花粉症に怯えている。盲点だった手法で今年はバトルを仕掛けてみることにした
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今やどこのお店の入り口にもある消毒液。感染症対策に必要なことは分かっていますが、「入店前に必ず消毒液をプッシュ!」という新しい習慣は、少々わずらわしいと感じることも。そう思うのは私だけではないようで、ピアノをモチーフにした消毒液スタンドや、ペンギンに見立ててデコレーションされたセンサー式の消毒液など、わずらわしさを“楽しい”に変える工夫もされているようです。
今回は、そんな“楽しみながら感染症拡大防止できる”ペダル式消毒液スタンドを、2,000円以内でDIYしてみます。
まずは素材を考えるところから。ヒントにしたのは、SNSで話題になっていた塩ビパイプ製ペダル式消毒液スタンド。シンプルで分かりやすく、誰でも作れそう。
組み立てがラクなうえに軽くて水に強いので、ペダル式消毒液スタンドにぴったりの素材です。値段も安く、予算内に収まりそうなので、素材は塩ビパイプに決定!
・VP塩ビパイプ20 2m……1本
・VP塩ビパイプ13 2m……1本
・TSエルボ20……6個
・TSチーズ20……6個
・TSエルボ13……4個
・TSチーズ13……1個
・サドルバンド20mm……2個
・消毒液を入れるカゴ
それでは作り方を見ていきましょう。
まずは太いVP塩ビパイプ20と細いVP塩ビパイプ13を、すべて採寸通りに切っていきます。メジャーを端に引っかけ、メジャーの上下2点にマジックペンで点を打ちます。
その点を1辺で繋ぐように、ぐるりとマスキングテープを貼ります。1周させたときにきれいに重なるよう、塩ビパイプに対して直角に貼りましょう。
点を書いた側のマスキングテープの端に沿って、塩ビパイプを回しながら切っていくと、初心者でも切り口が歪みません。
きれいにカットできました! 切り口には削りカスが付いているので、紙やすりで軽くやすりをかけて整えます。
接着時にちょっとしたズレは修正できるので、1〜2mmの誤差なら問題ありません。
切り出したパーツがこちら
塩ビパイプの接着には、「硬質塩化ビニル管用接着剤」を使用します。私のおすすめはタフダイン。蓋がハケになっていて便利です。
くっ付ける部分に液剤を塗って、組み合わせていきます。
完成形が歪まないよう、必ず平らな面に置いて組み合わせましょう。
まず、VP塩ビパイプ20を組み立てます。
次に、縦に伸びた2本の筒に、上からVP塩ビパイプ13を差し込み、最後にVP塩ビパイプ13の下の辺を取り付けます。この部分が上下に動きます。
横になっているVP塩ビパイプ20の上にカゴを置き、下からサドルバンド20mmを噛ませます。
幅100mm、奥行100mm、高さ120mmのワイヤーカゴを使用しました。網になっていないカゴは、穴をあけるのが大変なので、結束バンドで止められるワイヤーカゴがおすすめです。
カゴに消毒液を乗せたら…
完成!!
真ん中の横棒の部分を足で踏むと、VP塩ビパイプ13で組んだ四角の部分が下がる仕組み。消毒液自体のポンプの力で自動的に上がってくれるので、連続使用も可能です。
今回の材料費
計 2,000円(税込) |
驚きの2,000円ぴったり。作業時間も、接着剤を乾かす20分を含めて合計90分ほどでした! これは…かなり簡単に作れたのでは!?