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パンジーが枯れたらどうしたら?枯れる原因や対処法を解説します

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

花の色が豊富で開花時期も長く、冬のガーデニングに欠かせない存在のパンジー・ビオラ。花壇や鉢植え、寄せ植えによく使われており、とても人気のある花です。ただ中には「大切に育てていたのに枯れてしまった…!」という方も。この記事ではパンジーが枯れる原因や対処法、枯れる前にできる夏越しのコツなどを解説。パンジーやビオラを長く楽しみたい方はぜひ参考にしてみてみてください。

パンジーの開花時期について:基本的には秋〜春頃まで

パンジーの開花時期について:基本的には秋〜春頃まで

スミレ科スミレ属のパンジーやビオラは、10月下旬から11月頃に植え付けた後、6月ぐらいまで花を楽しむことができます。パンジーやビオラは耐寒性が強く耐暑性が弱いという特徴があるため、現在流通している園芸種は秋から春まで咲くものが多いです。暑さに弱いと言っても、25度くらいの気温までなら問題はないため、地域や生育環境によっては梅雨前くらいまで咲くことがあります。

パンジーが枯れる原因と対処法

パンジーが枯れる原因と対処法

基本的なパンジー・ビオラの開花時期が分かったところで、花が枯れる原因と対処法について見ていきましょう。主に次の4つが考えられます。

  1. 寄せ植えなどの移植時にダメージを受けたため
  2. 病害虫による被害を受けたため
  3. 水・肥料を与えすぎたため
  4. シーズン的に花が終わりのため

それぞれ詳しく見ていきます。

パンジーが枯れる原因1.寄せ植えなどの移植時にダメージを受けたため

パンジーが枯れる原因1.寄せ植えなどの移植時にダメージを受けたため

パンジーやビオラは寄植えにもよく使われる花ですが、移植の際に根をほぐしすぎたり、土との相性が悪かったりしてダメージを受けると枯れてしまうことがあります。

パンジーを寄せ植えする際は、次のポイントを抑えて行ってください。

  • 水はけを良くするために、プランターの底には必ず鉢底石とネットを敷く。
  • 土は市販の培養土か、赤玉土(7割)と腐葉土(3割)に元肥を混ぜ込んだものがおすすめ。
  • 実際に植える前に、花苗をプランターの中に置いてみてレイアウトを考える。この時、草丈の高い花は後ろに、低い花を前の方に置くと見栄えが良くなる。
  • レイアウトが固まったら花苗をポットから優しく出す。この時根をほぐしすぎないように注意する。
  • 植え付けたら根元部分に水をたっぷり与える。パンジーは日当たりの良い場所を好むため、日光が当たりやすい場所に置き、土の表面が乾いてからたっぷりと水やりをする。
  • 開花時期が長いため、定期的に追肥をして栄養を与える。

パンジーやビオラの寄せ植えは、同じ春の花のカスミソウやペチュニア、ナデシコなどがおすすめです。どの花も日当たりと乾燥気味の環境を好み、パンジーと相性が良く失敗が少ないので参考にしてみてみてください。

パンジーが枯れる原因2.病害虫による被害を受けたため

パンジーやビオラには次のような害虫がつきやすいです。

  • アブラムシ
  • ハダニ
  • コナジラミ
  • カメムシ
  • ナメクジ

発見次第、すぐ割り箸やピンセットなどを使って取り除きましょう。もし広範囲に広がっている場合は、虫がついている葉や茎ごと折って処分します。放置してしまうと、繁殖して大量発生したり、他の害虫をおびき寄せたり、病気を媒介するなど被害が拡大してしまうので注意してください。取り除いた後は薬剤や木酢液を散布して予防するようにしましょう。

また、パンジーやビオラは次のような病気にもかかりやすいです。

モザイク病 アブラムシやコナジラミによって伝染る、ウイルス性の病気。葉にモザイク状の模様が現れ、株全体の生育が極端に悪くなる症状です。
寒冷紗をかけたりマルチングをして、アブラムシの飛来を防ぐことが対策になります。
疫病 カビによって起こる病気。葉や茎が柔らかくなり、溶けるように腐っていく症状です。
湿度が高かったり、雨水や泥はねでかかることが多いため、涼しい場所で育てたり雨除けをするようにしてください。
黒かび病 カビによって起こる病気。葉に黄褐色〜黒色の斑点が現れます。
対策として、水はけを良くしたり、風通しの良い場所で育てるようにしましょう。
そうか病 細菌によって起こる病気。葉や茎などにカサブタのような斑点が現れます。
雨が多かったり、日照不足などでかかることが多いため、日当たりの良い場所で育てるようにしてください。
炭そ病 カビによって起こる病気。葉と花に黄褐色の模様が現れ、早いうちに枯れてしまうことが多いです。
湿度が高い状態が続くとかかりやすいため、水はけを良くしたり、風通しの良い場所で育てるようにしましょう。
根腐病 カビによって起こる病気。葉が白っぽくなったり根が黒く変色し、腐ったり枯れてしまうことが多いです。
すでに感染している土を使うことで発症するため、寄せ植えの際は消毒するか新しい土を使うようにしましょう。
灰色かび病 カビによって起こる病気。花びらに小さな斑点が現れ、次第に広がり腐っていきます。湿度が高い時期には花びらだけでなく葉にもカビが発生することも。
すでに終わった花や葉から感染することが多いため、定期的に花がら摘みをするようにしてください。
斑点病 カビによって起こる病気。葉に青っぽい斑点が現れます。
水はけを良くし、連作を避けることで対策できます。

対処法として、害虫と同じように発見次第すぐ取り除いたり薬剤を散布するようにしましょう。放置すると他の花にまで被害が広がってしまうことがあるため注意が必要です。あらかじめできる対策として、連作はできるだけ避けたり、水はけの良い土壌づくりや日光が当たる場所で育てるなど、心がけるようにしましょう。

パンジーが枯れる原因3.水・肥料を与えすぎたため

パンジーが枯れる原因3.水・肥料を与えすぎたため

パンジーやビオラが枯れる原因の3つ目に、水や肥料を与えすぎて根腐れしたり、肥料やけを起こしていることが考えられます。

パンジーの水やりは、基本的には土が乾いてからたっぷりと与えるようにしましょう。やや乾燥気味の環境を好むため、水やりをしすぎると元気がなくなってくることがあります。反対に水切れも葉や花が枯れる原因になるため注意してください。

また、肥料やけを起こすと葉が変色し最終的に枯れてしまうことも。足りないかも…と心配になって与えすぎないことが大切です。必ず決められた用量を守って使うようにしましょう。

パンジーが枯れる原因4.シーズン的に花が終わりのため

パンジーやビオラは一年草のため、基本的にはワンシーズン楽しんだら花は終わりです。春以降に花が枯れるのは自然なことではありますが、もう少し長く楽しみたい方は「切り戻し」をすると梅雨ぐらいまでは楽しむことができます。

切り戻しとは、パンジーやビオラの伸び過ぎた茎や傷んだ茎などをカットすることで、新しいわき芽を生やし、花数を増やしたり風通しを良くする効果があります。花数が増えれば新しく花を楽しむことができますし、風通しを良くすることは病害虫の発生の予防にもつながるため定期的に行うのがおすすめです。

切り戻しのタイミングで、すでに終わった花を摘む「花がら摘み」も行いましょう。花がらを放置するとカビが発生し、病気の原因にもなるため注意が必要です。花がら摘みや切り戻しについては、こちらの記事も参考にしてみてみてください。

【パンジーの花がら摘み・切り戻しの方法】花を長く楽しむコツ

枯れる前にできること:夏越しのコツ

枯れる前にできること:夏越しのコツ

パンジーやビオラは夏の暑さや湿気に弱いため、基本的に夏越しはできませんが、枯れる前に対策すれば上手く夏越しできることも。大切に育ててきたパンジーをより長く楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。

4月にすること:庭植えから鉢植えへ

夏越しをさせるには、春のうちから対策しておくことが大切です。パンジーやビオラを庭植えしている場合、4月のうちにプランターに移植しておきましょう。プランターに移し替えておけば、暑い時期でも涼しい場所に移動できるため、花が元気な春のうちに移植しておきます。

移植する際は次の手順で行いましょう。

  1. 庭植えのパンジー・ビオラを大きめに掘り返す。
  2. 古い土は落とさずにプランターに植える。
  3. 新しい清潔な培養土を追加する。
  4. 株に負担がかからないように、1週間ほど日陰においておく。

5月にすること:切り戻して株をコンパクトに

5月になると気温が上がり、花に元気がなくなってきたり葉が変色することも。そのままにせずに、定期的にチェックして摘み取るようにしましょう。合わせて伸びている茎があれば切り戻して株全体をコンパクトにまとめておきます。また、春以降は害虫が発生しやすくなります。オルトランなどの薬剤や木酢液を撒いたり対策しておきましょう。

6月にすること:雨が当たらない風通しの良い場所へ

湿気が苦手なパンジーやビオラにとって、梅雨の時期は大敵。必ず雨が当たらない、風通しの良い場所に置いて管理しましょう。この時期も定期的に切り戻して風通しを良くするようにします。負担がかからないように肥料は与えず、水のやりすぎにも注意してください。

7月・8月にすること:風通しの良い・明るい日陰へ

梅雨明け以降は、風通しの良い明るい日陰で管理します。この時期も定期的に切り戻して蒸れないように手入れしましょう。暑さに強くない植物全般に言えることですが、気温が高くなると活動や生育が鈍くなるため、肥料・水やりともに控えるようにしてください。水やりは葉がしなびてきてから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。また、カビや害虫の発生予防のために、鉢受け皿に溜まった水はすぐ捨てるのがおすすめです。

9月にすること:暑さのぶり返しに注意。引き続き風通しの良い場所で

9月になると少し気温が下がりますが、暑さのぶり返しには注意が必要です。引き続き風通しの良い場所で管理しましょう。

10月にすること:庭に植え付け

気温が20度を切ったら、次の手順で庭に植え付けていきましょう。次の手順で行います。

  1. 深さ20cmほど掘り返して、腐葉土と化成肥料を混ぜる。
  2. 水はけが悪い場合は、バーミキュライトや川砂も混ぜる。
  3. パンジーやビオラの株をプランターから優しく掘り出して、植え付ける。
  4. 最後に水をたっぷりやって完了。

どんなに丁寧に手入れをしていても、環境が合わなかったり確率で枯れてしまうことがありますが、パンジーやビオラを長く楽しみたい方はぜひ挑戦してみてください。

まとめ:パンジーが枯れる原因に合わせて対策を!

まとめ:パンジーが枯れる原因に合わせて対策を!

いかがでしょうか。ここまでパンジーやビオラが枯れてしまった時の原因と対策、夏越しのコツを解説してきました。とくに病害虫が原因で枯れてしまったときは、他の株や花にまで悪影響が出ないように、早めに駆除したり対策するようにしましょう。また、基本的にパンジーやビオラはワンシーズンで終わりですが、上手く手入れすれば夏越しできることも。長く楽しみたい方は、ぜひこの記事を参考に夏越しに挑戦してみてください。

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