【水性ペンの落とし方】服やプラスチック、壁・床についた汚れを落とす裏ワザを場所別に紹介
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
日本ではお正月に花を飾る文化が根付いています。お正月に飾られる花の種類は豊富であり、さまざまな組みあわせが可能です。
この記事では、お正月に花を飾る理由とともに、お正月に飾りたいおすすめの花について解説します。お正月の雰囲気を盛り上げるために、ぜひ参考にしてください。
日本でお正月に花を飾るのは年神様やお客様を歓迎し、もてなすためです。また、お正月に色鮮やかな美しい花が飾ってあると、それだけで幸せな気分が高まります。
花を飾れば、お正月の明るい雰囲気をアップさせるためにも役立つでしょう。
お正月になると、年神様がそれぞれの家を訪問すると考えられています。お正月に門松を飾るのは、年神様がそれぞれの家を見つける際の目印にするためです。そのため、門松は家の門や玄関ドアの前などに設置します。
お正月飾りとしては、しめ縄も一般的です。しめ縄には、「なわばり」や「結界を張る」といった意味が込められています。
普段使いする縄は右綯いですが、お正月のしめ縄は特別であるため左綯いです。
お正月の花はいつ飾ればいいのでしょうか。また、外す時期も重要です。ここでは、お正月の花を飾る時期と外す時期について解説します。
門松やしめ縄などのお正月飾りは、基本的に年末の12月28日までに飾ります。29日は「二重苦」を連想させるため、避けるべきです。
また、大晦日の31日にお正月飾りを出すと「一夜飾り」になり、縁起が悪いとされています。30日は旧暦の大晦日にあたるため、31日と同様に考えられています。
年明けの1月7日までは「松の内」といわれているため、それまでは正月飾りを飾ったままにします。松の内を過ぎたら正月飾りを外し、近くの神社へ納めたり、どんど焼きで焼いたりして処分しましょう。
お正月に花を飾るなら、人が多く集まる場所を選びましょう。たとえば、玄関、床の間、リビングなどがおすすめです。人が多く集まる場所に花を飾ると、お客様に歓迎の気持ちを伝えられます。
お正月に花を飾るなら、グリーンも上手にあわせましょう。ここでは、おすすめのグリーンを紹介します。
松(学名:Pinus spp. 英名:Pine)は不老不死や長寿を象徴するとされており、縁起がいい植物として知られています。1年を通して緑の葉を絶やさずつけているところからそのようなイメージがつきました。
そのため、松はお正月飾りにもぴったりです。ほかの花に松を添えるだけでも、日本のお正月らしい雰囲気を出せます。
竹(学名:Phyllostachys pubescens 英名:Moso bamboo)は短期間でまっすぐのびるため、生命力や素直さの象徴として捉えられています。
また、竹は古い時代から人々の生活のなかで活用されてきました。そのような理由から、竹はお正月飾りとしてもよく飾られています。
裏白(学名:Gleichenia japonica 英名:Gleichenia japonica)は、葉の表が緑、葉の裏が白のめずらしい植物です。その見た目から、後ろが明るいという意味をもっているとされています。
縁起がよく、邪気を払う植物としても知られています。そのため、お正月飾りにも使われる場合も多いです。
ユズリハ(学名:Daphniphyllum macropodum 英名:false daphne)は、子孫繁栄の象徴として知られる植物です。ユズリハは古い葉が新しい葉に場所を譲るとされており、このようなイメージがつきました。
ユズリハには世代交代の意味もあり、新しい年の繁栄を願って飾られています。
お正月のおめでたい雰囲気を盛り上げるためには、どのような花を飾ればいいのでしょうか。ここでは、おすすめの花を紹介します。
梅(学名:Prunus mume Sieb.et Zucc. 英名:Japanese apricot)は寒い時期から花を咲かせるため、お正月にも飾りやすいです。紅白の花が咲くため、縁起がいいといわれています。
お正月が近づくと、お正月飾りにするための梅が多く販売されるようになります。梅を飾るだけでも、一気にお正月らしい雰囲気になるでしょう。
菊(学名:Chrysanthemum morifolium 英名:Chrysanthemum)は神聖なイメージが強く、縁起がいい花としても知られています。
お正月飾りとしてだけでなく、神仏のお供えにもよく使われる花です。菊にはさまざまな種類があり、日本の伝統的な品種だけでなく、海外で品種改良された菊もあります。
蘭(学名:Orchidaceae 英名:Orchid)は、高級な花として有名です。お正月に蘭を飾るのは、繁栄を祈願するという意味があります。
蘭の花はよい香りがするため、お正月飾りにすると美しい見た目だけでなく香りも楽しむことが可能です。蘭にもさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴をもっています。
葉牡丹(学名:Brassica oleracea var.acephala 英名:flowering kale)は、牡丹のような鮮やかな色の葉をつける植物です。冬に咲く花は少ないですが、葉牡丹を飾れば華やかな雰囲気を楽しめます。
葉牡丹の色は紅白を連想させるため、縁起がいいとされています。ほかの植物ともあわせやすいため、お正月飾りに取り入れましょう。
蝋梅(学名:Chimonanthus praecox 英名:Wintersweet)は、梅よりも早い時期に花をつけます。とても甘い香りがし、花の色は薄い黄色です。
黄色は富を連想させる色であり、蝋梅は縁起がいい花として扱われてきました。お正月の時期にちょうど花を咲かせるため、古くからお正月に飾る花として重宝されています。
水仙(学名:Narcissus spp. 英名:Narcissus)は、冬に白い花を咲かせます。香りがよく、凛としたイメージがあり、お正月飾りに添える花として人気です。
水仙のなかには春や秋に花が咲く品種もあるため、お正月飾りにする場合は選ぶ品種の開花時期をよく確認しましょう。
福寿草(学名:Adonis ramosa 英名:Amur adonis)は名前に縁起のいい漢字が含まれているため、古くからお正月飾りとしてふさわしいと考えられてきました。
花の色は黄色であり、富を連想させるところもお正月飾りとして好まれる理由のひとつです。福寿草をお正月飾りにすれば、空間に明るい雰囲気を添えられます。
雪割草(学名:Hepatica nobilis 英名:Hepatica)は雪を割るようにして花を咲かせ、春の訪れを知らせてくれます。そのため、新春の雰囲気にぴったりな花です。
お正月飾りとしてよく使用されています。花の色は白やピンクなどであり、ほかの植物ともよく馴染みます。
お正月飾りには、赤い実をつける植物も重宝されています。ここでは、お正月飾りとしておすすめの赤い実について解説します。
南天(学名:Nandina domestica 英名:Sacred bamboo)は、縁起のいい植物として有名です。南天という名前は「難を転ずる」と捉えられており、邪気を払う植物として知られています。
また、南天の赤い実は富を連想させるとされています。お正月飾りに南天を加えれば、一気にお正月らしい華やかな雰囲気になるでしょう。
千両(学名:Sarcandra glabra 英名:Senryo)は、赤、オレンジ、黄色などの実をつける植物です。千両という名前は富を表しているため、お正月にふさわしい縁起のいい植物だと考えられています。
ほかの植物に比べて草丈があり、深さのある花瓶にお正月の花を活けたい場合は千両がおすすめです。
万両(学名:Ardisia crenata 英名:coral bush)は、千両よりも大きめの赤い実をつける植物です。千両同様、名前が富を表しているところから、お正月飾りとしてよく選ばれています。
葉は濃い緑色をしており、なかには葉に斑が入っている品種や葉が縮れている品種などもあります。
万年青(学名:Rohdea japonica Roth 英名:Rohdea japonica)は、冬の寒い時期に赤い実をつける植物です。また、1年中、緑色の葉をつけています。そのような特徴から、富や子孫繁栄の象徴として大切にされてきました。お正月飾りにもぴったりな植物です。
お正月に植物や花を飾ると、お正月の雰囲気を高められます。年神様やお客様をしっかりもてなすためにも、お正月にふさわしい植物や花を飾りましょう。
株式会社カインズの公式通販・オンラインショップでは、オリジナル商品も多数扱っています。ホームセンター売上No.1を誇っており、多くの人に選ばれています。お正月を華やかに彩る花を飾るために、ぜひ活用してください。