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燻製器のDIYは初心者にもおすすめ。自家製ベーコン美味すぎ!【動画アリ】

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川瀬悠大

川瀬悠大

自分の山で開拓&秘密基地DIYしてる25歳。今は「軽トラキャンピングカー」の2号機を製作している。山奥で自作移動販売車のイベントも計画中。

合板と角材で燻製器はDIYできる

紹介する燻製器のDIYは、木材をビスで固定するだけで、初心者でも簡単に作れるのでオススメです。

角材を使うことで、強度もあります。

燻製器のDIYに必要な材料

燻製器DIYに必要なもの

  • 厚み12mm合板 1枚
  • 24mm×30mm杉角材 2本
  • スモークチップ サクラ
  • 網(29cm×23cm)
  • 温度計
  • 受け皿
  • ワトコオイル(ナチュラル)

材料はこれだけで作れます。

燻製器のサイズ

  • 高さ93cm
  • 幅35.5cm
  • 奥行き30.5cm

ベーコンを吊るして燻製がしたかったので、高さは大きめに設定しました。
合板1枚で作る場合は、このサイズの高さが最大になります。

(動画)

燻製器をDIYする手順

燻製器の作り方

合板を1枚と、強度を出すために角材も使い、補強しています。
見た目が良くなりそうなので、傾斜もつけました。

合板をカットする

合板をカットする

合板のサイズは182cm×91cmなので、91cm側が燻製器の高さになるようにカットします。

網のサイズが29cmタイプなので、それに合わせて幅も決めました。

カットした板

  • (横)29cm×91cmが2枚
  • (後ろ)33cm×91cm
  • (ドア)38cm×91cm
  • (上)41.5cm×37cm
  • (下)29cm×33cm

傾斜をつけたいので、横の面は斜めにカットしています。
(短い辺が80cmで長い辺が91cmになるように)

なるべく余りが出ないように設計しました。

杉の角材をカットする

杉の角材をカットする

燻製器を組み立てる角材です。燻製する時の網を置く用の角材にもなります。

燻製器からはみ出ないように、27cmに8本カットします。

斜めにカット

あと2本は燻製器に合うよう、斜めにカットしました。

合板と角材を組み立てる

合板と角材を組み立てる

ビスでそのまま固定していきます。ビスも隠さない。味です。

合板と角材を固定

このように合板と角材を固定したら、この角材を利用して、横面の合板も固定していきます。

角に角材を入れて強度を高める

合板だけで組み立てることも可能ですが、強度に不安があるので、角に角材を入れて固定しています。

上の板は、屋根に見えるように大きめにしました。

上の板は大きめに

あとは、網を置きたい位置を決めて、そこに角材を固定していきます。

網を置きたい位置を決める

  • 下から27cm
  • 下から55cm
  • 下から70cm

ここは好みの高さでOK。

塗装する

塗装する

塗らなくても大丈夫ですが、長持ちさせたいので、塗装します。

ワトコオイルのナチュラル

外側だけワトコオイルのナチュラルで塗装します。

ハケでそのまま塗りました。

内側は燻製する場所なので、無塗装でやっていきます。

ドアを固定する

ドアを固定する

ドア部分は、上と下で分けられるようにカットしました。
高さ31.5cmと59.5cmで分けました。

カットした理由は、中を確認したい時に下だけを開けて、煙が逃げないようにするためです。

全部開けると、煙が逃げてしまうため、ドアは分ける方がオススメです。

蝶番で固定

ドアの固定方法は、そのまま蝶番で固定しました。

短いネジなので、手動でドライバーで締めます。

しっかりと閉まるように

ローラーキャッチも取り付け、しっかりと閉まるようにしました。

燻製器はなるべく隙間がない方がいいです。

温度計を取り付ける

温度計を取り付ける

燻製器は温度調整が1番大事です。なので、温度計は必須ですね。

最低でも100度以上は測れるもので、燻製用の温度計も売っています。

穴を開ける

穴を開け、温度計を刺すだけで測れます。

穴を開ける時、少し斜め下にしておくと、温度計をつけても落ちたりしないので、安定感が増します。

少し斜め下にするのがミソ

燻製器がDIYで完成!

燻製器が完成

木製の燻製器はかっこいい。

合板は厚みが12mmなので、合板だけで組むと強度が出ないですが、角材を入れることで、そこにビス止めができるので、一気に強度が上がりました。

シンプルな作り方ですが、ドアの色を変えたり、色々な燻製器が作れると思います。

豚バラを燻製してみる

実際に燻製する

豚バラに味付けもして、スモークチップで燻製してみます。

燻製には、冷燻、温燻、熱燻という種類があり、温度によって変わります。

  • 冷燻...25度以下の低温で長時間燻製する方法。
  • 温燻...30~80度で数時間から1日燻製する方法。
  • 熱燻...80~140度で10分から1時間程度、短時間で燻製する方法。

温度を上げて、一気に燻したいので、スモークチップを使う熱燻という方法でやってみます。

スモークチップなので、熱源を取り付けます。

熱源を取り付ける

こちらは電気コンロです。

コードのための穴を

コードがあるのでドアが閉まるように、ドリルで穴を開けました。

豚バラを準備する

【豚バラ燻製方法】
塩漬け→塩抜き→乾燥→燻製→寝かす→完成

ソミュール液というものを作り、7日間塩漬けする方法もありますが、今回は時短で簡単なやり方で燻製します。

ソミュール液とは..,.食材をつけておく塩水。ハーブやスパイスを入れたりもします。

塩漬け

塩漬け

塩は肉の分量に対して5〜10%です。

肉が500gなら、塩は30g程度使用します。

フォークで穴を開ける

肉に浸透しやすいように、フォークで穴を開けておく。

ソミュール液や本格的にやりたい場合は、ここで7日間ぐらい寝かせます。

今回は時短なので、冷蔵庫で1日だけ寝かせます。
この時ジップロックで空気を抜いて保管しました。

塩抜き

塩抜き

ここで塩加減を調整できます。

確認したい場合は、少しカットして焼いてから食べてみましょう。

2時間水に当てました。何回か水を取り替えています。

乾燥

乾燥させる

キッチンペーパーで水気をとり、乾燥させます。

燻製をした時期が夏だったので、外ではなく、冷蔵庫に3時間ほど置きました。

その前に味付けもしておくと、より美味しい豚バラができます。

にんにくなどで味つけ

生ニンニクと黒胡椒、マジックソルトもつけてみました。

スパイスとかも合います。

燻製開始

燻製開始

豚バラを串に差し、角材に引っ掛けました。

アルミホイルの皿を設置

燻製する時に、豚バラの油が垂れるので、アルミホイルの皿を設置しておきます。

電気コンロの少し上に設置できるようにしておくと便利です。

電気コンロで温める

スモークチップをアルミ皿に乗せ、そのまま電気コンロで温めていきます。

そうすることでチップが熱を持ち、煙が出てきます。

サクラのチップ

豚バラとの相性もよく、クセも少ない「サクラのチップ」を使用しました。

熱燻なので、100度まで温度を上げ、1時間ほど燻します。

温度を一定に保つ

電気コンロを調整しながら、温度が一定になるようにしました。

チップを増やしながら、常に煙が出るようにすることも大事です。

常に煙が出るように

チップに火がうつることもあるので、しっかりと確認しながら安全に行いましょう。

自家製ベーコンが完成

1時間ほど燻製したら、完成!!!

ですが、1日寝かせた方が美味しいので、冷蔵庫で寝かせます。

ベーコン燻製が完成

いい感じのきつね色だ。匂いも抜群です。

美味しすぎる

これは。美味しすぎる。塩加減もいい感じでした。

そのまま食べてもよし。卵と炒めても、サンドイッチにしても、なんにでも合います。

燻製チャーマヨ丼

燻製チャーマヨ丼が美味しすぎた!!!

燻製は味付けから、色々な方法があるので、何回もチャレンジしたくなります。

ただ食べるより、この過程も楽しめるのでモノづくりも本当にオススメです。

燻製器をコンパクトにしてみたり、色を塗ってみたり、色々なオリジナル燻製器が作れるので、是非作ってみてください。

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