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いよいよ夏本番! この時期の風物詩といえば「花火」ですが、残念ながら2020年は花火大会が軒並み延期や中止となってしまい、悲しい思いをした人も多いはず。そんななか、「手持ち花火」の人気が高まっていることをご存じでしょうか?
“3密”を避けながら、少人数で手軽に楽しめるアイテムとして注目されていますが、実は時代とともにかなり進化しているみたいです。
そこで今回は、火がつきやすい「らくらく点火」など、他社にない花火ラインナップを展開し、家族や友達と楽しめる花火を開発しているマルカ株式会社さんに、最新の手持ち花火事情を伺いました!
左:マルカ株式会社 企画開発課 広報の横田さん 中央:営業部 花火プロジェクトチーム リーダーの柳沼さん 右:煙火事業部 部長の根岸さん(取材はオンラインにて実施しました)
「私たちが販売しているものだと、燃焼時間が長い・煙が少ない・点火しやすい、この3つが大きなポイントですね」(根岸さん)
──なるほど。それぞれ、どのように進化しているのでしょうか?
「最近の手持ち花火は、通常のものでも約30秒は燃える仕様になっています。10~15年前の手持ち花火は燃焼時間が短く、15秒くらいしか持ちませんでしたが、今はものによっては2分くらい燃える商品もあります」(根岸さん)
「火色の代わりに鉄紛を使っているスパークラー花火は、ほかの商品に比べて煙が少ないです。煙の量は一般的なススキ花火(ススキの穂のように長い尾をもつ花火)と比べマイナス90%と、近隣への影響が気になる方にオススメです」(根岸さん)
煙が少ない花火(火花が綺麗に見えるので写真撮影にオススメです!)
「よく、ススキ花火の先にあるヒラヒラをちぎる/ちぎらないがネットで話題になっていますが、あのヒラヒラは『花びら紙』と呼ばれるもので、“ちぎって点火する”のが正しい使い方です。
とはいえ、花びら紙に点火して、途中で火が消えてしまうことは多いですよね。
そこで弊社では少し細工をして、ちぎらなくても火がつきやすい『らくらく点火』という商品を開発しました。花びら紙に含ませた硝酸カリウムが酸素の供給源となっていて、着火薬まで火を運びやすくしているんです」(根岸さん)
点火のしやすさは一目瞭然!
「そうですね。2020年はコロナ禍で遠出しにくい日が続いたため、家のそばで花火を楽しむスタイルが人気でした。『煙が少ない』花火もその一つです。田舎だと花火ができる場所が多いですが、都心部や住宅街ではなかなか難しいですよね。そんな方に需要があり、売上の上位にきているのかなと思います。他社さんの売上や実績を見ていても、煙が少ない商品が売れていたようですね」(柳沼さん)
──たしかに、花火は幅広い世代に人気がある一方、年齢層やシチュエーションによって、ぴったりな商品は異なるのではと思います。それぞれ、オススメ商品はありますか?
「お子様への安全性が気になる方には、『お庭専用てもち花火』はいかがでしょうか。省スペースでも花火が楽しめるように作られたもので、先ほどの『らくらく点火』も入っています」(柳沼さん)
お庭専用てもち花火
「最近は大人数で集まることはできませんが、たっぷり遊んで盛り上がりたい学生さんなどには『ボリュームMAX』シリーズがオススメです。パッケージに『花火が◯◯本入っています』と表記していて、人数やシーンに応じてちょうどいい本数を選べるようにシリーズ化しました」(柳沼さん)
ボリュームMAXシリーズ
ぜーんぶあそんで約3000秒
「『カワイイハナビ』には、メルヘンでポップな花火を集めています。セットのなかに『はなびプロップス』というアイスクリームの形をした花火台が入っていて、そこに花火をさして楽しめるようになっていますよ。ほかの花火とは一線を画したパッケージデザインにも注目です」(柳沼さん)
カワイイハナビ