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ライチの育て方|種からの栽培や鉢植えの方法、冬の越し方などを紹介します

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

ライチは病害虫が少なく、種からでも鉢植えでも育てることができるので、初心者でも育てやすい果樹です。暑い地域の果実なので、冬越しには気をつかう必要がありますが、剪定や植え替えなどは、他の植物と変わりません。

ライチは本来鮮度が落ちやすい果実のため、流通しているものより自家栽培をして食べた方がおいしいと評判です。しかし、実は食べ過ぎると「ライチ病」になってしまう、不思議な果物でもあります。

ここでは、ライチの育て方、栽培の方法について詳しく解説していきます。

ライチはどんな植物?

ライチ

ライチの原産地は中国で、南アフリカやインドなどでも盛んに生産されています。その果実は楊貴妃が好んでいたとも伝えられており、古くから親しまれてきました。

本来8m以上に成長する大きな樹木ですが、収穫や管理のしやすさを考えて2〜3 mで栽培しているケースが多いようです。2~4月には黄緑色の花を咲かせ、6~8月に果実を実らせます。

果実の鮮度が落ちやすく、樹の上で熟したときには鮮やかな赤色をしていても、収穫すると1日も経たずに茶色くなってしまうほどです。そのため以前は冷凍でしか流通していませんでした。

しかし最近では流通技術の発達により、生の果実が輸入されるようになっています。

ライチはビタミンCが豊富。でも食べすぎには要注意

ライチには、ビタミンCが豊富に含まれています。そのため、シミ予防や美白効果が期待できるとされています。また、独特の食感はとてもおいしく、つい食べ過ぎてしまいます。

でも、ライチの食べ過ぎには要注意です。ライチを食べ過ぎると「ライチ病」といって、めまいや動機などの低血糖症状が現れます。重度の場合は気絶することも。ライチは、1日300gを限度に楽しむのがよいようです。

ライチの栽培のはじめ方

ライチの栽培のはじめ方

ライチは「苗」と「種」どちらからでも育つ

ライチは苗が販売されていますが、種から育てることもできます。種から育てる場合は、おいしかった実の種を洗って、果肉を完全に取り除いた後、乾燥する前にまきましょう。種が乾燥して4, 5日経つと発芽力が無くなってしまうので注意が必要です。

種まきは6〜8月が適期です。種まき用培養土などの清潔な土にまきます。まいたらすぐに水やりをして、1~2週間待つと発芽します。

発芽率は非常に良いのですが、ひとつに絞らず、複数個の種をまくことをおすすめします。複数個発芽した場合は、1株ずつ離して育てるか生育の良いものを選んで育てましょう。

種から育てた場合、実がなるまでに10年以上かかることもあります。それまで待てない場合は、苗を購入して育てた方が、2~3年早く収穫できるようになります。

苗から育てる場合は、4~6月が植え付けの適期です。

「鉢植え」「地植え」どちらでも育てられる

ライチは地植えはもちろんのこと、鉢植えでも育てることができます。

大きく育てたいのであれば地植えがおすすめです。ただ、九州や沖縄以外の地域では冬に枯れてしまう可能性があります。本州以北では毎冬鉢上げをして越冬させ、春になったら植え付けをしましょう。

鉢植えであれは、冬の間室内に避難させておくことができるため、本州以北でも育てられます。地植えより小さく育つため、収穫が楽なのもメリットです。

ライチを育てる環境

ライチを育てる環境

ライチが好む日当たり・温度

ライチは高温多湿で風通しがよく、日当たりが良い場所を好みます。生育適温は15℃から30℃です。木が幼いうちは真夏の直射日光は強すぎるので、真夏の間半日陰に移動させた方が良いでしょう。

気温が5℃以下になったら室内の日当たりが良い場所に移動します。0℃以上であれば冬を越せますが、霜にあたると枯れてしまうので、関東以北では室内に入れることをおすすめします。

ライチの水やり

ライチの木は水を非常に好むので、生育期は毎日、鉢底から流れ出るほどたっぷり水を与えます。ただし、水が常に湿っている状態だと根腐れをおこす必要があるので注意しましょう。

果実が形成される6~7月は、特に水切れに注意します。たっぷり水を与えることで、甘くておいしい実が収穫できます。一方秋から冬にかけては少し乾かしぎみに管理しましょう。

ライチの土と肥料

ライチの土と肥料

ライチを育てる土

ライチは水はけの良い弱酸性(pH5.5~6.0)の土を好みます。地植えをする場合は、必要に応じて「苦土石灰」や「消石灰」、「有機石灰」などを使って、土の酸度を調整してから植え付けましょう。

鉢植えをする場合は、赤玉土7:腐葉土3か、赤玉土6:ピートモス2:川砂2がおすすめです。市販の培養土に鹿沼土3割を加えて水はけを良くしてもよいでしょう。

ライチに与える肥料

肥料は、4月、7月、9月の3回、三大要素の窒素・リン酸・カリが同量か、リン酸がやや多めのものを規定量与えましょう。

固形の有機肥料か、化成肥料を置き肥するのがおすすめです。

ライチのお手入れ

ライチのお手入れ

ライチの剪定

ライチは剪定をしないとどんどん上に伸びていってしまいます。そのため剪定をして、2~3mの高さに抑えるようにしましょう。剪定する時期は収穫が終わった後の9~10月ごろがよいでしょう。

剪定は、上に伸びる枝、混みあっている枝、内側に伸びる枝を中心に行います。幹まで日差しが届くように剪定するのがポイントです。

実をつけた枝は半分程度の長さに剪定します。花芽ができるのは前年度に伸び充実した枝なので、そのような枝は切らずに残しておきましょう。

ライチの植え替え

鉢植えで育てている場合は、2年おきの植え替えが必要です。植え替えをしないと根詰まりをおこしてしまい、生育が悪くなり、収穫量が減ってしまいます。植え替え適期は春先の3~4月ごろです。

植え替えの際は、現在よりも一回り大きい鉢に植え替えます。鉢を大きくすればするほど、株は大きくなるので、目標とする株の大きさに合わせて最終的な鉢の大きさを決めましょう。

ライチは根がデリケートなので、株を取り出した時に傷がつくと枯れる恐れがあります。根についた土は崩さず、そのまま植え替えます。同じサイズの鉢に植え替える場合は、根の先を少し切ってから植え替えると良いでしょう。

ライチの冬越し

ライチは寒さに弱く、本州以北では屋外での冬越しができません。確実に冬越しさせるために、鉢植えで育てるか、地植えの場合は冬のみ鉢上げします。

幼木の場合は、最低気温が10℃以下になったら、5℃以上の場所に移動して管理します。実ができるほどの大きさになった木であれば、5℃以下の気温が続くまで屋外で育て、その後5℃以上の場所に移動して管理します。

ライチの花芽の形成において、5℃程度の温度に200時間以上あてておくことが重要になります。寒くなってきたからといってすぐ室内に入れず、200時間は外で育てるようにしましょう。

ライチの収穫時期・方法

ライチの収穫時期・方法

ライチの収穫時期は6~8月です。皮が鮮やかな赤色になったら完熟のサイン。ライチの実は日光に当たることで赤くなります。

収穫後はすぐに鮮度が落ちてしまうので、収穫したら水洗いをして、その日のうちに食べましょう。採れたてのライチは、冷凍果実とは比べ物にならないくらいおいしいものです。食べきれないときは、冷凍保存をしましょう。

ライチがかかりやすい病気・つきやすい害虫

ライチはほとんど病気にかかりません。

害虫も、カイガラムシやハダニがつく程度です。しっかりと剪定をして、風通しを良くすることで予防できます。カイガラムシは成虫になると駆除が難しいので、幼虫の間に駆除します。また、葉水をかけることでハダニを予防できます。

たまにカメムシが実の果汁を吸ってしまうことがあるので、ライチの実には袋掛けをして予防しましょう。

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