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虫除けにおすすめの植物12種|栽培方法やスプレーの手作り方法も

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

蚊やゴキブリなど嫌な害虫には虫除け対策が欠かせません。出来れば薬品を使わずナチュラルなもので虫除けがしたいですね。

そんなときは虫除け効果がある植物はいかがでしょうか?

犬や猫などのペットを飼っている方や、小さいお子さんがいるご家庭でも安心です。

今回は、虫よけ効果のある植物について、どんな種類があるのかや、活用方法、寄せ植えの作り方などをご紹介します。

植物による虫除けの基礎

植物による虫除けの基礎

味や香りに少々刺激があり、薬味や薬品、虫除けなどにも使われる植物は、食用だと「香辛料」と呼び、花・葉・茎を使用するものを「ハーブ」と呼びます。また、それ以外の部分は「スパイス」と定義されます。

食用以外にも園芸用や薬用、芳香用などさまざま場面でハーブのような植物が活用されています。

今回は植物による虫除け方法について解説します。

どんな成分でどんな効果があるのか、基本的な部分からご説明します。

古代から続く植物を使った虫除けの歴史

古代から続く植物を使った虫除けの歴史

ハーブのような植物を使った虫除けの歴史はとても古く、紀元前5000年頃の古代エジプトでも魔除けや香辛料、染料や薬などのためにハーブを栽培して利用していたとされています。

古代ヨーロッパでもハーブを詰めた「サシェ」と呼ばれる香り袋で虫除けをしたり、睡眠導入に使われていました。

他にも古代中国や日本にも古くから虫除けに使用されていたハーブについての記録や所蔵品として残っているものもあります。

害虫が嫌う植物に含まれている成分とは

害虫が嫌う植物に含まれている成分とは

植物は一度根を張ると自分自身では移動することができません。そのため虫や鳥などの外敵から身を守るために、虫や鳥が嫌がる香りや苦みのある物質を分泌するように進化してきたと考えられています。

ハーブには天然の芳香物質である「エッセンシャルオイル(精油)」が含まれています。この刺激の強いエッセンシャルオイルに忌避作用があり、防虫や防カビ、防菌に役立っているのです。

虫が嫌う成分と、それを含む植物については以下のようなものが挙げられます。

  • メントール・・・薄荷(ハッカ)
  • シネオール・・・ユーカリ
  • 樟脳(カンファ―)・・・クスノキ、ローズマリーなど
  • チモール・・・タイム、オレガノ、アジョワンなど
  • シトロネラール・・・シトロネラグラス、ユーカリなど
  • シトロネロール・・・シトロネラグラス、バラ、ゼラニウムなど
  • ネペタラクトン・・・イヌハッカ

これらの他にも虫除け効果が期待できる成分はたくさんあります。そのほかの虫除け成分については、後ほどおすすめの植物と共にご紹介します。

植物を使った虫除けの効果とは

植物を使った虫除けの効果とは

ハーブのような植物には忌避作用があり、虫除け効果が期待できますが殺虫の効果はありませんので、ご注意ください。

虫によって嫌がる成分が異なりますので、予防したい害虫に応じて効果が期待できる植物を選んで使用しましょう。

  • 蚊、ハエ・・・シネオール、シトロネラール
  • 蛾(ガ)・・・メントール、樟脳(カンファー)
  • 蜂、アブ・・・メントール
  • アリ・・・メントール
  • カメムシ・・・メントール
  • ゴキブリ・・・メントール、チモールなど
  • ダニ、ノミ・・・メントール、シネオール、樟脳(カンファー)

虫除け効果があるおすすめ植物12種

パパーミント

パパーミント

スッキリとした香りのミント類は、メントールを多く含むため様々な害虫除けに効果が期待できます。

中でもペパーミントは虫除け以外にも料理やアロマなど様々な用途があり、家庭菜園にもおすすめです。

根の張りが良く、乾燥にも強いため手がかからないのも人気の理由といえます。

レモングラス

レモングラス

レモングラスは、「シトラール」というレモンに似た香りの成分を持っていて、この香りや成分に殺菌効果・虫除け効果があるとされています。

蚊やダニ、ハエ、ノミなどに効果があるとされていて、自作の虫除けスプレーにしたり、レモングラスの葉をクローゼットに入れて使う方もいます。

ローズマリー

ローズマリー

樟脳(カンファー)の成分を含むローズマリーは、肉料理に使われることも多いハーブです。

蚊やダニ、ノミなどに効果があるといわれ、衣類の防虫剤としても使われています。

真夏の直射日光でもよく育つほど日光を好む植物ですので、日当たりの良い場所で育ててください。初心者でも育てやすく、花を楽しむこともできますよ。

ラベンダー

ラベンダー

癒しの香りとしても知られているラベンダーですが、リナロールという成分を含むことから虫除け効果があるとされています。蚊やハエ、蛾、ダニなど多くの虫に効果が期待でき、香りも楽しむこともできて一石二鳥の植物といえますね。

高温多湿を嫌う植物なので、風通しや水はけのよい環境で栽培してください。

ローズゼラニウム

ローズゼラニウム

ピンク色のかわいらしい花が咲くローズゼラニウム。ゼラニウムの中でも匂いが強く、シトロネラールやシトラールなどの成分によって蚊やハエ除け効果が期待できます。

多年草で長く楽しめるのがポイント。日当たりと風通しが良い場所を好み、霜に当てなければ初心者でも育てやすいでしょう。

玄関など人の出入りが多い場所の虫除けとしておすすめです。

タイム

タイム

タイムにはチモールやリナロールなどの虫除け成分が含まれていて、ゴキブリや蚊、ハエ以外にもダニやムカデ、ナメクジなどにも効果が期待できます。

多くの品種があるタイムですが、立ち性のコモンタイムやほふく性のクリーピングタイムなど形状もさまざまなので、鉢植えや地植えなど育てる場所や好みに合わせて選んでみましょう。

シトロネラグラス

シトロネラグラス

レモングラスと近縁でもあるシトロネラグラスは、レモングラスのように爽やかな柑橘系の香りのする植物です。

スリランカ産のイネ科の植物で、熱帯地域で生息していることから、強い生命力を持ち、ぐんぐんと成長が良いのが特徴。

乾燥させるとシトロネラールの含量が増えるので、乾燥させた葉をクローゼットに入れて使うのもおすすめです。

バジル

バジル

イタリアン料理でもよく使われるバジルですが、シネオールやリナロールが含まれていて、蚊やハエ除け効果があります。

日当たりの良い場所を好むので、キッチンの窓辺においておけば虫除けにも料理用にも使えて便利です。葉を摘み取ればどんどん新芽が出てきますよ。

レモンユーカリ

レモンユーカリ

オーストラリア原産の植物で、名前の通りレモンに似た香りを持つ常緑の木です。

シトロネラールやシネオール、ユーカリジオールといった成分が含まれており、蚊・ハエ・ダニなどの虫除けに効果があるとされています。アロマやポプリ、ドライフラワーなど活用方法も色々あって、虫除けだけでなく香りも楽しみたい方におすすめ。

水やりは頻繁にしなくても良いため、育てやすいのもポイントです。

蚊連草(カレンソウ)

蚊連草(カレンソウ)

ローズゼラニウムとシトロネラグラスを掛け合わせて作られた植物です。見た目はローズゼラニウムによく似ていて、虫除け効果が期待できるハーブ同士を掛け合わせているため、最強の虫除けハーブともいわれています。

夏場は玄関などに置いておくのがおすすめ。葉の数が多いほど香りが強くなり、効果も高まりますので、日当たりの良い場所において育てましょう。

タンジー(ヨモギギク)

タンジー(ヨモギギク)

ヨーロッパ原産のキク科の植物で、日本名はヨモギギクといいます。ヨーロッパに分布するハーブで、古くから虫除け対策に使用されていました。

樟脳のような強い香りでハエやアリなどの虫除け効果がありますが、猫よけとしても使われており、猫を飼っている方は注意が必要です。また、花や葉も毒性があるため、食用にすることや精油で使うのはやめましょう

初心者でも育てやすいので、コンパニオンプランツなどとして植えるのがおすすめです。

ニーム

ニーム

インドなどで古くから虫除けとして使用されてきたニーム。アザディラクチンという成分が含まれていて、蚊やゴキブリ、シロアリ、蜘蛛などに効果が期待できます。

薬用効果が高いので、「ミラクルニーム」「奇跡の木」とも呼ばれています。

熱帯の植物なので湿気や寒さに弱いため、冬でも10℃以上の温度が必要です。冬は屋内で育てられるように、鉢植えにして育てるのがおすすめ。

虫除け効果のある植物で作る寄せ植えの作り方のポイント

虫除け効果のある植物で作る寄せ植えの作り方のポイント

虫除け効果のある植物を寄せ植えにしてガーデニングを楽しむという方も多いのではないでしょうか。

寄せ植えを作るときにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。

  • ・性質の似た植物を選ぶ
  • ・成長した時のバランスを考えて選ぶ
  • ・繁殖力が強すぎるものは単体で

植物によって好みの土の質や水の量などが違います。水やり方法や適した気温・湿度など、性質が似たものを選ぶと管理がしやすいでしょう。

また、背が高く成長するものや地を這って広がるのもなど成長の仕方もさまざま。寄せ植えを作るときだけでなく、成長した後のイメージも合わせて考えておくことが大切です。

レモングラスやシトロネラグラスなど、繁殖力が強い植物は他の植物の成長を邪魔してしまう場合もあります。見た目も悪くなりやすいので、寄せ植えには向かないでしょう。

虫除け効果がある植物の活用方法

虫除け効果のある植物にはいろいろな種類があることがわかっていただけたのではないでしょうか。

では、これらの植物をどのように活用すればよいかをご紹介します。

鉢植えやドライフラワーなどを窓辺に置く

鉢植えやドライフラワーなどを窓辺に置く

虫が侵入しやすい窓辺に鉢植えやドライフラワー、ドライハーブなどを置いておくと良いでしょう。玄関なども害虫が侵入しやすいのでおすすめです。観賞用にもなって香りも楽しめます。

ドライフラワーやドライハーブは、カットしたものを束ねて風通しの良い場所に吊るしておけば作ることができます。ドライハーブになってからも香りがしばらく続くので、虫除け効果が持続しますよ。

コンパニオンプランツとして植える

コンパニオンプランツとして植える

コンパニオンプランツとは「共生植物」とも呼ばれる諸億佛で、一緒に育てることで良い影響を与えてくれる組み合わせのものを指します。

虫除け効果の他にも病気を予防して生育をよくしたり、無農薬でも野菜が育てられたり、受粉を促進してくれて効率が良くなることなどから家庭菜園でもよく利用されています。

相性の良し悪しがありますので、作る野菜との相性を確かめてから使うようにしましょう

虫除けスプレーを手作りする

虫除けスプレーを手作りする

育てたハーブを使って虫除けスプレーをつくることができます。

花や葉を摘んで、お湯を入れたなべで煮だし、冷めたらハーブを取り除いて完成です。スプレー容器に入れて使いましょう。2~3日で使い切るようにしてくださいね。

手作りサシェでおしゃれな防虫剤に

手作りサシェでおしゃれな防虫剤に

サシェとは、フランス語で乾燥させた花やハーブなどを入れた小さな袋のことをいいます。

お好みの虫除けハーブを自然乾燥させてから、巾着のような小袋やお茶パックなどに入れて包めば完成です。

樟脳を含むローズマリーのように、ダニ除け効果のあるハーブを使うと衣類の防虫剤におすすめ。ひもを結んでクローゼットに吊るしたり、タンスに入れて使うこともできます。

精油を使ってアロマを楽しみながら虫除け対策

精油を使ってアロマを楽しみながら虫除け対策

植えた植物を使う虫除け方法ではありませんが、精油を使った虫除けは香りも楽しめておすすめです。

アロマディフーザーやアロマランプなどに、虫除け効果のある香りの精油を数滴たらして使いましょう。刺激が強かったり、不快に感じる香りの場合もありますので、少量から試してみてください。他の香りの精油をブレンドを楽しみながら虫除けをするという方法もあります。

安全安心な植物由来の虫除けでしっかり対策!

安全安心な植物由来の虫除けでしっかり対策!

植物には虫除けに効果がある成分が含まれているものがたくさんあります。家庭菜園で農薬を使いたくない方や、小さいお子さんやペットがいるおうちなどでは植物由来の虫除けなら安心して使うことができますね。

もちろん使い方に注意が必要な場合もありますが、いい香りで癒されながら害虫対策も可能とメリットも多い虫除け植物。上手に使って嫌な虫を寄せ付けないようにしましょう!

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