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リキュールのおすすめ10選! 歴史や種類、おすすめの飲み方、保存方法を解説

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CAINZ ライフハック

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CAINZ ライフハックは、ホームセンターのカインズ (カインズホーム) が提案する日常で使える便利な知恵をお届けします。すぐに実践できる便利なTIPSや情報が盛りだくさん。

リキュールは蒸留酒に薬草などの香味を移したお酒です。言葉の響きから洋酒のようなイメージを持たれやすいお酒ですが、実は、梅酒などもリキュールの一種です。

今回はこれからリキュールを試す方に向けてその歴史や種類、おすすめの飲み方、保存方法を解説します。

リキュールは果実や薬草で風味付けした蒸留酒

梅酒

リキュールとは、蒸留酒に果実や薬草・香草、ナッツなどで甘み付けをしたお酒です。普段お酒を飲まない人でも、梅酒やカルーア、カンパリなどの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

実は、リキュールには、決まった原料や製法がなく、蒸留酒に香味成分を加えたものは、幅広くリキュールと呼ばれています。リキュールは、元々は古代ギリシャのヒポクラテスが発明した薬酒が起源と言われています。

現代のように味を追求するようになったのは、太陽王ルイ14世の時代と言われており、それがヨーロッパの各地に広まっていきました。当時は貴族の女性がリキュールをおしゃれの一環として取り入れており、ドレスやアクセサリーと合わせて銘柄を選んでいたと言われています。19世紀に入ってからは、見た目の美しさも追求されるようになり、「液体の宝石」や「飲む香水」とも称される、味と見た目を兼ね備えたものが作られるようになりました。

現代のリキュールは、アルコール度数を抑えた、フルーティなものが主流と言われており、華やかな香りを生かして料理やお菓子作りにも使われることがあります。また、日本の梅酒や、フランスのシャルトリューズ、オランダ・ドイツのエッグブランデーなどのように、その国ごとの独自のリキュールも広く知られるようになりました。

日本におけるリキュールは、香りや味を取り除いた中性スピリッツという蒸留酒をベースに、オレンジの皮やコーヒー豆、梅、ナッツなどを使用するのが一般的です。季節によっては桜やスミレの花などが使われることもあり、追加で砂糖やハチミツなどを加えることもあります。

また、近年では、焼酎やみりん、清酒などを原料に使うこともあり、これまで以上に幅広い種類のリキュールが販売されています。

リキュールは香味成分で4種類に分けられる

ハーブとリキュール

リキュールは、使われている原料の種類によって、果実系、種子系、薬草・香草系、その他の4種類に分類されることがあります。リキュールの味は、製法と原料によって決まるので、好みの味を見つけるための目安としてそれぞれの原料の特徴を紹介していきます。

果実系

果実系は、オレンジやチェリーなど果実の実や皮、果汁を原料に造られたリキュールです。薬草系のリキュールと比べて味や香りに重点をおいたものが多く、お酒が苦手な人にも飲みやすいのが特徴です。

また、甘く、爽やかな香りを生かして洋菓子やカクテルに使われることもあります。

代表的なものには、梅酒やクレーム・ド・カシス、チェリーブランデーがあります。なお、チェリーブランデーは名前にブランデーと付いていますが、実はブランデーは使われておらず、蒸留酒にチェリーを漬けて成分を抽出したもので、チェリーを使ったブランデーはキルシュと呼ばれています。

種子系

種子系は、コーヒー豆やクルミ、ナッツなどの植物の種子や、杏の核、バニラなどを原料に造られたリキュールです。果実系と同じく飲みやすいものが多く、コーヒーリキュールをミルクで割ったカルーアミルクは、女性を中心に根強い人気を誇ります。また、独特の香りやコクのある甘みを生かして洋菓子作りに使われることもあります。

代表的なものには、コーヒーリキュールやアマレット、ゴディバチョコレートリキュール、マリブなどがあります。

薬草・香草系

薬草・香草系のリキュールは、ハーブやスパイス、茶葉、桜の花などを原料に造られたリキュールです。最も古くから造られてきたリキュールであり、かつては不老不死の妙薬とも信じられていました。重厚感のある独特な苦みが特徴で、アクセントとして果実系のリキュールに添加されていることもあります。

代表的なものには、カンパリやアブサン、ペパーミントリキュール、イエーガーマイスターなどがあります。

また、マムシを原料にしたマムシ酒や朝鮮人参や冬虫夏草などの漢方生薬などを原料にした薬酒も薬草・香草系に分類されます。

特殊系

特殊系は、上記三つの分類に当てはまらないリキュールです。ヨーロッパでは、エマルジョンリキュールと呼ばれることもあります。分類外の総称のため、決まった原料はありませんが、クリームやヨーグルト、卵などのたんぱく質や脂肪分を使ったものが豊富に販売されています。

代表的なものには、ヨーグリートやアドヴォカート、クリームリキュールなどがあります。

カインズでおすすめのリキュール10選

さまざまな種類のリキュール

リキュールは、種類が多く、初めて選ぶときはどれを選べばいいのか分からないという方も多いでしょう。そこで、ここではカインズでおすすめのリキュールを10選ご紹介します。

植物乳酸菌ヨーグルトのお酒 ピーチ味 2000ml【別送品】

広島大学とカインズが共同開発した、植物乳酸菌ヨーグルトのリキュールです。1本あたりにSN35N株が450億個含まれており、お腹の調子が気になる方や生活習慣が気になる方におすすめです。

桃果汁を使ったやさしい味わいで、揚げ物や養殖と合わせてロックやソーダ割で楽しむのがおすすめです。

養命酒製造 高麗人参酒 700ml【別送品】

乾燥高麗人参、蒸し高麗人参、エゾウコギの3種類の人参に、マカや霊芝など12種の素材を使った、薬草・香草系のリキュールです。

高麗人参特有の風味を独自の製法で和らげ、黒糖蜜とリンゴ果汁で飲みやすく仕上げています。ストレート、ロック、お湯割りのいずれの方法でも美味しくお飲みいただけます。

カルーア コーヒーリキュール 20度 700ml【別送品】

アラビカ種のコーヒー豆を使ったリキュールです。コーヒーリキュールをミルクで割って作る、カルーアミルクは、1970年代にアメリカのボストンで大ヒットして以来、40年以上の長きにわたって女性を中心に愛され続けてきた定番のカクテルです。

コーヒーリキュールの代名詞ともいえるこちらのリキュールは、ご自宅でのパーティや安らぎのひと時のために1本はあると便利です。

電氣ブラン 720ml【別送品】

明治時代から浅草の代名詞として愛され続けてきた国産リキュールです。電氣ブランの名前は、電気が珍しかった明治時代に目新しくてハイカラなものを電気〇〇と呼んだことと、電気のように舌のうえでビリビリと感じられる刺激的な味をかけて名付けられました。

ロック、ストレート、ソーダ割で飲むのがおすすめです。

マリーブリザール ピーチ スリムボトル 700ml【別送品】

フランスのボルドー地方で250年以上の歴史を誇るリキュールブランド・マリーブリザールのピーチリキュールです。

プロヴァンス地方の陽の光をたっぷりと吸収した桃の果肉を浸漬し、種子を蒸留した、マイルドな風味が特徴で、ファジーネーブルなどのカクテルにしても美味しくお飲みいただけます。

国盛 みかんのお酒 720ml【別送品】

国産みかんを原料に、パッションフルーツ、醸造アルコール、糖類を加えた、果実系リキュールです。みかんをそのまま食べているようなみずみずしい果汁感で、初めてリキュールを試す方でも飲みやすいお酒です。

バカルディ クラシックカクテルズ モヒート 700ml【別送品】

世界中で最も飲まれてきたバカルディモヒートを自宅で手軽に楽しめるリキュールです。氷を入れたグラスに炭酸水とモヒートを入れてステアするだけで、ミントとライムが爽やかに香るバカルディモヒートを作れます。

お好みでカットライムやミントの葉を足せば、より本格的な一杯を楽しめます。

ルジェ クレーム ド カシス 700ml【別送品】

果実系リキュールのシンボルともいえるクレーム・ド・カシス。その中でもルジェのカシスは、1841年から作られ続けてきたカシスリキュールの元祖です。厳選された良質なカシスを原料に、添加物・保存料を一切加えずにフルーティな味と香りを実現しています。

果実系ならではのフルーティな香りと味わいを存分に楽しみたい方や、様々な割り材を合わせられるものをお探しの方におすすめの一本です。

萬歳楽 加賀梅酒 720ml【別送品】

加賀梅酒は、金沢市と福井県産の高級紅映梅(べにさし)と氷砂糖、醸造アルコール、白山の伏流水を昔ながらの方法で仕込んだリキュールです。

特徴のない酒を原料にすることで、梅そのものの味と酸味を引き出し、複雑な素材を長期熟成させることで調和させ、落ち着いた上質な味わいと洗練された飲み口、品格のある香味を実現しています。

コンパイ ピニャ・コラーダ 700ml

ピニャ・コラーダはラムをベースにパイナップルジュースとココナッツミルクを加えた、プエルトリコ発祥のカクテルです。

コンパイのピニャ・コラーダは、本場の味をより再現することで、自宅でも南国気分が味わえるようにした一本です。ココナッツミルクの濃厚な味と香りを楽しみたい方におすすめです。

リキュールの美味しい飲み方

バーテンダー

リキュールと言えば、カクテルで楽しむものというイメージが一般的ですが、ロックやストレートで楽しむこともできるお酒です。

どのような飲み方が最適なのかは、お酒によって異なりますが、例えば、アマレットやティフォン、コアントローは、ショットグラスに少量を注いでストレートやロックで楽しむのもおすすめの飲み方です。

また、ストレートやロックでは味が強すぎる場合は、水割りで飲むのも良いでしょう。クレーム・ド・カシスやアマレットなどの果実系のリキュールは、風味を損なわずに果実本来の味と香りを感じやすくなるため、相性の良い組み合わせです。ライチ系のリキュールであれば、レモンの果汁を足してみるのもおすすめです。

リキュールは保存方法に注意

暗い部屋におかれたリキュール

リキュールは種類によっては未開封の状態でも傷みやすいものがあるため、保存するときは、高温多湿の場所を避け、冷たく、暗い場所で保存するようにしましょう。自宅で保存するときは、冷蔵庫での保存が最も確実です。

リキュールは商品によってアルコール度数や糖分の量、使われている原料が異なるため、明確に賞味期限が定められていません。なかには数年から数十年保存できるものもありますが、開封後は酸化しやすくなるため、できるだけ、早めに飲み切るようにしましょう。特に、原料にクリームや卵、ヨーグルトを使用したものは、賞味期限が短いため、注意が必要です。

また、保存をする際は、瓶の口に付いたリキュールを拭き取るようにしましょう。瓶口にリキュールが付いたまま栓を閉めてしまうと、糖分が口の部分で固まってしまい、開けられなくなってしまうことがあります。

リキュールは種類の豊富さとアレンジのしやすさが魅力のお酒

お酒の入ったグラスを手に持つ

リキュールは蒸留酒に薬草・香草、果実などを使って甘み付けをしたお酒です。その歴史は古く、かつては古代ギリシャで薬酒として使われていたものが起源と言われています。現代では、技術発展に伴い、様々な原料を使ったリキュールが開発されるようになり、その国ごとの独自の銘柄も広く知られるようになりました。

リキュールの味は、ベースとなる酒と原料で決まるため、好みの味を探す際は、原料に注目することから始めてみるのもおすすめです。基本的にはジュースやブランデーなどで割るカクテルで楽しむのが最も試しやすい飲み方ですが、ある程度慣れてきたら、ストレートやロックを試してみるのも良いでしょう。

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