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スーパーにも並んでいるベビーリーフは、家庭でも簡単に育てることができます。プランターで育てることもできますが、管理が簡単な水耕栽培でも育てることもでき、初心者でも簡単にチャレンジできます。
ここでは、ベビーリーフの種類や育て方を詳しく紹介。プランターで育てる方法と水耕栽培で育てる方法をそれぞれ紹介します。家庭菜園で育てた野菜で、おいしいサラダを作ってみませんか?
ベビーリーフは、さまざまな野菜の幼葉を収穫したものです。水菜や小松菜、ほうれん草、ルッコラやリーフレタス、ロメインレタスなどがあります。
発芽から30日くらいで収穫できるので、病気になることもほとんどなく、種子の栄養で育ってくれるため世話の手間もかかりません。また、小さいうちに収穫するので、スペースをあまり必要としません。
そのため、今まで野菜を育てたことのない方でも、簡単に育てて収穫することができます。
園芸コーナーに行くと「ベビーリーフ」として数種類の野菜の種が混ざって売られています。初心者は、このようなミックス種からチャレンジすることをおすすめします。
ミックス種はある程度、同じ環境で育つ種類がまとめられているので、栽培の管理が楽になります。また、いろいろな種類を楽しめるので、お得感があります。
ミックス種の栽培時期は、室内栽培なら1年中いつでも種まきできます。屋外で栽培する場合は、3月から11月くらいまでが種まきの時期です。
栽培する地域によって、多少違いがありますが、だいたい発芽から20日から40日くらいで収穫できます。
プランターで栽培する場合は、庭の土を使うのではなく、野菜専用の培養土を使うようにしましょう。ベビーリーフは中性から弱アルカリ性のふかふかした土を好みます。培養土であれば、そのまま使うだけで条件を満たすことができます。
それでも芽が出ない場合は、種まき用の土を使うことをおすすめします。一般的な培養土よりも高価ですが、発芽に適した成分でつくられています。
市販の土を使用した場合、肥料は必要ありません。ただし、使用済みの土を使う場合は、堆肥や化成肥料を元肥として少し混ぜこみます。栽培中に葉が黄色くなってきたら肥料切れのサインなので、即効性のある液体肥料をあげます。
ほとんどのベビーリーフは日光を好むので、日当たりが良く、風通しの良い場所で育てましょう。ただし、日を当てすぎると葉が硬くなってしまうので、柔らかい葉が好きな人は、半日陰で育てましょう。
ベビーリーフは種類によって発芽温度が違いますが、おおよそ10℃~25℃で管理すると発芽しやすくなります。発芽後はそれほど温度を気にしませんが、葉焼けをおこしたり、凍ったりしないように管理します。
種まきから発芽するまでは、土の表面が乾かないようにしっかりと水を与えましょう。
土が軽い場合、水やりをすると土が浮いて種が出てきてしまう場合があります。その場合、土の上に湿らせたティッシュペーパーや新聞紙を1枚かぶせて置くと種が出てきません。水やりの時は、紙の上から水やりをして、発芽したら紙を外します。
発芽したら、土が乾いたタイミングで水やりをします。常に土が湿っている状態だと病気になったり根腐れを起こす可能性があるので、水のやりすぎには注意が必要です。慣れてきたら、葉が少ししおれて来た時に水やりをしましょう。
水耕栽培は、土を使わずに水と肥料のみで野菜を栽培する方法です。容器の中に水と専用の液体肥料を入れ、根が安定するようにスポンジなどを敷いて行います。水耕栽培にはさまざまなメリットがあるので、チャレンジしてみても良いでしょう。
水耕栽培は、土を使わないので「清潔」です。病気にもなりにくく、農薬を使う必要もないので洗わずそのまま食べられます。室内でも育てられるので、ライトで照らせば天候に左右されずに栽培することができますよ。
水耕栽培は、生長が早いのも特徴です。水耕栽培では根の生長をさえぎる土が無いので、のびのびと根を張ることができます。根が常に水に浸かっているので、栄養素の吸収効率も良くなり生長が早まります。
まず始めに、スポンジの上に種をまきます。種に水が行き渡るように、上から濡れたティッシュペーパーなどで蓋をしておきましょう。ただし、発芽して根が伸びてきたらすぐに紙を外します。早ければ数日で発芽します。
発芽すると根がスポンジの中に入り、容器中の水を吸うようになります。水の量は、種が浸からず、根が浸かる程度に調整します。種を水浸しにしてしまうと腐ってしまうので注意しましょう。
水やりを適度に行っていると、発芽から30日程度で収穫できる大きさになります。大きなものから順に、食べる分だけ収穫しましょう。
水耕栽培は2種類あります。ポンプなどで水を循環させるか、循環させないかです。ベビーリーフは水を循環せずに育てられるため手軽です。
やだ、水を循環させないと、水が腐りやすくなります。そのため、こまめな水換えが必要です。水が少ないと腐りやすいので、毎日水換えをした方が良い場合もあります。大きな容器であれば1週間に1回でも大丈夫でしょう。水が少なくなったり、濁ってきたら交換しましょう。
水の量はスポンジが全部浸るくらいでは多すぎるので、根が半分付くくらいに調節します。水を交換した際には、肥料も一緒に入れます。肥料の分量はしっかり計って入れましょう。
育てる環境はプランター栽培と変わりません。ほとんどのベビーリーフは日当たりを好むので、窓際などの日当たりが良い場所で育てます。日当たりが確保できない場合はライトを照らして栽培してもよいでしょう。
人間が暮らしている室温であれば問題なく栽培できます。発芽の目安温度は、おおよそ10℃~25℃です。
ベビーリーフは収穫までの時間が短く、あまり病気にはなりませんが、まれに「さび病」や「軟腐病」、「灰色カビ病」になることがあります。病気になった場合は農薬などは使わず、抜いてしまうことをおすすめします。
これは病気ではありませんが、ベビーリーフは連作障害になることがあります。そのため、プランター栽培の場合は、同じ土で連続して同じ野菜を育てないようにしましょう。
ベビーリーフの柔らかい葉は虫も大好きです。近くに緑が多く、虫が飛んでくる環境であれば、防虫ネットをかけておいた方が無難です。
ベビーリーフはいつでも収穫できます。食べたいときに収穫しましょう。新芽を残して外側の大きな葉だけを収穫すると、新芽や脇芽が生長して長く収穫することができます。
また、葉が混みあってしまうと、お互いが邪魔をしあって大きく育ちません。適度に間引いてあげることで残された葉が大きく育つことができます。
間引くとは、混んでいる場所の株を1株だけ残して根っこごと引っこ抜いてしまうことです。間引いた葉も食べることができるので、一石二鳥です。
収穫したてのベビーリーフは洗うだけでもおいしく食べられます。ベビーリーフの中には、ルッコラやチコリのように苦みが強いものもあるので、苦みが苦手な方は取り除いて食べても良いでしょう。また、濃厚なドレッシングと一緒に食べると、苦みを和らげることができます。
お肉料理のつけ合わせにしたり、生ハムと一緒にサラダにしたり、ピザやパスタの上に乗せたりしてもおいしく食べることができます。
ベビーリーフはいっぱい収穫できるので、いろいろな料理に使って楽しみましょう。
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