窓やサッシの結露・カビ対策に! 窓を知りつくすプロ「YKK AP」がコツを伝授
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おうち時間を快適に過ごすために自炊をはじめた人、料理により磨きをかけている人も多いかと思いますが、使えば使うほど汚れが溜まっていくのがキッチンまわり。
シンクやコンロなどの目立つ場所はこまめにお手入れしたつもりでも、意外と忘れがちな場所ってありますよね。
ということで今回、真似したくなる掃除術を発信している人気インフルエンサー「みな」さんに、具体的にどこをどのように掃除すればいいか、どれくらいのペースでお手入れすべきなのかなど、達人ならではの「キッチンまわりのお掃除術」を聞いてきました!
みな
「真似したくなるお掃除術」をテーマに、お掃除が苦手な人でも分かりやすく、真似したくなるお掃除をInstagramで発信中。フォロワー10万人を超えるインフルエンサーであり、クリンネスト1級のお掃除スペシャリスト。
まずはキッチンまわりでも見落としがちな、コンロの排気口。水で洗い流せない場所にあるし、長年ほったらかしにしてギトギトになった油汚れは簡単には落ちなさそう……。ですが、「みな」さんいわく、クリーナーと“あるもの”を使えば簡単に汚れが落ちるとのこと。
「排気口は油汚れなので、アルカリ性の電解水クリーナーを使い、キッチンペーパーで拭いていきます。拭くだけで落ちない汚れは、キッチンペーパーにクリーナーを染み込ませて、パックをするようにしてから拭くのがオススメ。これだけでも油汚れがかなり落ちますよ」とみなさん。パック後は20分ほど放置して、油汚れを浮かせてから拭き取るのがポイントです!
キッチンペーパーにアルカリ性クリーナーを染み込ませる
パックをしてから浮いた汚れを拭き取っていく
また、アルカリ性クリーナーを使うため、手荒れしやすい人はポリ手袋などを使うと◎。拭くものはタオルや雑巾でも問題ありませんが、油汚れは一度つくとなかなか落ちないため、使い捨てタイプのペーパーを使うといいでしょう。
掃除の頻度については、家庭の環境によってさまざま。排気口カバーをしているおうちは1年に1回程度でもOKですが、グリルを頻繁に使う人は数ヵ月に1回など、コンロの使用状況に応じてお手入れしてくださいね。
続いては、夏場に大活躍する冷蔵庫の製氷機。中にはお掃除をしたことがない人もいるかもしれませんが、汚れをそのままにしておくとカビや臭いの原因になることも。とっても簡単にお手入れができるので、この機会にぜひ試してみましょう。
みなさんオススメの製氷機お掃除アイテムは、専用の「製氷機クリーナー」。クエン酸を使って洗浄と除菌をしてくれる洗剤ですが、「給水タンクに入れるだけでお手入れできる手軽さと、色がついているので変化が分かりやすいのも助かります」と絶賛!
給水タンクに製氷機クリーナー1本と水200mlを入れて混ぜ合わせます
1回目の製氷です。この氷は捨ててもう一度、氷を作ります
透明の氷が出てきたら、お手入れ完了です!
「お掃除は半年に一度くらいで、冬から5月くらいまでの、氷をあまり使わない時期に済ませてしまうのがポイント」とみなさん。最初はピンク色の氷が、透明になったらお手入れ完了という、見ていて楽しいお掃除術ですね。
最後は毎日のように使いながら、お手入れはサボりがちな電気ケトル。ガンコな水垢汚れは一筋縄ではいかないと思いきや、「これもクエン酸を使えば簡単に汚れが落ちちゃいます」と頼もしいお言葉。
クエン酸と水を入れて沸かすだけ!
お手入れ方法は本当に簡単で、ケトルに満タンの水と、クエン酸を大さじ2杯くらい入れて沸かします。冷めたら水を出し、また水を沸かしてすすいで終わり。中をゴシゴシする必要もなく、底に溜まった水垢がピカピカになります!
簡単なのにしっかり汚れが落ちます!
「内側だけでなく、ケトルの外側の汚れも気になる人は、布巾やキッチンペーパーにクエン酸水を染み込ませてから拭き取ると◎。お掃除の頻度は、毎日使う人でも2ヵ月に1回くらいで十分ですが、私は底に斑点上の水垢が出てきたらお手入れしています」とみなさん。クエン酸の万能さとお手軽さに、ただただ驚くばかりです!
キッチンまわりの見えにくい箇所=お掃除が面倒くさそうというイメージで、今までほったらかしにしていた人も多いはず。
ですが、今回ご紹介したコンロの排気口や冷蔵庫の製氷機、電気ケトルのお掃除は、どれも簡単でコスパが抜群なものばかり。難しい知識やテクニックも一切いらず、今から真似できるみなさんのお掃除術を、ぜひ試してみてくださいね。