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レモンの木の育て方|ほったらかしOK? 育てやすいおすすめ果樹

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

この記事では、レモンの木の育て方について紹介します。ほったらかしとまではいかないものの、レモンは比較的育てやすい果樹です。鉢植えや地植えで育てる方法や剪定の仕方、肥料の与え方などを詳しく説明していきます。

レモンの木を育ててみよう!

レモンの木を育ててみよう!

爽やかな風味と酸味を持つレモンは、お菓子や料理、飲み物などにしばしば用いられる人気の果樹。柑橘類の中で多量のビタミンCやクエン酸を含んでおり、疲労回復や風邪予防などにも効果が期待できます。

レモンはインドが原産地

レモンはインドのアッサム地方が原産で、地中海沿岸の国々に伝えられ、その後はイタリアのシシリー島やアメリカの南カリフォルニアで盛んに栽培されるようになりました。現在、日本国内では広島や愛媛、和歌山などを中心に、21府県で栽培されています。

レモンは果樹栽培の初心者向けフルーツ

そんな私たちにとってたいへん身近な存在のレモンですが、「家庭で育てるのは難しい」と思っている人は多いのではないでしょうか? 肥料食いという特徴はあるものの、果樹の中では比較的育てやすい果樹です。ほったらかしとまではいきませんが、果樹栽培の初心者さんにおすすめのフルーツです。

最もポピュラーなのはリスボンレモン

ひとくちにレモンといっても、さまざまな種類が存在します。代表的なものは、リスボンレモンでしょう。これはスーパーマーケットで見かけるもっともポピュラーな品種で、レモンの木の中でも特に育てやすいほうだといわれています。

レモンの木を上手に育てる5つのポイント

レモンの木を上手に育てる5つのポイント

それではレモンの木の育て方について詳しく解説していきます。まずは、レモンの木を上手に育てる5つのポイントをまとめました。

  1. 良い苗木を選ぶ
  2. 日当たりの良い場所で育てる
  3. 水やりは土の表面が乾いたら
  4. 撥水性や保水性に優れた土を好む
  5. 適切に肥料を与える

1. 良い苗木を選ぶ

レモンの苗木を選びましょう。幹の近くに細かい根がたくさんついていて芽や葉が充実しているものが、良い苗木の目安といわれています。植物の栽培に慣れていない方は、苗木の生産者が3年以上かけて育てた「大苗」を選ぶと、購入後の手入れが容易になるためおすすめです。

苗木を購入したら、3〜4月にかけて植え付けを行いましょう。

2.日当たりの良い場所で育てる

レモンの木は「家庭で育てるのが難しい」というイメージを持たれがちですが、じつは鉢植えでも育ち、マンションのベランダなど小さなスペースでも栽培できます。

ただし、レモンの木は寒さに弱いので日当たりのよい場所を好みます。理想の温度は平均気温15度以上、最低気温マイナス3度以下です。あまりに寒いと枯れてしまったり、葉が落ちてしまったりすることがあるので注意しましょう。

3. 水やりは土の表面が乾いたら

レモンの木は土の表面が乾いていたら水をやるようにしましょう。水不足に陥ると、乾燥によって収穫量が減ってしまうことがあります。特に夏は水分が蒸発しやすいので、土の状態を注意深く観察しましょう。

4. 撥水性や保水性に優れた土を好む

レモンの木は、撥水性や保水性に優れた土を好みます。具体的には、小粒または中粒の赤玉土を7割、腐葉土を3割でブレンドした土が適しているといわれています。また、市販されている果樹用の培養土を用いるのもおすすめです。

5. 適切に肥料を与える

レモンの木に肥料を定期的に与えることで、丸々した大きな実がたくさん収穫できるようになります。年5回(3月、5月、7月、9月、11月)に分けて、油かすなどの有機質肥料やゆっくりと効果を発揮する緩効性化成肥料を施します。施肥の意味を理解し、追肥のタイミングや量を覚えることが重要です。

もっと詳しく>>レモン栽培は肥料がカギ。与える時期や量、種類を徹底解説

レモンの木は鉢植えと地植え、どちらでも育てられる

レモンの木は鉢植えと地植え、どちらでも育てられる

レモンの木は鉢植えと地植えのどちらでも育てられます。

レモンの木を鉢植えにする場合

鉢植えをはじめるには次のアイテムを用意します。また、植え付け作業が終わったら、苗木が倒れないように支柱を立てておきましょう。

  • 苗木より一回り大きいサイズの鉢
  • 果樹用の培養土(または赤玉土と堆肥を混ぜた土)
  • 鉢底網
  • 軽石

レモンの木は寒さに弱いので、冬に冷え込む地域では室内に移動できるよう鉢植えでの栽培がおすすめです。

レモンの木を地植えにする場合

地植えをはじめるには水はけや日当たりがよく、強い風にさらされないところを選んで植え付けを行います。さらに複数の苗木を植えるときは、十分に間隔を設けましょう。

レモンの木の手入れのコツ 〜剪定、植え替え、越冬、収穫〜

レモンの木の手入れのコツ 〜剪定、植え替え、越冬、収穫〜

レモンの木の育て方について、初心者さんがつまずきやすい「剪定」「植え替え」「越冬」「収穫」のコツについても触れておきます。

レモンの木の剪定のコツ

レモンの木は、植え付けをしてからおよそ2年間は剪定をしなくても構いません。次第に枝が伸び、数が増えてきたら余分な部分を剪定しましょう。剪定には、2〜3月が適しているといわれています。剪定をすることでまんべんなく日光を取り込めるようになり、収穫量の増加が期待できます。風通しがよくなるので病害虫の予防にも。

剪定の方法

伸びすぎて絡まっている枝を付け根からカットします。剪定するときは、内向きの枝から先に切るようにしましょう。

レモンの木の植え替えのコツ

レモンの木を鉢植えで育てているなら、根詰まり防止のために2〜3年に1回を目安に植え替えを行いましょう。季節は、植え付けと同じく3〜4月が適しています。

植え替えの方法

まず、レモンの木より一回り大きい鉢と新しい土を用意したら、根を傷つけないようにゆっくりと引き抜きます。根鉢(根と根のまわりに付着している土)を軽くほぐしてから、新しい鉢に植え替え、株元に肥料と水を与えましょう。

レモンの木の越冬のコツ

寒さに弱いレモンの木を上手に育てるには、特に冬の管理がポイントになります。

越冬の方法

地植えの場合は全体を不織布などで覆い、防寒対策をしましょう。鉢植えの場合も、屋外に置いておくならカバーをかけるのがおすすめです。室内に移動させるのもひとつの手です。

レモンの木の収穫のコツ

レモンの木は春から夏にかけて実をつけます。その実の色が、緑色から黄色に変化していく10月頃を目安に収穫を行いましょう。実は放っておくとどんどん皮が厚くなってしまうので採り頃を逃さないようにご注意を。

収穫の方法

収穫するときは、はさみやナイフで枝から軸を切り取ります。実が傷ついてしまうことがあるため、手でもぐのは避けたほうが無難です。レモンの品種によっては木にトゲが生えているものもあり、手袋も用意しておくと便利でしょう。

レモンの木に発生しやすい病気や害虫

レモンの木に発生しやすい病気や害虫

最後に、レモンの木に発生しやすい病気や害虫について解説します。

レモンの木に発生しやすい病気

レモンの木がかかりやすい病気には、「かいよう病」や「そうか病」があります。

かいよう病の特徴

かいよう病は、実や葉にかさぶたの様な褐色の斑点ができる病気です。雨や風にのってきた細菌によって感染し、特に春から秋にかけて発症しやすくなります。強い雨や風にさらされないように配慮したり、感染した部分は切除したりして対応しましょう。

そうか病の特徴

そうか病は、カビが原因の病気です。葉や枝にイボのような突起が発生し、それがかさぶたになります。気温が低く、降雨が続くと発生しやすいといわれています。なるべく雨に当たらないようにしたり、薬剤を使用したりして予防に努めましょう。

レモンの木に発生しやすい害虫

レモンの木につきやすい害虫には、アブラムシやアオムシ(アゲハ蝶の幼虫)などが挙げられます。

アブラムシの対処方法

アブラムシは1cm以下の小さな虫で、肉眼で見つけにくく、気づいたときには大量に発生していることがあります。アブラムシの排泄物が原因で、カビが発生することがあるため注意が必要です。ブラシで取り除いたり、薬剤を使用したりして対処しましょう。

アオムシの対処方法

アオムシは大型のイモムシで、柑橘類の若葉を好みます。特にやわらかい新芽を食べてしまうため、苗木や幼木においては被害が広がってしまいます。見つけたら捕殺するか、別の場所に移動させましょう。

レモンの木に使える殺虫剤

レモンの木を上手に育てて初収穫を迎えよう!

レモンの木を上手に育てて初収穫を迎えよう!

レモンの木を上手に育てるには、

  1. 良い苗木を選ぶ
  2. 日当たりの良い場所で育てる
  3. 水やりは土の表面が乾いたら
  4. 撥水性や保水性に優れた土を好む
  5. 適切に肥料を与える

上記の5つのポイントを押さえながら、剪定の方法や病害虫への対処法をマスターする必要があることがわかりました。

ほったらかしとまではいきませんが、果樹の中では家庭菜園の栽培のハードルが低いのはレモンの木の大きな魅力です。今回の記事を参考に、ぜひレモンの木の栽培に挑戦してみてくださいね。

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