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プテリスの育て方 観葉植物として人気の高いシダ植物の栽培方法を紹介します

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株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

涼しげな葉が特徴の観葉植物、プテリス。日本にも自生しているシダ植物の仲間で、さまざまな種類が流通しているので、自分好みのプテリスがきっと見つかるはずです。

プテリスは、寄せ植えにすると魅力が倍増し、他の観葉植物の良いところを引き立たせてくれます。耐陰性があるので他の植物の陰になっても平気ですし、根茎が比較的短いので他の植物の邪魔もしません。

そこで今回は、プテリスの育て方を紹介していきます。夏でも涼しさを演出してくれるプテリスに、ぜひチャレンジしてみてください。

プテリスはどんな植物?

世界中に自生しているシダ植物

プテリスは、熱帯や亜熱帯を中心に世界各地で自生している、イノモトソウ科のシダ植物の総称です。世界で250種類以上確認されており、日本にも約30種類が自生しています。

プテリスは細い葉っぱの形が「翼」に見えたことから、ギリシャ語のプテロンが語源といわれています。

日本では「井の元草(イノモトソウ)」とも呼ばれており、漢字の通り、井戸のそばのようなジメジメした場所に自生していることが多い植物です。日本に自生するプテリスには、オオバイノモトソウなどがあります。

種類が豊富で活躍の幅も広い

プテリスは、美しい葉が特徴的な観葉植物で、種類も豊富です。葉の形や色はさまざまで、丸いものから細長いもの、明るい緑から濃い緑のもの、斑点が入ったものなどがあります。草丈は10~40cmくらいのものが多いです。

活躍の幅も広く、シェードガーデンの植栽や寄せ植え、ハンギングバスケット、ディッシュガーデンなど、さまざまな場所で育てることができます。

プテリスの栽培のはじめ方

プテリスの苗

「苗」から育てる

プテリスはシダ植物の仲間であり胞子で繁殖するため、種から増やすことはできません。そのため、育てる場合は苗を購入して育てましょう。

苗は、葉が綺麗でたくさん出ているものを選びます。葉が枯れているものや、葉が少ないものは避けたほうが良いでしょう。

「鉢植え」と「地植え」のどちらでも育てられる

プテリスは、鉢植えでも地植えでも育てられます。ただし、直射日光と寒さには弱いので、地植えの場合は植え付け場所をよく考えましょう。

鉢植えの場合も地植えの場合も、植え付け適期は生育期である4~9月です。

プテリスを育てる環境

プテリスの鉢

プテリスが好む日当たり

プテリスは、耐陰性が強く日陰でも育ちますが、強い日光は好みません。直射日光に長時間当たると、葉焼けしてしまう恐れがあるので注意しましょう。

春から秋までは直射日光を避け、明るい日陰か午前中だけ日向で管理します。日陰でも育ちますが、日が当たらないと弱ってしまうので、ほどよく日光に当てましょう。

プテリスが好む温度

プテリスは耐暑性が高く、夏の間は屋外で育てることもできます。しかし耐寒性は弱く、霜に当たると株が傷んでしまいます。そのため屋外が5度以下になる場合は、室内で管理したほうが安心です。室内で育てる場合は、レースカーテン越しに日が当たる場所で管理すると良いでしょう。

プテリスは湿気を好むので乾燥には注意します。乾燥しているときは、葉水などで全体を湿らせてあげると元気になりますよ。室内で管理する場合は、エアコンの風が直接当たらない場所で管理しましょう。

プテリスの水やり

プテリスは空気中の湿度が高いほうが良く育ちますが、土中の過湿は嫌いです。常に湿らせておくのではなく、土の表面が乾ききる直前に水やりをしましょう。定期的に霧吹きで葉に水を吹きかける(葉水をする)と、育ちが良くなります。

水切れすると、葉がチリチリになってしまいます。一度チリチリになると、戻ることはないので注意しましょう。

特に春から秋にかけては生育期のため、水切れに注意します。夏場は毎日水やりした方が良いでしょう。冬場は休眠期になり水をあまり必要としないため、表面が乾いてから水やりしても大丈夫です。

プテリスの土と肥料

プテリスの栽培環境

プテリスを育てるのに適した土

プテリスは水はけがよく、適度に水持ちの良い土が好みです。市販の草花用培養土や観葉植物用培養土で育てることができます。

自分で配合する場合は、腐植質が多く重すぎない土を使いましょう。例えば、赤玉土小粒6:腐葉土3:軽石小粒やパーライトやバーミキュライト1で配合するのもおすすめです。

プテリスの栽培におすすめの土

プテリスに与える肥料

春から秋にかけて、液体肥料を10日に1回施します。固形肥料を使う場合は、2か月に1回のペースで緩効性の化成肥料を施します。

冬の間は追肥しなくても大丈夫ですが、暖かい室内で育てている場合は、薄めの液体肥料を1か月に1回施すと良いでしょう。

プテリスの栽培におすすめの肥料

プテリスの手入れ

プテリスの葉

プテリスの剪定

特に剪定する必要はありません。葉が多くなりすぎた場合には、自分の好みに合わせて間引き剪定しても良いでしょう。

下の葉が茶色く枯れてきたら、根元から取り除きます。

プテリスの植え替え

プテリスの植え替えの適期は4~9月。根詰まりを起こしやすいので、毎年植え替えるのがおすすめです。

植え替える際には、古い土を4分の1程度軽く落としてから、ひと回り大きい鉢に新しい土を使って植え替えます。

プテリスの増やし方

大きくなった株の株元から出る子株を株分けして増やすことができます。植え替えのタイミングで株分けすると良いでしょう。株分けした子株は、下葉を数枚落とし、株の大きさにあった鉢に植え替えます。

地植えの場合は、胞子によって勝手に増えていきます。繁殖力が強いので、増えすぎないように注意しましょう。

プテリスの病気・害虫

プテリスがかかりやすい病気

ほとんど病気は発生しませんが、たまに炭疽病にかかることがあります。炭疽病は暖かい季節に発生し、葉に3~20mmの褐色の病斑ができるので、見つけたら葉を取り除きましょう。そのままにしていると他の葉に広がってしまいます。

プテリスにつきやすい害虫

ハダニやカイガラムシが付くことがあるので、見つけたら駆除しましょう。ただし、葉の裏に着く胞子を虫と間違えないように注意してください。

ハダニは乾燥すると付きやすいので、葉水を与えると予防できます。カイガラムシは風通しの悪い場所で発生しやすいので、風通しの良い場所で管理しましょう。

カイガラムシの駆除におすすめの薬剤

まとめ

プテリスは世界各国に自生しているシダ植物の総称です。日本にも30種類程度自生していて、オオバイノモトソウをよく見かけます。

プテリスは苗から育てることができ、鉢植えでも地植えでも育てられます。半日陰でやや湿気のある環境のほうが好みなので、環境を整えてあげましょう。環境さえ整えば、病気や害虫をそれほど気にする必要はありません。

鉢植えの場合は、毎年植え替えをし、たまに株分けしてあげると増やすことができます。地植えの場合は胞子で増えるので、過度に増えすぎないように注意しましょう。

美しい葉が特徴的でさまざまな種類があるため、ぜひお好みのプテリスを育ててみてくださいね。

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