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車のガラス撥水剤「ガラコ」。デパートの靴売り場で見つけたヒットのきっかけ

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田中亜以子

田中亜以子

株式会社ソフト99コーポレーション広報部係長。2011年ソフト99コーポレーション入社。広報部で社内外の広報活動や広告宣伝、販促業務を担当。サイト運営、ソーシャルメディアの活用にも従事。

雨の日の味方、ガラス撥水剤「ガラコ」

1991年に発売された初代ガラコ

1991年に発売された初代ガラコ

視界が悪くなる雨の日の運転のとき、力強い味方となるのがガラス撥水剤だ。数ある商品の中でも「雨をはじいてよく見える」をコンセプトとしたガラス撥水剤「ガラコ」は、優れた性能で支持を得ている。

「ガラコーッ」と繰り返し叫ぶTVCMも話題となり、発売後にすぐヒットしたのかと思いきや、事実はそうではなかった。株式会社ソフト99コーポレーション広報担当の田中亜以子さんは話す。

「ガラコは1991年に発売されたのですが、実はリリース当初は販売に苦戦していました。というのは、初代ガラコはボトルに入った液剤をティッシュに付けてガラスに塗る商品で、消費者の方に負担を強いていたんです。面倒なうえ、ムラになりやすく、仕上がりをよくするためには慣れが必要でなかなか売れませんでした」

当時はまだガラス撥水剤自体の認知が低いという状況もあった。そんな低迷状態を打破したのが、初代の2年後の1993年に発売された『ぬりぬりガラコ』という、塗り具とボトルが一体となったアイテムだった。実は意外なものをヒントに開発されたという。

「ガラコ」ヒットのきっかけは靴売り場で見かけた靴墨

ガラコ使用イメージ

一体型となったことで簡単に塗れるようになった

「商品開発の担当者は、塗り具と液剤の一体化という課題で悩んでいたそうです。そんなある日、デパートの靴売り場を訪問し靴墨を見てひらめきます。靴墨のような形を採用すれば、ティッシュも不要だし、誰でもきれいに仕上げることができる、と」

ところが、液剤の中にはアルコールと酸が含まれているため、塗り具部分の接着剤を溶かしてしまうため、簡単には塗り具をボトルに接着できないことが発覚。また、ガラスのような硬い面でもへこたれず、液剤の沁み込みやすい素材の開発も必要だった。最終的に塗り具には固めのフェルトを用い、ボトルと物理的にくっ付ける機構を開発したことで問題解決したという。

「『ぬりぬりガラコ』の登場で誰でも簡単に塗ることができるようになり、作業時間も短縮されることになりました。それまでになかった手軽さと便利さでヒットしたと言えますね」

もちろん、印象的なテレビCMの影響も大きかった。ソフト99コーポレーションはこんなCM観を持っている。

「弊社は大手企業様のように、たくさんのTVCMを放映することはできません。ですので、何よりもインパクトを重視し、いかにシンプルに商品ベネフィットを訴求できるか?ということを念頭に制作しています」

 

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