最後に漬物を美味しいと感じたのはいつですか? 漬物文化と魅力を伝え続ける。漬物専門店店主・柳沢博幸
リンクをコピーしました
リラックスができる、座りやすいイスを自作します。
実際に自分の体のサイズを測り、自分用に設計しました。
材料はこれだけです。
パイン集成材1枚で作る場合の最大サイズになります。なるべく余りが出ないように設計しました。
(パイン集成材...長さ182cm、幅91cm、厚み1.8cm)
体にフィットするように丸みを持たせました。
とにかく座りやすさを重視します。
1番のポイントは「イスの側面部分」です。ここが、そのままイスの形になります。
「リラックスできるように、自分の体に合わせて設計します」
設計というと難しく聞こえますが、実際に板に乗ってみて、想像を膨らませます。
原始的なやり方です。
パイン集成材1枚で作りたいので、同じ形を2枚カットできるようにサイズを決めます。
縦と横の半分の線を書いておくと、分かりやすいです。
座る部分になるので、全体的に丸くし、山を2つ作ります。
この点を繋げると、このような形になります。
設計している僕は身長177cmですが、基本的には誰にでも合いやすいフリーサイズです。
ジグソーで綺麗にカットします。ジグソーがあると曲線部分も簡単にカットができます。
この形を2枚作りたいので、もう1枚も上から線を引き、カットします。
この2枚のサイズが違うと、バランスが悪くなるので同じにします。
カットした部分はヤスリで綺麗に磨いておきました。
2枚カットして少し余ったので、もう少しだけ大きく作れそうですね。
この余りをなるべく出さずに作るのが、DIYの面白い所。
杉のKD材15mm×45mmです。
この板が座る部分になるので、板の厚みは最低でも15mmはあった方が安心です。
長さが200cmだったので、余りが出ないように1本50cmにカットします。
12本使用し、最終的に50cmを46本使いました。
屋外で使用するため、耐久性の高い「ウッディーカラーズプロテクトのウォルナット」に決定。
サウナの水風呂後に使う場合は、木材が濡れるので、防腐剤入りの塗料がオススメ。
ローラーでそのまま塗装します。表裏もしっかり塗り、2度塗りしました。
重ねて一気に塗ると時短です。
塗り終えたら、数時間乾燥させます。
カットしたパイン集成材に、上から板材で固定します。
これだけだと強度に不安があるので、先に角材で補強しました。
側面の2枚がしっかりと固定されるように、角材5本で固定しました。そのままビスで止めています。
間の角材のサイズは46cmです。
では、この上から50cmにカットした杉材を、釘で固定していきます。
釘打機で打っていますが、ビスでも小さな釘でも大丈夫です。
間に板を当てながらやると、板同士の間隔が同じになり綺麗になります。
間隔は13mmです。もう少し広くても大丈夫ですが、狭い方が強度も増します。
あとは全部固定するだけです。
斜めに固定すると、釘がはみ出してしまうので、上から真っ直ぐ固定します。
オリジナリティーを出すために、ずらしながら貼りました。
1本1本色を変えたりしても良さそう。
地面部分以外は、全部板で固定しました。
強度をもっと出したい場合は、ボンドをつけたり、ビスで固定するのもありです。
合計46本使ったので、200cmの杉材を12本使いましたが、11本でも足りると思います。
サウナ→水風呂→整うイスを繰り返す。
これは、、、最高です。
テントサウナも気持ちいい。
整うイスに気持ちよく座るための準備です。
水は湧水をそのまま使う贅沢な水風呂です。
ふ〜。最高だ。
整うイスは、自分の体に合わせて作ったので、フィットしました。座り心地も抜群です。
板の厚みは15mmと薄いですが、何枚もあるので、強度も大丈夫そうです。
1つの問題点としては、持ち運びがしにくいので、取っ手をつけてもいいかも。
集成材をカットし、板を上から固定するだけというシンプルなやり方なので、整いたい方は是非参考にしてください。
後ろの部分に、収納の引き出しを作ったり、板の色や長さを変えたり、色々アレンジもできると思います。
自分好みのイスをDIYしてみてください。