今やるべき「火災対策」とは? 自宅でできる備え&行動を防災アドバイザーが教えます
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目次/ INDEX
DIYで収納棚を作る──。
木材にノコギリ、くぎ、ハンマーなど本格的な道具を使った大掛かりな大工さん的な作業を思い浮かべて、自分でやるにはちょっと......なんて思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、突っ張り棒を使ったお手軽DIYで自宅内のデッドスペース(有効活用されていない空間)を、収納力のある空間に生まれ変わらせてみました。
賃貸物件でも気にせずできるDIYなので、家のデットスペースの有効活用を検討されている方は是非ご覧ください。
階段下に設置した、ちょっとした収納スペース。
この扉を開けると......
ごちゃごちゃに詰め込まれた日用品たちが乱雑に置かれています。
収納場所を作ったのは良いものの、こんな感じのただの四角い空間と化しています。
置いてある日用品はすべて床に直置きになっていて、欲しいものがすぐに探し出せないし、上部の空間がもったいないという状態です。
この空間を最大限活かすべく、お手軽DIYを考えてみることにしました。
先程のただの四角い空間をどうしたいか、家事をしながら半日考えてみました。
こんな感じのレイアウトなら使いやすいのではないか?と考えたラフスケッチがこちらです。
■ポイント
やっぱり頼りになった、信頼のカインズ。すぐに良い感じの商品を見つけることができました。
今回のデッドスペースDIYに使うアイテムを紹介していきます。
まずは、奥の棚として使うことにしたアイテムがこちら。
突っ張り棒が2本、その間に小物も置ける目の細かいメッシュ棚がついています。それぞれの突っ張り棒が独立して機能するので、段差のある壁にも取り付けが可能です。
大きさは、幅は73〜112cmに対応し、奥行32cm(棚の奥行:30cm)。
一昔前は、突っ張り棒が定番だったのに今は突っ張り棚の時代なんだなぁ、と感心。
今回は、普段は目立たない場所に設置をするので、棚のズレやずり落ちを防ぐために、サポート版も設置することにしました。
壁にとっかかりを持たせることができ、棚の重さを受ける部分を強化できます。
続いては、工具不要でらくらく組み立てが可能な、3段スチールワゴン。
本体サイズは、幅39cm、奥行25cm、高さ68cm。
同型には、高さが84cmの4段タイプも展開しています。
自宅に戻って、早速デッドスペースDIYに着手します。
まずはパワフルメッシュ棚を設置していこうと思います。
肝心のメッシュ部分はこんな感じ。
細かなメッシュの天板になっていて、大抵のものはすっぽ抜ける心配はなさそうです。
全面フラットではないおかげで、表面にホコリも溜まりづらくなります。
また、名前の通りパワフルな作りで、最大限ストレッチした状態(112cm)でも、耐荷重30kg。一番縮めた73cmではなんと50kg!
見た目も骨太で、ちょっとやそっとではびくともしなさそうです。
固定に関しては、上の図の真ん中にあるネジで、全長を設置したい箇所の長さに合わせていきます。
この時、壁からずり落ちないほどキツキツに長さを合わせる必要はありません。
上の図の左側に、赤い線が見えている箇所があると思うのですが、ここの出っ張りがついた箇所を回すことで、設置する脚のところが若干伸びます。
位置が決まった後、最後にがっちりと固定する際に微調整できる仕様です。
壁にサポート板を設置していきます。
今回設置する箇所は後ろがベニヤ板なので、付属のネジを使って固定します。石膏ボードの場合は、ホチキスで対応します。
サポーターが極力水平を取れるように、設置場所を左右・前後対称に決めていきます。
棚の水平は最後に設置するときに微調整できるので、そこまで細かくやらなくてもぶっちゃけなんとかなります。
壁に固定します。
こんな時、電動ドリルがあるとめちゃめちゃ楽です。
あっという間に完成しました!
転がるものを置くわけではないので、なんとなく平ならOKとします。
続いては、手前に設置する、移動可能なスチールワゴンを組み立てていきます。
正直、1分で終わります。
ここの画像にある、キャスター付きの柱?みたいなパーツと、メッシュ棚部分以外に必要なものは手だけ。
メッシュ棚に、支柱の出っ張りをはめて、
こんな感じで下に押し込むだけ。これを3段ラックなら×6回で完成。
パッケージを剥がすところからここまで5分もかからないくらいなのに、完成したワゴンは、グラつきもせず非常にしっかりした作りです。
作業開始から30分ほどで、あっという間に収納力抜群の階段下収納に生まれ変わりました。
3段ラックが4段でもよかったかな、という反省点だけあるので、これから選ぶ方は設置場所の空間を測ってよく検討してみてください。
荷物を入れても、こんな感じで整理整頓された空間として活用できます。
キャスターつきのワゴンのおかげで、奥の荷物を取り出すときも楽々です。
皆さんのお家にもデッドスペースがあれば、簡単DIYで快適な収納をしてはいかがですか?