バブルーンで洗面台とトイレを泡掃除してみた。驚きの効果は閲覧注意!?
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目次/ INDEX
片方だけの手袋が落ちている。そんな光景を見たことはないだろうか?
なぜこんなところに? なぜこんなにたくさん? なぜ片方だけ?
海辺だろうが山頂だろうが、片手袋はどこにでも現れる
ちゃんと考えてみれば不思議なことだらけ。でも人間、自分の生活に関係しないことは、深入りしないものである。しかしごく稀に、そんな些末な事柄に捉われて人生を狂わせてしまう人間がいる。私がそれだ。
「片手袋研究家」。それが私の肩書き。あの片方だけの手袋を「片手袋」と名付け、17年間研究を続けてきた。撮影(現在までに5,000枚以上)、分類法の確立、遭遇しやすい場所の解明、季節や時代との相関関係、片手袋が登場する文学や漫画や映画などの調査。ネタだと思われやすい肩書きだからこそ逆に、「徹底的にやってやろう!」という熱意はどんどんエスカレート。
私が確立した片手袋の分類図。これが片手袋研究においてすべての出発点となる
その結果、分かってきたことは色々あるが、一番強く主張したいのは「片手袋は皆さん、いや、全人類の生活に深く関係してます!」ということ。なぜなら「片手袋が発生するのは、世界が手袋によって支えられている」から。
……いきなり読者の皆さんを置いてきぼりにしてるな。すみません。今回、私の異常とも思えるこの主張の真意を皆さんに理解してもらうため、ある場所を訪れた。カインズだ。
この訪問記を読み終わった後、きっとあなたは手袋のみならず片手袋のことを考えずにはいられない身体になっているはずだ。
私が訪れたのは、埼玉県にあるカインズ浦和美園店。
大きい! こちらは2022年、11月16日にリニューアルオープンしたばかり
「あらゆる手袋関連商品を店内から探し出すことで、手袋が世界を支えていると証明する」。それが今回やりたいことだ。
ちなみになぜこちらの店舗を選んだかというと、周辺が片手袋多発地帯だからである。一度、浦和美園店すぐそばの東北道沿いを探索したことがあって、数時間の間に20枚近い片手袋と遭遇した。
浦和美園店近くで遭遇した片手袋の一例
片手袋に囲まれたカインズ。研究家垂涎の素晴らしい立地である。