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目次/ INDEX
猫といえば、気分屋で自由なイメージがありますよね。そこが猫のいいところなのですが、その分、飼い主からするとつれなくて、「家族の中でもいまいち懐かれていない」…なんてお悩みもあったりします。
猫には気分のモードがいくつかあり、普段は「ペットモード」で飼い主に甘えて穏やかにしているかと思ったら、ふとした瞬間に「野生モード」に切り替わり、急な攻撃的になったり威嚇体勢になったりもします。
そんなことから飼い主からは気分屋に見えてしまいます。それに、猫を構う=猫に好かれるではないのが難しいところです。
猫に好かれる人とは、猫が自ら寄ってくるような人です。
愛猫ともっとお近づきになりたい人に向けて、猫から好かれる行動の秘訣をお教えします!
集団生活をしてきた犬とは違い、野生時代から単独で生きてきた猫は常にマイペース。犬は本能から集団行動を好み安心感のある場所に「所属」しますが、猫は単独行動なので、安心感のある人や場所を見つけたら「利用」します。また、「個」の意識が強い分、干渉を煩わしくも感じます。
猫はとにかく自分が主体なので、猫のペースに合わせてあげることが安心感につながるでしょう。
猫は自分の縄張りをもち、その安全を維持するために定期的にパトロールをします。猫同士の無用な争いを避けるために、お互いの縄張りを尊重して適度な距離感を保って暮らしましょう。
飼い猫でもなわばり意識は残っていて、家の中をあちこち見て回ったり見慣れないものにはマーキングをすることもあります。
猫は狩りで獲物を得ていた生まれながらのハンターです。その本能は今も残っていて、動く物を見たら体が反応して追いかけます。
室内飼いの猫には狩りのチャンスがないため、おもちゃで狩猟本能を満たしてあげることは運動不足やストレス解消においてとても大切です。
また、野生時代の猫は狩り以外の時間は寝て過ごして体力を温存していました。基本的に猫は夜行性(正確には明け方と夕暮れ時に最も活発になる薄明薄暮性)で、昼間はほとんど寝ていて成猫で約15時間、子猫なら20時間近くは寝ていることでしょう。そのうち実際に深く眠っているのは3〜4時間程度。うとうとしながらも、危険を察知したらすぐに反応できるようにしているのです。
気ままな猫には「地雷」がいくつかあります。特に猫によくないとされている言動をいくつか挙げます。
猫は聴覚に優れた動物なので、大きな音には恐怖を感じます。音だけではなく、急に立ち上がったり、動きが大きい人にも警戒しがち。静かで穏やかな人の方が圧倒的に好かれやすいです。
猫同士がじっと見つめ合うのはケンカの時。じっと見つめてしまうと威嚇されているように感じて、猫は居心地が悪くなります。特に食事中や排泄をじっと見るのは厳禁。自分が敵ではないことを猫に示すためにも、視線を外すのが賢明です。無視したり関心のないそぶりをするくらいでいいでしょう。
犬ほどではありませんが、猫は人間よりはるかに鼻がきくので香水の匂いは猫には強すぎます。また、柑橘系の香りを特に嫌うので、飼い主さんは日々気をつけましょう。香水だけでなく、ハンドクリームやアロマオイルにも注意です。
どんな動物でも上から見下ろされていると攻撃されていると感じるよう。猫と接する時はできるだけ同じ目線に合わせて、恐怖を与えないようにしたいところです。
睡眠中に構うのは絶対にNG。当たり前ですが、ソファの下に隠れている猫を無理やり引きずり出したり、抱っこをしたりするのは猫にとってとてもストレスに。猫は強制や押し付けが大嫌い。好かれたいのであれば、こちらのペースよりも猫に主導権をもたせて、猫が寄って来るのを辛抱強く待ちましょう。
猫が喜ぶ撫で方やマッサージポイントを知っておくのもいいです。猫が喜ぶのは、鼻筋やおでこ、頭頂部、耳の付け根、後頭部、首まわり、あごの下、背中、尻尾の付け根。自分の舌で届かないところです。
お腹やしっぽは触られるのを嫌がる猫が多いですが、猫にもよるので反応を見極めましょう。愛猫のツボを心得て、指の腹を使い優しくなでてあげるといいです。でも、しつこくし過ぎるのはNG。猫がしっぽをふり始めたらやめましょう。
基本的に猫は抱っこが嫌いです。まず、一声かけてから抱っこをするようにしましょう。嫌がられなければ、猫の両脇の下に手を入れ、すぐ片方の手で猫のお尻を支えるように抱いてあげます。飼い主さんと猫の間に隙間ができないように、包み込むようにギュッと抱き抱えるのがコツ。ただし、強過ぎると猫にとってストレスになるので気をつけましょう。
猫にとっては距離感=安心感に繋がるので、本能からも距離感を特に気にします。いくら好きでも四六時中構っていては、猫から嫌われてしまいます。飼い猫とはいえちょっと無視するくらいでも大丈夫。すると、さみしくなって向こうから寄ってきます。寄ってきたら、猫の顔の前に人差し指を出してみて。猫が指に鼻キスをしてくれたら挨拶完了。
作業中に邪魔するように猫が寄ってきたら、「構って欲しい」のサインなので、その時は思い切り構ってあげましょう。こちらから距離を縮めないというのがポイントです。
また、複数飼いの場合は1匹1匹にブラッシングをするなどして、ちゃんと1対1の時間をつくることで猫との絆が強まります。
猫が爪研ぎをし始めたり猫キックが始まると、テンションが高くなってきた証拠。そう感じたらできるだけ無視せず、遊びに応えてあげましょう。
一緒に遊んであげると猫の中でも「遊んでくれる人」という認識になります。基本的に猫は飽きっぽいので、一度に遊ぶ時間は短くて大丈夫ですが遊ぶ回数を増やすといいでしょう。
猫によっても喜ぶおもちゃは違いますが、だいたいの猫が食いつくのは、カサカサした音やビニールのシャカシャカ音のするもの、動くものです。また、ふわふわした鳥の羽も大好き。獲物となる小動物の動きを取り入れたおもちゃだと狩猟本能がくすぐられるので夢中になります。
愛猫が好きな遊びかたを尊重してあげると、より好かれるでしょう。
他にも、猫から好かれる行動はたくさんあります。
猫に話しかける時は小さく高い声にするといいでしょう。大きな動物ほど低い声を出して威嚇し自分より大きく見せようとするので、威嚇していると思われないように地声よりも少し高いトーンで優しく話しかけてみると、猫の反応が変わってくるかもしれません。
自分のにおいを消して獲物や敵に気づかれなくするために、きれい好きな習性の猫。トイレが汚れていたり猫砂が気に入らなかったりすると、使わなくなったりも。注意深く観察してお気に入りの場所を提供してあげましょう。なお、多頭飼いの場合、トイレは複数設置が基本です。
なんだかんだいって、ご飯をくれる人に一番懐きます。懐かれていないと感じたら、積極的にご飯をあげる係になってみましょう。「ご飯をくれる人」認識をされると、猫の反応も変わってくるかもしれません。
干渉されるのが嫌いな猫。もしかしたら、猫嫌いを装うくらいでいいかもしれません。また自由な猫に対しては、愛おしく思いつつもこちらも自然体で自由でいるというのもひとつです。猫のペースは尊重しつつも、合わせすぎないという距離感も猫に安心感を与えるという意味では大切なのかもしれません。
猫が心地よいと感じる心遣いをできるのが、猫に好かれる第一歩。日々の暮らしでほんの少し気をつけて、さらに猫との楽しい時間を送れるといいですね。