最後に漬物を美味しいと感じたのはいつですか? 漬物文化と魅力を伝え続ける。漬物専門店店主・柳沢博幸
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おしりふきは、赤ちゃんのおむつ替えで数年使用することになる必需品の一つです。おしりふきにはサイズ・厚さの違うタイプやトイレに流せるものなど多くの商品があります。
ここでは2021年現在、おすすめのおしりふきを10種類紹介します。
おしりふきはその名の通り、赤ちゃんのおむつを替える際におしりを拭き取るシートです。おしりふきは水分を含んだウェットタイプが主流ですが、中にはドライタイプも存在します。
おしりふきと似たものとしてはウェットティッシュがありますが、ウェットティッシュをおしりふきとして代用することはできません。これは、ウェットティッシュは乳幼児以外の健常な皮膚への使用を目的としているのに対し、おしりふきは大人の約半分の厚みしかない、刺激に弱い乳幼児の皮膚への使用を目的としているためです。
また、多くのウェットティッシュは雑貨扱いであるのに対し、おしりふきは薬機法上の化粧品類に該当し、使用する薬剤に関してもウェットティッシュと比べて厳しい基準をクリアしているという違いもあります。
なお、赤ちゃんの体を拭くものとしては、おしりふき以外にも手口拭きがあります。おしりふきと手口拭きに関しては赤ちゃん用であれば、成分にはさほど違いのないケースがほとんどですが、メーカーによっては、配合成分が異なる場合もあるため、代用する際には注意しましょう。
おしりふきの選び方には4つのポイントがあります。それぞれ簡単に確認していきましょう。
おしりふきには薄手と厚手の2種類があります。薄手と厚手はどちらか一つを選ぶというよりは、おしっこには薄手、ウンチには厚手など用途によって使い分けるのがおすすめです。
薄手のおしりふきは大容量で低価格のものが多く、コストパフォーマンスに優れています。中には1枚当たり1円を切るものもあるため、手軽に使えるのがメリットです。
ただし、厚手のものに比べると、拭う力が弱く、2~3枚まとめて出てきやすいといったデメリットもあります。
厚手のおしりふきは丈夫で、汚れを擦らず1枚で拭き取ることも可能です。何度も擦る必要がないので、肌の弱い赤ちゃんでも問題なく使用できるというメリットがあります。 また、適度な厚みがあるため、ウンチが染みる心配もありません。
ただし、薄手のものに比べると枚数が少なく、コストパフォーマンスがそこまで良くはないといったデメリットもあります。
おしりふきのサイズはメーカーや製品によって異なり、コンパクトサイズ・普通サイズ・大判サイズに分けられます。
コンパクトサイズは小さめのサイズのため、お出かけ用として携帯するのに最適です。
普通サイズはウンチが硬め~普通の子におすすめです。大判サイズはウンチが軟らかい子や量の多い子でも1枚で拭き取ることができるのが魅力です。特に軟便の赤ちゃんにおすすめです。
おしりふきにはケースがあるものと袋のまま使用するものの2種類があります。これらは状況に合わせて使い分けるのがおすすめです。
ケース付きのおしりふきは使ったあとにしっかり密閉できるため、シートの乾燥を防ぐことができます。また、片手で開け閉めができるため、おむつ替えの際には非常に便利です。
チャイルドロック機能のついたケース付きおしりふきを選べば、赤ちゃんのいたずらを防ぐことも可能です。ケース付きおしりふきは袋タイプより割高ですが、一度購入すればその後は詰め替えの袋タイプを購入するだけで済みます。
詰め替えの袋タイプは通常の袋タイプと価格もほぼ変わらないため、特に家の中で使うなら使い勝手の良いケース付きおしりふきを選ぶと良いでしょう。
袋タイプのおしりふきはちょうどウェットティッシュのような見た目です。特にコンパクトな袋タイプは外出用に便利でしょう。ケース付きおしりふきより価格が控えめでコストパフォーマンスに優れるのもメリットです。
ただし、そのまま使用していると中身のシートの乾燥が気になる場合もあります。その際は、取り出し口に取り付けられる別売りのフタや、おしりふきが内蔵できるおむつポーチを利用するのもおすすめです。
赤ちゃんのおしりふきは99%以上が水分という成分構成のものが主流です。そのほかに、保湿剤や殺菌剤、界面活性剤、防腐剤などが配合されているケースもあります。
成分については赤ちゃんの肌の状態に合わせて選んでみると良いでしょう。
おしりふきにはヒアルロン酸や桃の葉エキスなどの保湿剤が入ったものもあります。おしりふきはどれも赤ちゃんの肌に優しく作られていますが、乾燥肌や敏感肌の子にはこうした保湿剤入りのおしりふきを使用するのもおすすめです。
おしりふきには通常の化粧品表示のもの以外にも、医薬部外品表示のついた、より肌に優しいタイプもあります。医薬部外品表示のおしりふきには皮膚保護剤などの有効成分が配合されたものもあり、かぶれやすい肌の子におすすめです。
また、おしりふきには殺菌剤や界面活性剤、防腐剤が含まれているものもあるため、デリケートな子に使用する際は、こうした成分にも注意しておくと良いでしょう。
赤ちゃんが成長するにつれてウンチは次第に固くなっていくため、おしりふきをトイレに流す必要があります。特にトイレトレーニングの子の場合は、トイレットペーパーではきれいに汚れを拭き取れないこともあるため、トイレに流せるおしりふきを活用するのがおすすめです。
ただし、トイレに流せるおしりふきは強く拭くと破れてしまうことがあるため、汚れによっては厚手タイプと使い分ける必要があります。
ここでは、数あるおしりふきの中でもおすすめの商品を10種類紹介していきます。「どのおしりふきを選べばいいのかわからない」という方はぜひ参考にしてみてください。
99.9%純水、保湿剤としてヒアルロン酸も配合した、肌に優しい袋タイプのおしりふきです。パラベンやアルコール、香料、PG(プロピレングリコール)も不使用なため、肌への安全性を重視する方におすすめです。
サイズや厚さはオーソドックスなため、普段使いにおすすめです。
カシミヤのような柔らか素材を使用した、トイレに流せるタイプのおしりふきです。ケース付きの本体に詰め替えて使用できます。純水99%使用、薬液に自然由来の成分を配合し、アルコールや香料、パラベン、PGは無配合と、肌に優しい設計です。
3層構造のシートが汚れに馴染みやすく、トイレにそのまま流せるため、トイレトレーニング中の子におすすめの商品です。
こちらはカシミヤのような柔らか素材を使用したおしりふきです。成分も純水を99%配合しており、パラベンフリー、ノンアルコール、無香料と肌に優しい処方なのが特徴です。
大きさや厚さもスタンダードなタイプなので、別売りのケース付きを一度購入しておけば、家の中での普段使いに便利でしょう。
いないいないばあっ赤ちゃんのおしりふき 80枚×8個パック
袋タイプでシートが厚手のおしりふきです。ノンアルコール、無香料で、保湿成分である桃の葉エキスを配合しており、乾燥肌の赤ちゃんにもおすすめです。
シートの大きさは普通サイズなので、日常的に使える厚手の丈夫なおしりふきを探している方はこちらを選ぶと良いでしょう。
トイレに流せる普通サイズのおしりふきです。やや厚手で凸凹のエンボス加工が施されているなど、汚れが落としやすいよう、配慮されています。
無香料、ノンアルコールで天然保湿成分のハマメリス葉エキスを配合しているため、乾燥肌の子にもおすすめです。
99.9%が純水、保湿成分にヒアルロン酸を配合した、袋タイプのおしりふきです。パラベンやアルコール、香料、PGは不使用なため、敏感肌の子にも安心の商品です。
箱や袋にはディズニーのトイ・ストーリーのキャラクターがあしらわれており、出しっぱなしにしていてもかわいいパッケージです。なにかと忙しい育児中も好きなキャラクターで癒されたいという方にもおすすめです。
厚手で汚れを絡め取りやすい、袋タイプのおしりふきです。成分は肌と同じ弱酸性で、肌に優しい独自のローションも配合されています。
さらに皮膚科医の監修も受けているため、デリケートな肌の赤ちゃんでも安心して使用できる商品です。
厚手で大判サイズの、袋タイプのおしりふきです。成分は99.9%が純水、保湿剤のヒアルロン酸を配合しており、パラベンやアルコール、香料、PGといった刺激になる成分を使用していない商品です。
厚手で大判サイズのため、ウンチが軟らかい子のおむつ替えに便利です。
厚手のシートに細かなくぼみがついたおしりふきです。するする拭き取りローションが配合されており、こびりついた汚れもスムーズに落とせます。
成分は肌と同じ弱酸性で、無香料、ノンアルコールと肌への負担も低減されています。別売りのケース付きを購入して詰め替えればおむつ替えも楽にできます。
普通サイズの、袋タイプのおしりふきです。成分は99.9%が純水で、さらに保湿剤のヒアルロン酸を配合することでデリケートな肌を守ります。
パラベンやアルコール、香料、PGといった刺激成分は不使用のため、敏感肌の子にもおすすめです。
ここからはおしりふきと一緒に用意しておくと便利なグッズを3つ紹介します。
いずれの商品も育児のストレスを軽減してくれるものばかりなので、気になる商品は実際に手に取ってみるのもおすすめです。
袋タイプのウェットシートの取り出し口に取り付けられるフタです。繰り返し貼って剥がせるタイプで、一度購入すれば、長く使用できます。
トイレトレーニング用のシートです。おまるに敷いたシートがおしっこで濡れるとトーマスの絵柄が浮かび上がる仕組みで、楽しくトイレ習慣を身に付けられます。
使い終わったおむつを入れるゴミ箱です。おむつは燃えるゴミの日に回収してもらえますが、燃えるゴミの日は週2回しかありません。それまでは自宅で保管することになります。
おむつ用のゴミ箱はにおい漏れを防ぐパッキンや、ゴミの移し替えがしやすい中バケツがついているなど機能性に優れており、おむつを処理するストレスも軽減してくれます。
おしりふきの正しい使用方法は男の子と女の子で異なります。男の子の場合は、まず排尿部を拭き取り、その後、おちんちんの裏側や足の付け根をきれいにして最後に肛門を拭き取ります。
女の子の場合は、ウンチの菌が尿道などに入り込むと細菌感染の危険性があるため、必ず前から後ろに向かって拭き取ります。割れ目にウンチが入り込んでいるときにはぬるま湯で洗ってあげると良いでしょう。
なお、汚れがこびりついているときにはおしりふきやコットンをぬるま湯に浸してから肌に当て、ふやかしてから拭くのが基本です。それでも汚れが落ちない場合にはぬるま湯で洗うようにしましょう。
おむつをしていると、ときにはかぶれてしまうこともあります。おむつ替えの際に痛がって泣いたり、おむつが当たる部分が広範囲に赤くなっていたり、赤い湿疹ができていたりすると、おむつかぶれの可能性があるため、注意してください。
もし、おむつかぶれをしてしまったら、普段より頻繁におむつを替えたり、お風呂のときに刺激を与えたりしないよう、泡立てたボディソープを手に取って優しく短時間で洗うといった対処法が有効です。また、おしりをきれいにした後は、赤ちゃん用の保湿剤を塗って肌のバリア機能を高めると良いでしょう。
なお、おむつかぶれの症状がひどい場合、細菌や真菌に感染している可能性も考えられます。ときには病気が原因でおむつかぶれしてしまうこともあるため、炎症がひどい場合やなかなか改善されないケースでは、医療機関の受診をおすすめします。
おしりふきを選ぶときは、厚みやサイズ、ケースの有無、肌への影響など、選び方のポイントを押さえたうえで、実際に数種類を試してみて気に入ったものを使い続けるのがおすすめです。
また、赤ちゃんの肌はデリケートなため、かぶれないように注意しましょう。症状がひどい場合は早めに医療機関に相談するようにしてください。