料理研究家・リュウジの簡単やばうまレシピ「キノコ柚子胡椒バターパスタ」
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ラミネーターで加工すると、紙が透明なフィルムで保護されてしっかりとするだけでなく、水濡れや汚れのトラブルも防ぐことができます。
この記事ではカードや展示物など様々なものに活用できるラミネーターの選び方やおすすめの商品をご紹介します。
ラミネーターとは、紙に透明なフィルムを貼るための専用の機械です。診察券や店舗のカード、POP、書類、メニュー表など、ラミネーターで加工されたものは身の回りで見かけることも多いでしょう。
一般的なホットラミネーターでは、紙の両面からフィルムを熱で圧着させ、挟み込むようにします。文字やデザインはクリアな状態のまま、強度や耐久性を高めることができます。
フィルムの厚みの分だけ張りが増すうえ、水分や汚れが付着しても手軽に拭き取れることや経年劣化を抑えやすいのもメリットです。
なお、熱を加えないコールドラミネーターでは、片面にのみフィルムを貼るタイプもあります。
機種によって細かな点は異なりますが、一般的なラミネーターは次のような手順で操作を行います。
ラミネーターを平らな場所に設置したら、電源プラグを差し込み、スイッチを入れます。ラミネートを排出する側に十分なスペースを取っておくように注意しましょう。
次に2枚組みになっているラミネートフィルムに加工したい紙を挟み、ラミネーターの予熱が完了してから準備しておいたフィルムを挿入します。
フィルムの一辺は接合されているので、その一辺から差し込むのがポイントです。あとはラミネートが機械から排出されるのを待ちましょう。
ラミネーターを検討する際にはどのような点に注目すれば良いのでしょうか。チェックしておきたい6つのポイントをご紹介します。
ラミネーターは、機種によって加工できる用紙サイズが異なります。ラミネーターで対応可能な用紙サイズは、主にA3・A4・はがきの3種類です。
対応サイズが小さいものほど、ラミネーター本体がコンパクトであり、価格もリーズナブルです。ただし対応サイズより大きなものはラミネート加工できません。
一方、対応サイズが大きいラミネーターは、より小さなものも含めて加工でき、サイズによっては一度に複数枚をラミネートにすることも可能です。ただし、加工できるサイズが大きいほど本体も大きくなり、価格も高くなりがちです。
ラミネートの仕上がりに関係してくるのが、フィルムの厚さです。ラミネートフィルムはミクロン(0.001mm)単位で表示され、様々な厚さの商品が販売されています。
ラミネーターの機種によって加工できる厚さの範囲は異なるので、使いたいフィルムの厚みに対応したものを選びましょう。
幅広い用途に活用されているのはやや柔らかさのある100ミクロンのフィルムで、店舗の告知物や展示物、会員証などによく使われています。家庭用として特定の用途が決まっていない場合も、100ミクロンがおすすめです。
少し厚みのある150ミクロンのフィルムはしっかりとして反りにくいため、店舗のメニュー表に適しています。屋外での告知物など、より高い耐久性が必要な場合は、硬いプラスチック板のように仕上がる200ミクロンや250ミクロンのフィルムがおすすめです。
ラミネーターには、熱による圧着加工を行うため、またフィルムを送るためのローラーが内蔵されています。ローラーの本数はラミネーターによって違い、2本・4本・6本と3種類のタイプがあります。
上下にある2本のローラーがフィルムの圧着と送り込みの役割を兼ねているタイプです。ローラー数が少ないため機械本体がコンパクトで、比較的低価格で購入できるのがメリットです。
安定性にやや劣るため、大きめのフィルムを加工する場合は、ラミネートが反ることもあります。カード類など小さな用紙の加工を目的にしている方におすすめです。
加熱圧着のためのローラーと送り込みのローラーが2本ずつ、合計4本搭載されています。ローラーの数だけ安定性に優れているため、大きめのフィルムも反りが気にならず、キレイに仕上げられるのがメリットです。
仕上がりの美しさと価格とのバランスの良いものを探しているのなら、4本ローラーのラミネーターがおすすめです。
加熱圧着用と送り込み用のローラーが合計6本搭載されているラミネーターで、より精度の高い加工をすることができます。仕上がりの美しさだけでなく、加工スピードに優れ、対応しているフィルムの厚さも幅広いことがメリットです。
その分価格は高めですが、仕上がりにこだわりたい場合や業務用として使用したい場合もおすすめです。
一度に多くのラミネート加工をしたい場合は特に、ラミネートの速度をチェックしておきましょう。ラミネーターの機種によって加工速度が異なります。
スピーディーなタイプだと500mm/分、遅いタイプだと200mm/分といったペースで加工されます。加工速度に優れている機種ほど、より効率良く作業が進められるでしょう。
ホットラミネーターは、加工を始める前にローラーを予熱しておく時間が必要です。この時間をウォームアップと呼び、スペック表などに時間が記載されています。
時間が短いものでは1分を切り、長いものでは数分かかる機種もあります。あまり待つことなく作業を始めたいのなら、ウォームアップ時間の短いラミネーターがおすすめです。
ラミネートを見栄え良く仕上げるには、フィルムの厚さに対して適切な温度で加工することが大切です。そのため、多くのラミネーターには温度調節機能が付いています。
しかし、なかには温度調節機能のないものや2段階のシンプルな切り替えのみといった商品もあり、フィルムの厚さとの兼ね合いには注意が必要です。
様々な厚さのフィルムを使用してラミネート加工したい場合は、温度が細かくコントロールできるタイプがおすすめです。
逆回転機能とは、フィルムの加工時に送り込むのとは逆の方向にローラーを回転させる機能です。フィルムの挿入方向が斜めになってしまったときや、フィルムがローラーに巻き込まれてしまったときなど、一旦機械の動きを止めてフィルムを戻すことができます。
フィルムがローラーに巻き込まれると詰まりが生じることがあり、場合によっては機器の故障にもつながりかねません。逆回転機能があるラミネーターであればトラブルにも対処しやすいので、。
ここでは、カインズでおすすめのラミネーターをご紹介します。加工したいもののサイズや使用頻度を考え、目的に合った商品を選びましょう。
A3サイズまで対応しているラミネーターで、裁断機が付属していることが特徴です。裁断機には分度器のガイドラインも付いており、紙や加工後のラミネートを好みの角度でキレイにカットすることができます。
また、角を丸くするには、コーナーカッターの機能が役立ちます。ラミネートの形にこだわりたい方におすすめです。
業務用の本格的なラミネーターを検討している方におすすめの全自動タイプです。定形サイズの加工なら、フィルムの間に用紙を挟み込んだり、機械にフィルムを挿入したりする手間がかかりません。
シンプルな操作のみで多くのラミネート加工を効率的に進められます。フィルムはロール式を使用し、セットするのも簡単です。
100ミクロン、150ミクロンのフィルムに対応しているTRUSCOのラミネーターです。省エネ設計になっているのが特徴で、電源を入れてから一定時間作動させていないと、自動的に電源が切れる仕様になっています。
同メーカーでは、静電気防止加工済でホコリの付きにくいラミネート専用フィルムも取り扱っています。
3Mのラミネーターで、電力も熱も使わないタイプです。粘着剤の付いたフィルムを用い、手回し作業により手軽に加工することができます。
電源のない場所でも使え、作成したラミネートを好きな形にカットしてもフィルムが分離することがありません。感熱紙などホットラミネーターでは扱いにくい紙を加工したい場合にもおすすめです。
家庭用にもおすすめのアイリスオーヤマのラミネーターです。ウォームアップ時間が従来品のおよそ3分の1の約35秒なので、すみやかに加工作業を開始できます。
加工後のラミネートを受け止めるワイヤートレーや、加工途中のフィルムを取り出せるリバース機能も付いています。リビングなどのインテリアにも合うシンプルなデザインです。
アイリスオーヤマ製のラミネーターで、コンパクトな本体でありながらA3サイズまで対応しています。電源を入れて約30分経つと自動的にOFFになる省エネ設計です。
フリーレバーが付いており、詰まりが生じたときもレバーを操作してフィルムを取り出すことができます。比較的リーズナブルなラミネーターを検討している方におすすめです。
A6サイズまでを加工できる、2本ローラータイプの商品です。会員証やIDカード、大きくてもはがきサイズまでのものをラミネートにしたい、大きなサイズを扱う予定がないという場合に適しています。
ラミネーター本体の幅が22.1cmとコンパクトなので、リビングや事務所などに置いても場所を取らずに済みます。
A4サイズまで対応している2本ローラーのラミネーターで、ジャムプロテクションシステムというワイヤー構造によりフィルムが詰まりにくいのがメリットです。
速度コントロールやオートパワーオフなど様々な機能が付き、ウォームアップやパワーオフのタイミングがお知らせブザーとランプでわかる仕組みになっています。
加工スピードや仕上がりの美しさにこだわりたい人におすすめの、4本ローラータイプのラミネーターです。
フィルムの厚さは75ミクロンから250ミクロンまで対応し、温度コントロールはもちろん、オートリバースやフィルム余白センサーなどの機能が付属しています。厚さやサイズの様々なラミネートがこれ一台で加工できます。
合計6本のローラーを搭載する明光商会のラミネーターです。100ミクロンから250ミクロンまでのフィルムが加工でき、厚さに応じて処理の速度を6段階に調整できます。
1500mm/分というハイスピードで、ラミネートを美しく仕上げられるのがメリットです。ラミネートの品質を追求したい方、多機能を持つ機種を希望する方におすすめです。
ラミネーターはカードや展示物などにフィルムを貼る機械で、用紙をキレイな状態のまま長持ちさせることができます。ラミネーターを選ぶ際には、加工できるサイズやフィルムの厚さ、構造や機能に注目しましょう。
加工できるサイズはA3・A4・はがきの3種類で、様々なサイズをラミネート加工する予定なら、より大きなサイズに対応している製品がおすすめです。
また、ラミネートの仕上がりにこだわる場合は、ローラーの数や温度調節機能もチェックしておきましょう。作業効率を重視したいのなら、ウォームアップの時間やラミネートの速度を確認しておくことが大切です。
目的に合った機種を選び、身の回りの用紙の保護に活用しましょう。