワーやキャットウォークを設置すると喜ぶ姿を見られるでしょう。ただ、筋肉質でずっしりとした猫ですので、タワーやステップは頑丈で安定したものを用意してください。

オシキャットのベッド・ケージ

オシキャットは活発な猫ですので、中型~大型ケージがおすすめです。高さが120cm以上あり、ステップも2〜3段あるものがいいでしょう。上下運動がしっかりできるので、オシキャットもストレスをためにくいはずです。

また、オシキャットは暑さに強く寒さに弱い猫です。そのため、ベッドは体を包んでくれるドーム型がおすすめです。素材も、ふわふわとあたたかそうなものを選ぶとよいでしょう。

ただ、猫にも好みがありますので、気に入るかどうかはその子次第です。買ったベッドをなかなか使わないようなら、別のものを用意したほうがいいかもしれません。

おすすめのケージ

オシキャットのお手入れ

オシキャット

ブラッシングの頻度

オシキャットは短毛種ですが、美しい毛を保つためにできれば毎日ブラッシングしてあげましょう。抜け毛を取り除けるので毛球症の予防にもなりますし、スキンシップとしても効果的です。

おすすめの猫用ブラシ

オシキャットのシャンプー

オシキャットは短毛種のため、頻繁にシャンプーをしなくても大丈夫です。数か月に1度ほどの頻度で、ストレスにならないよう短時間で済ませましょう。換毛期に合わせて行うと、増えた抜け毛をすっきりきれいに取り除けますよ。

オシキャットの食事

オシキャット

オシキャットが食べるもの

オシキャットの主食には、タンパク質が豊富なフードがおすすめです。オシキャットのしなやかな筋肉を維持するためには、タンパク質が欠かせません。タンパク質がたっぷり含まれているフードを与えましょう。

また、オシキャットが太りすぎないよう、炭水化物はあまり与えないようにします。とくに穀物は炭水化物と糖分が豊富で太りやすいため、なるべく避けましょう。

おすすめのキャットフード

オシキャットの食事の量・回数

オシキャットに与える食事は、成長に合わせて調節しましょう。肥満にならないよう、与えすぎには十分注意します。

生まれてすぐは、子猫用のミルクを与えます。生後2か月を過ぎたころから、子猫用フードに切り替えましょう。やわらかいウェットフードを、1日に3〜5回にわけて与えます。

1歳を過ぎたら成猫用フードを食べさせましょう。1日2〜3回にわけて、フードのパッケージの規定量を与えます。日々の体重の変化に注意しながら、食べすぎにならないように注意しましょう。

7歳を過ぎたら高齢猫用フードにします。1日に1〜4回にわけて、オシキャットのペースで食事させましょう。このころになると運動量も減り、あまり食べなくなる子も多くなります。食べやすく消化がいいものを中心に与えてください。

オシキャットの病気・ケガ

尿路結石

尿路結石は猫全体がかかりやすい病気です。ミネラル成分が泌尿器官で結晶化し、さまざまな症状を引き起こします。排尿しにくそう、血尿が出たなど、異変が起きたらすぐに動物病院を受診しましょう。

尿路結石は、水を飲む量が少ないことがひとつの原因だといわれています。オシキャットが十分に水を飲めるよう、いつも新鮮な水を用意してください。

進行性網膜萎縮

進行性網膜萎縮は、網膜が変形してしまう病気です。遺伝性の疾患で、アビシニアンやペルシャに発症することが多く、オシキャットも発症する可能性があります。発症すると少しずつ視力が低下し、最終的には失明してしまいます。

暗い場所に行きたがらないようになったり、不自然に壁や家具にぶつかるようになったりしたら、すぐ動物病院に連れていきましょう。

まとめ

しなやかで筋肉質な体、野性味あふれるヒョウ柄模様や顔つきが魅力的なオシキャット。ワイルドに見えるのに実は甘えん坊というギャップも相まって、多くの愛猫家をとりこにしてきました。

人懐っこく賢いので、初心者の方にもおすすめの猫です。毎日遊んでブラッシングして、たくさんコミュニケーションをとってあげてくださいね。かなりの寂しがりやでもあるので、ひとりの留守番は極力避けましょう。

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