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研ナオコさんは、大のホームセンター好きだ。
日用品からペットグッズ、ガーデニング用品、キャンプ用品など、生活に関わる身の周りのものは、ほとんどホームセンターで揃えている。
地元の静岡に帰省した際も、2日に1回はカインズに通い、「ホームセンターが無いと暮らしていけない!」と豪語するほどだ。
歌手としてヒット曲を連発した研ナオコさんは、バラエティ番組でもコメディエンヌとして才能を発揮し、お茶の間の人気者となった。芸能生活51年目に突入した2020年3月には、公式YouTubeチャンネルを開始し、「見ると楽しくて癒やされる!」と大きな話題となっている。
完全なすっぴん姿から見事なテクニックでゴージャスな「研ナオコ」に変身するメイク動画が世間をざわつかせたが、それ以上にバズったのが、研ナオコ夫妻が自宅の屋上でキャンプをする動画だ。
最近はDIYやガーデニングにも挑戦し、ホームセンターへ行く頻度もますます上がっていると話す研ナオコさんに、その暮らしぶりを聞いてみた。
研ナオコさんの公式YouTubeチャンネルで現在188万回以上再生されているのが、「旦那に連れられ屋上でキャンプしました!」という動画だ。コロナ渦のステイホーム中にひきこもっていたところ、「たまには外に出よう!」と旦那さんから誘われて挑戦した。研ナオコさん自身、はじめてのキャンプ体験だったという。
「めんどくせ~」「なにこれ?」と言いながらも、慣れない様子で試行錯誤してテントを組み立てて寝っ転がったり、レトルトカレーを食べて、ゆる~くキャンプ気分を楽しんでいる様子は、見る人までが和んでしまうほのぼのとした雰囲気だ。
「くだらないわよね~。全部お父さんがやってくれたんだけど、テントの張り方を忘れてのたうちまわってる姿もおかしくて。でもね、やってみて楽しかったです。狭いテントでカレーを食べて、ふと上を見ると空が見えて気持ちよくて。
夜はそのまま屋上で寝ようと思ったものの、車の音がうるさいし、閉所恐怖症だから私は部屋に帰りました。それでお父さんがテントで寝たけど、屋上は直射日光だから明け方暑くてしかたなかったみたい。やっぱりキャンプは自然の中でやるのがいいんでしょうね(笑)」
それ以降、屋上キャンプは封印されているものの、バーベキューや焼きはまぐりパーティーをしたりと、屋上を活用する機会は多い。最近では愛犬メロちゃんの運動不足解消のために、人工芝を一面に敷き詰めるDIYにも挑戦した。
「屋上のタイルは熱くなるので、ホームセンターで買った人工芝を敷いたら、ものすごいスピードで走るようになって大満足」メロちゃんも大喜びだという。
愛犬メロちゃんとはキャンピングカーで旅したこともある。ペットも泊まれるフェリーを利用し、北海道へ向かった。畑を借りている農家の畑でとうもろこしを収穫したり、松山千春さんの故郷を訪れたりした。
「自分でキャンピングカーを運転したんですけど、窓がバーンと大きくて、トラックドライバーの気分になれて楽しかった。夜はお世話になっている農家さんのお庭で、キャンピングカーで寝ました」と車中泊も経験した。
アウトドアを時折満喫しつつも、「本当は外より部屋の中がいい」というインドア派の研ナオコさんが夢中になっているのが、自宅テラスでのガーデニング。10種類以上の色とりどりの花々や野菜を育てている。
「ホームセンターで小さなお花の苗を買って、鉢をどんどん大きくしていくのが好きなんです。ちょっと大きくなってきたらまたホームセンターに行って、肥料や土を買ってきて、大きな鉢に植え替えて。そうすれば最初は15cmくらいの大きさの花でも、50cmくらいまで育つんですよ。水やりは大切なので、朝7時から水のミストが出るようにお父さんがタイマーもつけてくれて。そういった道具もすべてホームセンターで買っています」
小さな頃からお花が大好きで、ガーデニングにハマった研ナオコさん。以前、住んでいた家の庭では、花壇まで自分で手作りした。ホームセンターでレンガやセメントを買ってきて、コツコツと積み上げて、土を入れて完成させた。
「その以前住んでいた家をこっそり見に行ったら、手作りした花壇もそのまま使われていました。引き継がれてて嬉しかったです」
どんな植物でも大きく育ててしまうため、テラスが狭くなることだけが悩みと笑う。ガーデニング初心者におすすめの便利グッズを聞くと、園芸シートが便利だという。
「園芸シートは、四隅をパチンと留めると縁が立ち上がって、その中で土と栄養剤を混ぜればテラスが汚れないので便利。
そして、咲ききっていないお花を買うことも大切です。ホームセンターに行くと、私はいつも蕾が多いものを探して買っています。そうすれば長い期間、お花が楽しめますよ」
研ナオコさんは、ガーデニング用品のほかにも、ホームセンターで購入している商品は多い。愛犬メロちゃんの抱っこ紐を買ったり、季節ごとに犬用ベッドを買い替えたり、カセットコンロのガスや掃除用品など、こまごまとした生活用品まで。「ホームセンターで買ったお気に入りのアイテムは一つに絞ることなんてできない」と語るほど、身の回りにあるものはホームセンターで買ったものが大半を占めている。
かつては子供用の椅子を手作りするなど、DIYにも凝っていた。昨年のマスク不足の時期には手作りマスクも製作。その材料を揃えたのもホームセンターだった。
「ホームセンターの魅力って何でも揃うこと。値段もお手頃で、無敵だと思います。専門店に行くよりもホームセンターの方が断然いい。何時間でもいられるし、私にとっては無くてはならない存在です。
ホームセンターと花屋で同じお花が売っていても、値段が全然違うじゃないですか。同じものなのになんでこんなに高く売るんだろうって、バカバカしくなっちゃう」と、華やかな芸能界に身を置きながらも、「生活は庶民的」という研ナオコさん。
そんな研ナオコさんが人生で大切にしていることは、「無理をしないこと」と「身の丈に合った生活をすること」。
「絶対にどこかで無理をすると、心身がキツくなってしまうと思っていて。私は田舎育ちだから、東京の中でも風が吹き抜けて、白鷺やちょうちょも来るような場所で、自然と一緒に生活をしていきたい。
ただ、一度やり始めたことは最後までやりなさいって親から教えられたので、何事も途中では止めない。仕事もくたばるまでやりますよ(笑)」
ただ、コロナ渦で仕事のペースは変化してきたそうで、YouTubeを始めたのもおうち時間が増えたことがきっかけ。
「以前より仕事のスケジュールが楽なはずだけど、休みを入れてってマネージャーに文句を言ってます(笑)。これからの時代、元のペースにはもう戻らないと思うし、世界中すべてがゼロからやり直しですよって言ってるんじゃないかと思っているんです。
芸能生活51年目だけど、またゼロからやり直し。だから楽しくYouTubeをやったり、好き勝手やってます」
今回、お話を伺った場所は、『CAINZ COFFEE STAND & SPACE』のカフェ。自宅で生豆を焙煎していた時期もあるほどコーヒー好きという研ナオコさんに、カインズ自慢のコーヒーを味わってもらった。
CAINZ COFFEE STAND & SPACEで提供しているコーヒーは、コーヒーハンター川島良彰氏監修の厳選したもの。ハイクオリティな完熟豆を使用した4種類を用意している。さらに店内で焼く自家製のマフィンも人気だ。
そうしたメニューから、研ナオコさんが選んだのはマンダリン・ラテ。カウンター脇にあったおやつも手に取り注文を完了。
「このコーヒー、すごく美味しいですね。こんな素敵なカフェのあるホームセンターが近所にあると嬉しいですね。ホームセンターって広いから疲れるし喉も乾く。休憩できれば、あっちも見ようかなって思えるし、あれも買わなくちゃって忘れていたものを思い出したりもできる。
私の住んでいる世田谷区にぜひカフェ併設のカインズを作ってくださいよ。そしたら用がなくても、毎日行きますよ(笑)!」