庭に残る切り株を除去したい! 自分で伐根する方法や道具とは?
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この記事では「クレイケーキ」の作り方に興味がある人に向けて、必要な道具や材料、作り方の流れについて解説します。生クリームのように見えると人気の接着剤ジョイントコークの使い方も。ぜひご覧ください。
クレイケーキとは、粘土(クレイ)をベースに手作りする撮影・観賞用のフェイクケーキのこと。本物のケーキにそっくりですが、ナマモノではないので期日を気にすることなく使用できるほか、自分好みのオリジナルの自由な飾り付けを楽しめる人気の工作です。
一見、手作りするのは難しそうですが基本となる材料は紙粘土。そのため材料は100均やホームセンターなどで手軽に買い求めやすく簡単に作れるのも、初めての人がチャレンジしやすい秘訣と言えるでしょう。
クレイケーキは比較的最近になって人気が出てきた新しい工作です。特に、生後半年のハーフバースデーや1歳の誕生日といった、まだ本物のケーキを食べられないベビーを育てるママたちからの人気が上昇中。結婚式などウェディングパーティーのウェルカムスペースの装飾として利用される例も増えています。
クレイケーキを手作りするにあたって、ケーキの見た目は韓国生まれの「センイルケーキ」に似せたデザインが人気の様子。センイルケーキの魅力は淡い色合いのシンプルなデザインです。センイルケーキ風の上手なクレイケーキの実例は、記事後半でご紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
クレイケーキはハンドメイトマーケットなどで完成品が販売されていたりもしますが、せっかくだったら手作りにこだわりたいですよね。そこでクレイケーキを手作りするにあたって、2段重ねのクレイケーキ作りを想定して基本的な材料や道具をまとめました。
材料はすべて100均やホームセンターで入手可能というお手軽さが嬉しいポイント。
前述でご紹介した道具や材料をもとに、いよいよ、2段重ねのクレイケーキの作り方を順を追って説明していきます。スムーズに進められれば、1時間ほどで完成させられますよ(乾燥に必要な時間を除く)。
まずは、クレイケーキの完成イメージ図を作成しましょう。必要な道具に抜け漏れがないかもまとめてチェックしておきます。
今回はサイズ違いの2種類のケーキ型を使用するので、それぞれの型の高さが均一になるようにハサミで整えておきます。また、強度を出したいので、ケーキ型は種類ごとに2枚重ね合わせてから木工用ボンドで貼り付けて二重に。大きいサイズのケーキ型を下段、小さいサイズを上段に積み上げて利用します。
土台の下段にあたる直径が大きなサイズのケーキ型から、紙粘土を塗っていきます。紙粘土は、軽くて扱いやすいふんわりしたタイプがおすすめ。のし棒などで薄く塗り広げたものを、天面から側面に向かって塗り広げてきれいに平らに整えましょう。後の工程でホイップ粘土をさらに塗るので、このタイミングでは多少ガタついていてもOKです。
同様の流れを上段のケーキ型でも繰り返します。
このとき、紙粘土の代わりに「ジョイントコーク」というアイテムを使用するのもおすすめです。
本来、ジョイントコークは壁紙のコーキング(建物などの機密性や防水性を高めるために隙間を充填すること)に使う接着剤のようなもの。紙粘土よりも薄付きでツヤがあり、生クリームの質感がより再現できるのことから、クレイケーキの材料としても人気を集めているんですよ。
土台がきれいに塗り終わったら、次はホイップ粘土でデコレーションしていきます。ホイップ粘土はとてもやわらかく滑らかな素材なので、本物のケーキ作りのようにパレットナイフを使ってパティシエ気分でデコレーションしてみましょう。さらに、パテを使って土台の側面を下から上に塗り重ねると今どきのおしゃれな仕上がりに。
土台を全て塗り終えたら、しっかりと乾燥させます。乾燥時間の目安は1日ほど。もし冷暖房の真下で乾燥させる場合、乾燥のさせすぎは粘土のひび割れの原因になるのでご注意ください。
土台の乾燥後、最後は飾りつけの時間です。ドライフラワーやフェイクグリーン、ケーキトッパーなどでバランス良く飾りつけたら、世界にひとつだけのクレイケーキの完成です。本物のケーキのように、平たいお皿やトレイなどに載せればさらにリアルさがアップしますよ。
実際にクレイケーキを上手に手作りされた方々の投稿をInstagramからピックアップ。お手本にしたい実例集としてまとめました。どのクレイケーキもすてきなものばかりです。
@pomi.home / Instagram
お子さんの6歳のバースデーのために、クレイケーキを手作りされたという@pomi.homeさん。複数のフェイクグリーンを組み合わせたクリーンな印象の仕上がりに、センスが光ります。
@camiris_room313 / Instagram
お子さんの3歳のバースデーに合わせて、初めてクレイケーキを手作りされたのは@camiris_room313さん。ろうそくの代わりに誕生日ならではのケーキトッパーを飾りつけることで、本物のバースデーケーキのようにおいしそうなケーキが完成。センイルケーキ風のトレンド感のある見た目です。
@ayk.sho_1225 / Instagram
@ayk.sho_1225さんによるクレイケーキは、ウェディング用に手作りされたもの。ホワイトとイエローで色味を統一させたことで、特別な日にふさわしい上品なクレイケーキに仕上がりました。
@m_____na.65 / Instagram
シンプルでネイキッドなイメージで、クレイケーキを手作りされたのは@m_____na.65さん。お子さんの1歳のお誕生日用にと、ケーキの土台の部分はパパ、飾りとデザインはママによる合作だそうです。思い出に残るクレイケーキ作りになられたこと間違いなしですね。
@m_12197_k / Instagram
子供のときからものづくりが大好きという@m_12197_kさんが、お子さんの生後100日を祝って手作りされたのはこちらのクレイケーキ。飾りつけはドライフルーツやドライフラワー、麻紐といった自然素材で統一されているので、日頃のインテリアにも馴染みそうなやわらかな印象のクレイケーキに仕上がっています。
身の回りにある材料を使って、まるでパティシエのように楽しみながら完成させられるのがクレイケーキ作りの醍醐味です。ベビーの誕生祝いやウェディングパーティー以外にも、活用のパターンはアイデア次第で無限大。100均やホームセンターで手に入るという材料の買い求めやすさも魅力です。
お子さんといっしょに、はたまたご夫婦、ご友人と。思い出に残るクレイケーキ作りにぜひチャレンジしてみてくださいね。